泉北   槙尾山 自然観察ハイク(晴れ) 新ハイキングクラブ20名 
                601m                       2005/11/26

かって入会していた、新ハイのリーダーに声を掛けていただき、槙尾山に自然観察に行ってきました。初めて乗る泉北高速鉄道の終点の和泉中央駅に集合する。タクシーで登山口の施福寺の麓まで行く。(3300円)

施福寺 岩湧山

 自己紹介の後出発するが、近くの広場のかえで類やフウ(カエデの葉と似ているがマンサク科)等で早くも詳しい講義(?)が始まり停滞する。まずイズセンリョウ、ルリミノキを見る為に脇道に入ってから、西国33か寺の背福寺の長い階段を登っていく。

イズセンリョウ ルリミノキ サツマイナモリ

本日一番期待されていたサツマイナモリが道脇に沢山咲いている。寺の崖にツメレンゲが沢山生えているが、すでに咲き終わった後で残念である。結構厳しい急坂を登り、大きな岩の上に出る。(蔵岩)岩登りの練習をする所のようで一人練習をしている人がいる。

蔵岩で岩登りの練習をしている人 槙尾山(捨身ケ岳)

ここで昼食となる。近くの岩湧山から金剛、葛城、二上山が遠くに見える。崖下には、たわわに実をつけた玉ミズキが見られる。槙尾山の頂上の捨身ケ岳では時間がたっぷりあるので、リーダーから国家試験に準ずる「緑・花文化の知識認定試験」の問題が披露される。皆さんの博学ぶりに感心する。つる性の葉でキジョラン(鬼女乱)の説明がある。蘭の一種かと思うと種がはじけて、白い毛が鬼女のようだと説明があると、誰かが種を見つけてきて皆で納得して、カメラに納める

カギカズラ ヤマアイ(昔は染料とした) キジョランの葉と種

ナンキンナナカマドは托葉にえりまきが付いているのが特徴である。黄葉になった3枚葉のタカノツメはあちこちで見られて,芽が鷹の爪になっている。ダンコウバイの葉はハートの形が多い等、特徴や見分け方を教えてもらう。はたして次回までいくつ頭に残っていて見分けられることやら、あまり自信がない。樹木はまだまだ勉強しなければならないが、まあぼちぼちと行こう。5つ辻からぐるっと廻って、元の駐車場に戻ってきました。

マルバノホロシ(ヒヨドリジョウゴとの
違い無毛、切れ込みなし)
タカノツメ(脇の芽が鷹の爪の様) イズミカンアオイ(花の筒が長い)
アカネの実 ジュズネノキ(オオアリドオシ)とげあり ケンポナシの実
キズタ ナンキンナナカマド シラキ
シロダモ タラヨウ(葉書の木葉裏に字が書ける) ウラジロノキ(実はあまずっぱい)

 花のアルバムに戻る   山行記に戻る   トップページに戻る