丹沢  
 鍋割山(1272.5m) 塔の岳(1490.8m) 丹沢山(1567.1m) 蛭ケ岳(1672.7m)
                 2008/5/21・22  晴れ 4人


5/20 八木22:15発夜行バス 5/21新宿6:15着 小田急渋沢駅着
大倉バス停8:36−県民の森分岐10:00−二股10:11−後沢乗越11:17−鍋割山12:40/13:20−小丸13:41−塔ノ岳14:56 尊仏山荘泊
5/22 山荘6:00−丹沢山7:20/35ー不動の峰8:33−棚沢の頭8:49−鬼ケ岩9:11ー蛭ケ岳9:55/10:15 ー地蔵平11:07−原小屋平11:19−姫次11:38/12:20 ー青根分岐13;22ー青根14:15−バス15:13−やまなみ温泉―藤野ー高尾京王線ー新宿23:15発夜行バス

丹沢は今回3回目ですがツツジの季節に来ることにしました。夜行バスでの睡眠不足はやはり応えます。二股までは起伏のないのが助かります。二股からは沢沿いの道を何度か渡渉しながら歩きます。

タカトウダイ 二股 クワガタソウ

後沢乗越からはぐんぐんと登っていきます。空木や山ツツジ、東国ミツバツツジなどが新緑の中で際立っています。アセビととげのあるメギ(コトリトマラズ)の木が両側からせまってくると展望の良い鍋割山に到着です。鍋焼きうどんの幟が食欲を引き付けますが、手持ちを減らす為に我慢をします。

乗越の沢を行く 新緑の道 東国ミツバツツジ
メギとアセビの道 メギ(コトリトマラズ) 鍋割山荘

山頂では各方面から来た人が休んでいます。1本のシロヤシオが満開です。ゆっくりと休憩を取った後出発です。シロカネソウがあちこちで咲いています。鹿も2匹草を食んでいます。見覚えのある尊仏山荘のある塔ノ岳山頂です。今日はここで宿泊です。私達以外8人が泊まっていました。

東国ミツバツツジ シロヤシオ シロカネソウ
フデリンドウ 尊仏山荘 ワチガイソウ

22日 朝4時半、塔の岳世界チャンピオン2702回目の到着を皆で出迎えました。サラリーマンの男性で会社に行かない時に、ボッカをしながら、ボッカのない時でもただ登るだけで日によっては3回も登る事もあるそうです。

塔の岳世界チャンピオン 塔の岳山頂 丹沢山へ

丁度出た所の朝日と富士山の近くに沈みかかった満月を撮影しておでん付きの朝食です。丹沢山への道はシロヤシオの道ですが、残念ながら2分咲きといったところです。シロヤシオとミツバツツジと富士山と揃えば素晴らしい写真になるところでしたが1週間ほど早いようでした。

シロヤシオの道 富士の展望
鬼ケ岩 山桜

笹原にブナ等の新緑、山桜も満開です。丹沢山から急坂を下り、又歩きやすい展望の良い道を進んで行きます。コイワサクラがまだあちこちで残っていて楽しませてくれます。鬼ケ岩の所は又最高のビューポイントです。

山桜 コイワサクラ ブナの新緑
蛭ケ岳山頂 キクザキイチゲ 姫次からの蛭ケ岳と唐松

蛭が岳山頂のおじさんはのんびり犬とお昼寝中でした。今回は膝の調子があまりよくなく、それに展望や花が素晴らしくコースタイムより大分オーバーをした歩き方をしてしまいました。焼山を通って西野々まで歩きかったのですが、一番短い青根に降りることにしました。気持ちのよい雑木林の道で沢の音が聞こえるようになると林道に出ます。結構長い林道を歩くと東野の町に出ます。1時間半ほどバスの待ち時間がありましたが、やまなみ温泉でゆっくりと汗を流して時間をつぶし、JRの藤野から高尾に出て、京王線で新宿に戻り夜行バスで帰ってきました。往復夜行山中1泊の行程は中年には少し厳しいでしたが、最高の天気に恵まれて沢山の花に出会えて満足でした。
 
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