花山行   
高尾山
(599m)角田山(481.7m) 樋曾山(296.7m) 
                                      車中3泊         2006/4/5-4/8                              

ムーンライトながら東京4:42ーJR高尾ーバス大下登山口ー小仏峠ー景信山ー城山ー高尾山ー京王高尾山口
新宿ムーンライトえちご23:09ー新潟4:51ーJR巻ータクシー角田岬ー桜尾根ー角田山ー五か辻ー樋曾山ー五か辻 ータクシー新潟ー高速夜行バスー大阪

新ハイキングの花に大変詳しいリーダーの花山行に参加させていただきました。「高尾山はスミレの山だ。歩けばあちこちでスミレたちに出会える。」綺麗なスミレの花の写真のポスターに書かれた言葉です。

ナガバノスミレサイシン アカフタチツボスミレ ナガハシスミレ(天狗スミレ)
オトメスミレ シロバナウスバサイシン エイザンスミレ

高尾山ではスミレ類を主に観察しました。高尾駅でバスの発車まで1時間あり朝食を取ったり昼弁当の買出しをしました。大下登山口から歩き始めます。こけ沢梅林を見ながらこけ沢に沿って登っていきます。アブラチャンが沢山咲いています。お目当てのネコノメソウやスミレ類も次から次と現れます。皆大喜びで観察したり、写真を撮ったりで中々前に進みません。
ヤマネコノメソウ ハナネコノメソウ ヨゴレネコノメソウ
ヒトリシズカ ウラシマソウ ミミガタテンナンショウ

小仏峠からはハイカーにも会います。景信山からは富士山も見えました。時間は有り余るほどあるのでたっぷりの昼食時間です。ビジターセンターのある山頂では沢山のハイカーが休んでいます。

   
景信山からの富士山 高尾山から新宿方面

タカオスミレのある所を聞きましたが、まだ開花していないとの事でした。でもお店の前に置かれた鉢で、咲いているタカオスミレを見ることが出来ました。

ヤマルリソウ ニリンソウ ヤマエンゴサク
ハシリドコロ ウグイスカグラ タカオスミレ(栽培)

夜行の「えちご」までたっぷりと時間があるのでJR吉祥寺駅から京王高井戸に出ました。駅の近くの「美しの湯」の温泉で入浴と夕食を済ませました。明日の朝食と昼食の買出しもしました。京王線とJRで新宿に出ました。ムーンライト「えちご」で2泊目の移動で新潟に行きました。

新潟からJRで巻駅に出て、タクシーで登山口の桜尾根に行きます。30分ほど登ると、ぼつぼつとオオミスミソウが出てきました。しかし早朝で太陽を浴びていませんので、開花していません。カタクリも出てきましたが、開花していません。キクザキイチゲの蕾を見つけて、息を吹きかけて開花を促しますが、思うようになりません。

ミチノクエンゴサク (キクバ)オウレン コシノカンアオイ
キバナノアマナ ナニワズ イヌブナの新芽

そのうち斜面一面のカタクリです。北斜面、南斜面関係なしで、カタクリ、雪割り草、キクザキイチゲで皆の気持ちは絶好調です。角田山の山頂は平らで広く見晴らしも抜群です。色々の方面からの登山者がたくさんいます。

角田山頂 山頂より日本海 広い山頂
両面カタクリの道 カタクリ
カタクリ オオミスミソウ

五か辻の駐車場まで下ります。その前から樋曾山の登り口です。30分も登ると花畑です。右に進むと角田山以上のカタクリと雪割り草、キクザキイチゲがびっしりです。
キクザキイチゲ キクザキイチゲ 白いカタクリ
オオミスミソウ オオミスミソウ コシノコバイモ

引き返して左にどんどん進むと樋曽山の山頂に着きます。標識もなく三角点のみがあります。引き換えして元の花畑で充分堪能するまで時間をつぶします。探していたコシノコバイモも駐車場の直ぐ手前でリーダーが見つけました。もう何も思い残すことはありません。予約していたタクシーに早めに来て貰い、「じょんのび館」で温泉と夕食をゆっくりとって、新潟に戻り、高速の夜行バスで大阪に戻りました。

車中のみの3泊で中高年にとっては、ハードな行程でしたが、朝早くから夕方まで時間はたっぷりとあり、花の観察をするには十分すぎるくらいでした。沢山の花に出会えて大満足でした。

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