苗場山 2145m   2005.6.27

山の仲間16人で野沢温泉湯治の旅に参加しました。バスを一日チャーターして苗場山に登山してきました。梅雨時の事で雨は覚悟していましたが、関西では水不足が言われているのに、生憎と長野と新潟の県境にある苗場山では小雨の一日でした。

117号線から405号線に入ると、道は曲がりくねった坂道でスピードをあげる事が出来ず、時間がかかって、やっと小赤沢の分岐になる。3合目の登山口まで車で入れる予定が間違って早めに下車してしまう。20分歩いてやっと3合目登山口に着く。30台ほど停めれる駐車場にはトイレも設置されている。

樹林帯を登っていくと、4合目でおいしい水が流れていて、ほっと一息を入れる。蒸し暑い日で小さい「ブヨ」のような虫が沢山うよめいている。皆被害をうけて、翌日は腫上った耳や目の顔の者が見られた。6合目あたりから、岩の多い道になるが、サンカヨウ、キヌガサソウ、シラネアオイ、ツバメオモト、ムラサキヤシオ、イワカガミ、ズダヤクシュ、ゴゼンタチバナ、ミツバオウレン、ミゾホオズキ、マイズルソウ、イワナシ などが次から次と現われて楽しませてくれる。

    9合目の台地 木道と チングルマ    ゴゼンタチバナとイワカガミ

8合目を過ぎて、ちょっと登ると平らな台地に出て、景色が一変する。 木道が引かれて、池塘があちこちに見られ、チングルマやイワウチワ、ワタスゲ等の花畑が一面に広がる。残念ながらガスっていて見晴らしが悪いが、それが又幻想的な雰囲気をかもし出している。結構永い雪渓を渡ったり、岩の間を通ったり、木道を歩いたりしながら、山頂ヒュッテから遊仙閣に着くと、裏側に愛想のない山頂の三角点がある。

        霧の中の 苗場山頂             シラネアオイ

小屋で少し休憩をしてから、来た道を引き返して、3合目のバスが待っている所まで下る。駐車場には手がしびれそうな水が流れていて、ドロドロになった、靴やカッパを洗ってから帰路につく。

野沢温泉8:00ー3合目駐車場10:25ー4合目10:50ー5合目11:14ー6合目11:38ー7合目-11:50/12:05ー8合目12:24ー苗場山13:13/20−3合目15:15

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