六甲縦走   40k  2005.3.27

六甲全縦を誘われました。56k 私にはとても歩けそうにありません。しかし歩けるだけ歩いて途中で、やめればいいかなと思いました。昭文社の地図の手引書を見ると、菊水山駅から40kのコースが書いてありました。ここからなら、コースの通り道ですから、先に歩いていたら後ろから追いついてもらえるだろうと思いました。
一緒に行く予定のkさんが取りやめになり、1人ですから4時に目覚ましで起こされて、用意が出来たので4:50頃に家を出ました。阪急梅田を6:10の電車に乗りました。窓から朝日が輝いて晴天が予想されます。新開地で神戸電鉄に乗り換えて鵯越駅から歩き始めました。車道歩きです。菊水山駅の下を通りかかると、「この駅は3月26日で廃止になりました」と看板が出ていました。手引書で読んだ時は菊水山駅からの出発でしたが、この駅は特定電車のみ停車と書かれていました。ここからだと30分少なくてすみます。しかし乗った電車は止まらないので、鵯越駅から歩き始めました。昨日で廃止になっていたなんて、予定していたら大変になっていました。
     
歩き始めの車道歩きからの菊水山    いきなりの菊水山の登り       菊水山山頂

車道歩きが終わるといきなりの菊水山の登りはもう大変です。頂上にはすでに、5人ほどの人が休んでいました。地元の人が「どこまで行くのですか?」と聞かれ「宝塚までです。」と勇ましく答えるたものの、はたして行けるだろうかと少し不安がよぎります。おにぎりを半分食べて出発です。いったん下まで下り、有馬街道の橋を渡って、又鍋蓋山まで登り返しです。歩くのに少し慣れてきたのか、ここは楽に登れました。市が原に来ると、新神戸から登ってくる人達で賑わっています。ここから摩耶山までの登りは、又大変です。山頂で昼ご飯にしました。
     
      鍋蓋山山頂    鍋蓋山から見た菊水山      摩耶山からの六甲山

持参のアミノサン飲料が少なくなっていましたので、ポカリを一本購入しました。アゴニー坂を下った辺で一人の男性と六甲山頂まで一緒に歩きました。記念碑台の所から、間違って車道を歩いてしまいました。、地図を確認すると、ゴルフ場の中を通る道を歩かなければいけなかったのです。だらだらと排ガスを受けながら嫌な車道歩きはとても疲れました。凌雲台を通って六甲山頂まではとても永く感じられました。山頂で芦屋に出られる男性と別れた後、宝塚からやってきた友人に会いました。ほっとするひと時でした。東六甲縦走路の入り口に「宝塚まで12k」の看板がありました。ここから先は塩尾寺までだれにも会いません。
     
   東六甲縦走路の入り口       最後の登り      ほっとする標識

雑木林の中で、天気も悪くなってきて孤独との戦いでした。大平山の所で私設看板に惑わされて、少し無駄足をしてしまいました。夕方近くになってきていましたので縦走路に戻れた時はほっとしました。一週間前に赤子谷から登った縦走路に来た時は、もう大丈夫と思いました。塩尾寺の下の駐車場で「神戸ヒヨコ登山会」の人達がいました。この人達も今日縦走大会をしていましたので、もう着いたのかと聞いてみました。新神戸からの半縦の人達で塩屋からの人はまだとの事でした。半縦の人が表彰状をもらっているのを、聞くと私の縦走もすごかったんだなと、自画自賛の気持ちになりました。宝塚に6時前の明るいうちに到着しました。家に帰ってきて1時間程してから、電話がありました。須磨から出発した、山仲間の男性3人が今帰ってきたそうです。 それにしても56kすごいですね。   私の40k 10時間半も、もう精一杯でしたが、大満足の一日でした。

鵯越駅7:22ー菊水山駅7:46ー菊水山8:22/8:27ー天王吊橋8:52ー鍋蓋山9:19/9:25ー大竜寺9:52ー桜茶屋10:08ー摩耶山11:50/11:56ー丁字ケ辻12:56ー凌雲台13:42ー六甲山14:30/14:40ー東六甲縦走路15:00ー大平山16:16ー大谷乗越16:26ー塩尾寺17:12ー宝塚駅17:45


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