比良山系       武奈ケ岳 (1214m) 2007・3・7 10名

比良駅8:42 インタニ口9:16 青ガレ10:15 金糞峠10:46 中峠11:47 ワサビ峠12:34/13:05 
武奈ケ岳13:34/13:54 イブルキのコバ14:45 ロープウェイ跡15:16 大山口16:23/30
インタニ口16:40


今年の春の18切符は、20周年記念で8000円(普通は11500円)と知って早速計画を立てる。昨年8月末の暑い折にも出かけたが、今回は冬の武奈に行く事にする。王寺を6:32の電車に乗って、比良駅8:42着 タクシーは予約していたが1台しかなく、10名を2回に分けて、インタニ口まで運ぶ。暖かかった今年の冬もここ2,3日は寒気団が訪れていて、真冬の気候です。歩き始めるとやはり暑く上着はザックの中に仕舞う。

  
青ガレ 金糞峠からの琵琶湖

青ガレからは大きな岩の急坂を登っていくと、風通しの強い、見晴らしの良い金糞峠に着く。琵琶湖や周りの山々が綺麗に見渡せます。それから先は、ヨキトウゲ谷を何回も渡渉を繰り返しながら進みます。雪解けで水嵩が多く、凍っている所もあり、慎重に進みます。何とか誰もはまらずに中峠に到着です。

渡渉を繰り返します 中峠

2日ほど前に積もった雪の下はアイスバーンになっていますのでアイゼンを装着して進みます。家を出る時には雪はほとんど期待していませんでしたが、念のためにと思ってザックに入れてきたアイゼンが今日は多いに役に立ちました。ワサビ峠にはやっと着いたという気分でした。広々としていて風も無くお日さんもあたって、気分良く昼食です。

ワサビ峠 西南稜

西南稜に出ると展望が開け、、コヤマノ岳の北斜面が樹氷になっているのが見えます。今までの疲れがいっぺんに吹き飛んでしまうような眺めです。頂上近くになると、目の前の北斜面が一面の樹氷の林です。山頂はもちろん私達の貸切です。今回10人のメンバーのうちで、今日始めてこのコースに登る人が6人もいて、素晴らしい景色が見られて、大満足のようでした。

樹氷 山頂近くの北斜面の樹氷
武奈ケ岳山頂 イブルキのコバ近くのブナ林

山頂から急坂の階段を下ります。イブルキのコバまでは、雪が多くてルートがわかり難く、皆でテープを探しながら慎重に下っていきます。天気が良かったのでテープが見つけやすかったので助かりましたが、昨年山仲間がこの山で遭難しましたので、ロープウェイ跡まで来た時はほっとしました。ここからは雪はほとんどありませんでした。しかしダケ道は見晴らしもなく黙々と長い道のりでした。大山口の沢で靴とスパッツを洗って綺麗になって、又2回に分かれてタクシーで比良駅に出ました。

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