「マレーシアから日本の皆様へ マレーシア情報 INTRAASIA INFO NET」のサイト(http://www.big.or.jp/~aochan/index.html)では、マレーシアの新聞記事から、いろいろな情報を翻訳して掲載しています。目次の3「新聞記事から」では入れるのですが、マレーシアでの森林伐採や先住民の動きについての記事も載せられています。ただし、毎日記事が追加されるの膨大な量ですので、すべてを見るのには時間がかかります。日本語の情報としては、とても貴重なものですので、森林伐採や先住民の動きに関する記事だけをこのページに転載いたします。マレーシア情報の制作者のかたからは、転載についての許可をいただきました。(米澤)
このページの目次(各記事の見出しをクリックすれば目次に戻れます。)
サバ州の巨大開発の変化(2002年12月30日) |
| サバ州東部のKalabakan森林地帯、35万ヘクタールを開発して製紙工場を設立するプロジェクトに伴って、中国と結んだUS$10億に上る合弁企業契約は取り消した、と州政府が発表。契約を見直した結果、州に不利になっているので取り消したと、州首相は説明。ただ州はその地帯での産業用樹木植林プログラムは続けると語り、「Kalabakan森林地帯の蹂躙は今に始まったことではない。35年前ぐらいに始まっていた。」 「州開発公社のYayasanSabahはプロジェクトを完全に放棄はできない。」 (Intraasia注:森林地帯が許可なく伐採されて環境に影響を与えている報告と訴えは、NGOや新聞が以前から訴えていました。) |
ハーブ種450種を並べた植木会社(2002年12月30日) |
| クアラルンプール郊外のSungai Buloh通りにある植木会社には、450種以上の薬用ハーブ植物が揃っています。「それぞれが違った治療効果を持つものです。」とオーナーのH.P.Tan 氏は語る。氏は今でも毎週ジャングルに入って、新しいハーブ植物を探しているとのことです。鉢植えのハーブは大体RM8で売られています。 Pandarosa Garden 0-12-3039914 |
パームオイル農園開発はオランウータンを殺すとのキャンペーン(2002年12月23日) |
| パームオイルを買うとオランウータンを殺すことになる、という外国のNGOが行っているキャンペーンは、実はライバル産業界がその裏にある、とマレーシアパームオイル評議会が主張しています。競争のためにマレーシアのパームオイル産業への圧力がある、なぜなら大豆や向日葵のなどのために新規プランテーション開発する土地は限られているからだ、と。これはライバル産業が世界的にマレーシアのパームオイル産業と競争していくためにNGOによって行われている新しい形のキャンペーンだ、とパームオイル評議会の議長。 一次産業大臣は、この汚いキャンペーンはヨーロッパでテレビで広められていくだろう、NGOはサラワクのジャングルを切り開いてオイルパーム農園を作るのはオランウータンを殺すことだと決めつけている、とこういったキャンペーンを批判しています。 (「世界の森を守れ」作成者の注:マレーシアパームオイル評議会の主張には同意できませんが、このような主張もあるのは事実ですので、ここに掲載しています。) |
未成熟のオイルパームでRM12億の損失(2002年12月22日) |
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未成熟のオイルパームを抽出することで、パームオイル産業は年間RM12億を損失している、と、マレーシア・パームオイル評議会の事務局長が述べています。小規模のプランテーションやオイルパーム保有者が知識不足のために未成熟のオイルパームをパームオイル工場に売ることがよくある、パームオイル業者は未成熟のオイルパームを買わないようにその職分を果たすべきである、小規模日栽培者に若すぎるパームを取らないように伝えるべきだ、と。 |
サラワクの開発(2002年12月20日) |
| サラワクのビントゥル新空港のオープン儀式に出席したマハティール首相は、サラワク州の巨大産業プロジェクトの設定に承認を表明しました。これはRM60億をかけて現在建設中のBakun水力発電ダムが完成すれば、膨大な電力が生み出されるからです。大電力を消費する産業がサラワク州に出来上がるのを期待していると首相は述べ、「2007年までにバクンは、全東マレーシア向けに電力を発電しはじめる。我々は大電力消費産業を呼びたい。」 サバとサラワクで必要なのは1100MWしかないのに、バクンが生み出す2電力は400MWだ、として多くの外国グループがバクン開発を止めさせようとしたが、我われはそういうグループには影響を受けない。なぜなら電力を必要とする大投資業を呼び込めることを我々は知っているからだ、とマハティール首相は語る。 尚新空港は来年から使用されるとのことです。 (Intraasia注:バクンダム開発は典型的巨大開発ですが、半島部からはまことよくわからない開発です。) |
サラワク州でのツバメの巣採取(2002年12月14日) |
| サラワク州では、ツバメの巣採取を制限する森林局の維持プログラム実施によって、アナツバメの生息数がぐうっと増えました。研究者のDr.Limによれば、Baram地方の洞窟の穴ツバメ数は、1997年の2800匹ほどから今年は6200匹に増えました。別の洞窟でも生息数が増えた観測結果が出ています。ツバメの巣管理維持プログラムを取り入れたのは1998年で、1月か4月までは採取が禁止されています。 氏によれば取り放題の行為が何年も続いたので、ツバメの巣採取量が劇的に減ったのです。Niah洞窟では1935年には200万匹いたが、96年には20万匹に落ち、今年は65000匹に減ったと博士。そこでNiah洞窟に4ヶ月の採取禁止期間を、森林局は今年取り入れました。 |
サラワク州は国際空港を3箇所持つことになる(2002年12月11日) |
| サラワク州ではビントゥルで新空港が完成します、さらに来年6月には工事中のミリ空港拡張工事が終ります。そうすればクチン国際空港に加えて計3つの国際空港がサラワク州にできることになります。両空港の開発を請け負っている会社Ekranは工事は1年ぐらい予定より早く完成したと述べています。両空港の発展予算はRM6億です。 (Intraasia注:サラワクで力を振るう地元大企業がEkranです) |
サラワクのイバン族の墓地を狙った墓泥棒(2002年11月25日) |
| サラワク州のSibu地方に住むイバン族の複数の埋葬地では墓泥棒が暗躍しており、先週は31の墓が被害に遭いました。墓泥棒は、埋葬された棺桶を開けていっしょに埋められている宝石などの貴金属類を盗み出すのです。この地方にはイバン族のロングハウスがたくさん存在して、埋葬地を共有しています。イバン族の慣習では、貴金属品を死者といっしょに埋葬するのです。この墓泥棒一味は、この半年に40箇所の墓地を襲ったそうです。警察はすでに7人の被疑者を逮捕しました |
あるダイバーは訴える(2002年11月19日) |
| Tioman島, Redang島 ,
Perhentian島どれもその人気の良さ自身によって苦しんでいる。私は雨季の始まる直前、マレーシアネイチャーソサイエティーと自然を心配する2,3の島のロッジ主からの招待で、Redang島を訪れた。その理由は島の過剰開発、自然資源の過剰使用を明るみにだし、島の豊かな生物多様性を評価することである。島のPasirPanjangに最初にリゾートができたのは1996年だ、現在そこには11のロッジと200室を持つリゾートが建っている。カラオケ、ディスコ、水泳プール、スヌーカーさえもある。次シーズンPasirPanjangがオープンする時、そこはもう80年代とは全く違った海岸となる。 島の反対側の海岸TelukDalamにはBerjayaResortが建っている、現存の100室に加えて150室が建設される。新しいシャレーは素晴らしい景観を得られるが、その建設は丘の森を削ることになる。私が訪れた時、茶色い沈泥の水郡が美しい海岸に見られた。新しい空港を建設中なので、島のリゾートへの交通便もずっとよくなる。この空港はTelikDalamと新しく建設する道路で結ばれる。 地元の人、ダイバー、さらにリゾートの主でさえ、こういったインフラ建設の影響が地元のエコシステムに影響与えていることを嘆いている。 今日ティオマン島の素晴らしい海洋生物の豊富さを誉めるダイバーはほとんどいない。またさらにPerhentian島でさえその魅力を失いつつあるという人もいる。それはどんどんと開発がなされて行くからである。 |
オランウータンを貸し出すサラワク州(2002年10月20日) |
| (ペナン州本土側の南にある)Bukit Merah Lake Town リゾートに、追加のオランウータン5匹を貸し出す事で同意したと、サラワク州州首相。現在このリゾート施設の湖に浮かぶ島には12匹のオランウータンが離し飼いされています。リゾートは遊覧客とのオランウータンとの接触を制限している事に印象を良くしたと語っています |
サラワク州は日本の郡部ゴミ処理法を取りいれたい(2002年10月4日) |
| サラワク州は家庭から排出されるゴミ処理において、日本の田舎で行われている廃棄物運営システムを導入することを計画しています。パイロット計画としてまずクチンのPedawan地区でこの日本モデルを導入すると、サラワク州自然資源と環境委員会の幹部。この幹部は最近日本へ行き、日本のシステムを調査してきました、現在サラワク州では郡部でゴミ処理を適性に処理する仕組みがないとして、「我々は日本のシステムをこの地にあったように合わせて真似ることができる。」と語っています。 州では郡部の家庭のゴミを毎日運出す手段に欠けるので、都市のゴミ処理場に運んでこられないとのことです。委員会は日本のJICAと連絡をとり、日本のシステムを州に適用するべく計画を練っています。「サラワク州は日本で産業ゴミをどのように処理するか、工場の大気への廃棄ガスを減らすかを学びたいと考えている。」 |
ゴミ焼却場建設は日本の借款を基にして(2002年9月26日) |
| クアラルンプール郊外のPuchongにゴミ焼却炉場を建設するプロジェクトの入札がもうすぐ終ると内閣庁の副大臣。このRM14億のプロジェクト に対して、荏原、日立造船、川崎重工の3社が絞り込まれたとのこと。このプロジェクトで150の非合法家屋が影響を受けます。他にヒンヅー教寺院、コミュニティーホール、5つの違法工場などが立ち退きが必要です。「このプロジェクトは5、6年かかり、その資金は日本政府からのローンです。」 日に1200トンの廃棄物を処理する能力のある施設になるそうです。 (Intraasia注:国内初の大型ゴミ焼却場建設プロジェクトですね。でこれに日本の借款絡んでいるのですか) |
過剰開発に見回れつつあるペナン丘(2002年9月23日) |
| 18世紀末に当時の英国東インド会社によって開発されたペナン丘陵は、最古の英国植民地時代の丘陵施設です。ペナン丘陵は多くの植物と動物の棲みかでもあり、さらにペナンの貯水池の3割をまかなっています。ペナン丘陵の過剰開発は、土地侵食、地崩れ、洪水を生み出しています。最新の開発計画は、ペナンヒルとTeluk Bahangを結ぶケーブルカープロジェクトです。しかし環境保護者やプロジェクトの批判者は、この建設によって手のつかない森林が損なわれ、丘陵の貯水池と位置のしての役割に影響が出ると、心配しています。 USM大学の専門家は、新プロジェクトが完成すれば推定される1日八千人から一万人の訪問者に吸収できない。ゴミ、騒音、汚水、商売人らの活動がペナン丘陵を牢を殺してしまう、丘陵がまかなえる1日の訪問者は4、五千人である、と説明しています。 |
サラワク州に影響を出しているカリマンタンの森林燃やし(2002年9月22日) |
| インドネシアのカリマンタン側の森林火災消火のために、マレーシアの消防庁は消防員を派遣する用意をすでにしている、とサラワク州出身の政府幹部が述べています。カリマンタンは現在厚い煙の雲に包まれており、そのためにサラワク州の北部でも、太陽が出てないところもあります、早朝視界が1Kmにまで落ちています、「サラワク州を襲っているHaze状況は心配な状況だ。」 「我々は消防士派遣のためにマレーシア政府からの指示を待っている。これは両国の政府間の要請が必要です。」 |
パハン州で見つかったラフレッシア(2002年9月9日) |
| パハン州のSungai
Lembingから70Kmほど離れた山地で、巨大花ラフレシアが先日見つかりましたので、そこを訪れたマレーシア・ネイチャーソソサイエティはデータ収集した結果、この44ヘクタールの地区にはたくさんのラフレッシのさやがあると語っています「我々はジャングルのつたに絡んだ全部で72のさやを記録した。これとは別に21のラフレッシア開花を見つけた」 「この結果は重要です。この地区は花の専門家などによって調査を行うべく保護するべきです。」 この地区で発見されたラフレッシアは半島部北部のクランタン州、ペラ州、ティオマン島だけで見られるラフレッシアの種だそうです。これによって北部からティオマンにつながるこの種のラフレッシアの失われたリンクの発見になりますと、ネイチャーソソサイエティは説明する。 ラフレッシアは特別な開花時期がなく、開花した後は5、6日だけもつのです。最大のラフレッシアの種は直径1mにもなり、サバ州のGunungGading国立公園で見られます。パハン州のラフレッシアが見つかった地区は木材伐採会社が管理しており、学者でなく一般訪問者が単に見るだけの訪問はさせないと、しています。 (Intraasia注:一度は見たい巨大花ラフレッシアです。半島部でも見られるけど、当然ながら保護の意味合いがあっておいそれとはその地域は行けませんね) |
キナバル山の調査に関わる日本人研究者チーム(2002年8月24日) |
| サバ州のキナバル公園は1964年に国立公園に指定されています。今日公園は付近のPoring温泉を含めて、東南アジアでもっとも手入れされた山岳公園といわれています。公園に関する研究調査の一つに、「キナバル山の薬用植物」があります。現在なされている調査には、「キナバル山の植物相」というのがあり、英国の植物学者が指揮しています。さらに「キナバル山の長期的環境調査」という調査があり、これは日本の日本エコキナバル調査チームとの共同です。チームは10の日本の大学が組織しているとのことです。 (Intraasia注;こういう面でも日本は貢献しているのですね。) |
サラワク州は胡椒の大産地(2002年8月20日) |
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サラワク州はマレーシア産胡椒の95%を産出していますが、今後輸出の経由地点としてシンガポール利用を減らして行く方針です。マレーシア胡椒マーケッティング会議は、その全輸出量22000トンの3割だけをシンガポール経由にする意向です、「マレーシアの港、Tajung
Pelepas やPort
Kelang、の発展によって、マーケッティング会議はその胡椒を直接購入国に販売できます。」 これまでサラワク州は輸出の9割をシンガポール経由でした。マレーシアの胡椒は日本、韓国、スペインではそれぞれ6割のマーケットシェアを持っていると、語っています。 |
またまたHazeがやって来た(2002年8月18日) |
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(マレー半島にHazeをもたらす)森林火災が起っている地点が全部で668ヶ所もある、とシンガポールに置かれているアセアン気象専門センターが確認したと、マレーシア環境庁の幹部が述べています。内訳は、スマトラに381箇所、カリマンタンに267箇所、サラワクに20箇所とのことです。「南西風が吹いて来ることにより、マレーシアの大気に与えるHazeの状況は悪化することが予想されます。」 |
トラの話題(2002年8月5日) |
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クランタン州のJeli近くのゴム農園で生ゴム採取者がトラに襲われて、重傷を負いました。朝8時半頃採集中のこの人を襲ったトラは、近くにいた妻らの叫び声で森に姿を消したため、重症を負いながらも助かったのです。今年クランタン州のゴム農園で人が襲われたケースは4人目です。 |
先住民族のネットワーク(2002年7月26日) |
| 先住民族の声を彼らの生活に影響を与える発展プロジェクトと政策とに関わる決定に反映させることを目的として、マレーシアの3大先住民族が共同し、且つ海外の先住民族グループと交流するような計画が狙れています。3大とは、半島部のオランアスリ、サバ州のカダザンドゥスン、サラワク州のダヤックです。サラワク州のMiriに様々なグループの代表者が集まって、国際先住民族の権利と政策に関するセミナーを持ちました。「もし彼らが団結すればその権利を訴えるのにもっと力が強くなるし確とした地位を築ける。」 (Intraasia注:マレーシアの先住民族はその人口ではインド人を上回りますが、先住民族同士の横のつながりが少ないように見えます。) |
”木のプレゼント”プログラム(2002年7月10日) |
| 環境団体)マレーシアネイチャーソサイエティーの樹木植林グループが、個人向けに”木のプレゼント”プログラムを提供しています。このプッログラムに参加する人は、RM100だけを樹木植林グループに寄付すれば、リストから提供者好みの場所を選んで同グループが若木を購入して植えてくれます。このリストには樹木植林グループの指定する場所が5州に渡って合計47ヶ所あります。これまで植林した数は、7400本余りです。 寄付者はつまり木のスポンサーになるわけで、その人は証明書と領収書を受け取ります。樹木植林グループが木の種類、植えた場所、成長記録を維持し、この情報はマレーシアネイチャーソサイエティー本部に保管されます。この”木のプレゼント”プログラムは愛する者にちょっと変わった贈り物としてもつかえます。寄付者は木の植林を見学または自分の手でも植林できます。寄付者は仲間と組んで25本まとまれば、庭が松林場所として提供されます。 ”木のプレゼント”プログラムについて詳しくは、マレーシアネイチャーソサイエティー 03-22879422, natsoc@po.jaring.my まで。 |
サラワクの森林伐採に反対する先住民族の200人(2002年7月6日) |
| サラワク州中央部にあるBalingian地方に住む約200人のロングハウス住民が、材木会社の伐採活動を禁止するように求めて裁判所に訴えたのですが、シブ高等裁判所から暫定差止め命令をえることはできませんでした。この先住民族らは材木会社2社が先祖伝来の土地3550ヘクタールで伐採活動をしているとしてそれを止めるように訴えたものです。原告は控訴するとのこと。 裁判所は双方の訴えを聞いた後、暫定差止め命令を出す合理的理由がない、それは被告に不公平であり被告は大きな損失を出す事になると理由付けています。原告側は州政府が2社に出した伐採許可は、先住民族の慣習土地権を奪っている、政府からこの土地の慣習権を取り上げるというような通知は全く受けていない、としています。この土地は先住民族が19世紀のサラワク白人王時代から慣習権として利用してきたものであると、訴えています。 尚州政府からこの2社に出された伐採許可は全部で46000ヘクタールに及び、その中にこの土地が含まれています。 |
森林伐採に反対行動するプナン族(2002年4月28日) |
| サラワク州北部の中心市ミリから200Kmほど奥地に入ったMasrudiにある、NGO団体Sahabat Alam
Malaysiaの事務所を、先住民族プナン族の者20人が訪れてアドバイスを求めました。彼らは居住するUlu
Limbagn地区から山とジャングルを3日間歩いて到達したとのことで、彼らの9重地域が森林会社の伐採活動のために破壊されようとしている、と訴えています。 サラワク北部で伝統的に狩猟生活をしているプナン族はこの件を関係当局に伝えてくれように頼んでおり、Sahabat Alam Malaysiaの現地事務所は、この数週間で6件の苦情を、プナン族から受けたとしています。「プナン族は4月10日に居住地につながる森林道に障害を設置したと言っている。警察が17日に現場へ行って緊張を和らげようとした。プナン族は障害は平穏利に行っていると言っている。」 伐採活動をしている森林会社はミリとLimbang地区に本拠を持っているそうです。 「プナン族は彼らの居住地に近いジャングルでの伐採をするなと要求しています。」 このUlu limbang プナン族の抗議の2週間前には、Ulu Baram 地区ではKayan族のロングハウスの住民が反森林伐採活動でもめごとを起こしました。Sahabat Alam Malaysiaの事務所代表は、先住民族が、さらに障害を設置する事で、思わぬ事態に発展する事を心配しています。「複数の先住民族によってたくさんの障害が一機に設置されたのはこの10年来初めての事です。」 30のロングハウスの住民が、砂取り採取会社の活動に抗議を起こしました。 (Intraasia注:80年代から断続的に続くプナン族の抗議活動のことはマレーシアよりも西欧や日本での方がよく知られているようです。マレーシアの中央政界とマスコミでは小さな話題で片付けられています、だからこうして何回目か知りませんが、森林伐採への抗議活動が伝えられるのです。根本的問題は、サラワクの原生林、ジャングル、山地などをどのように保護し、いかに開発していくかの根本的議論と合意ができてないから、こうして森林伐採活動が先住民族の生活をおびやかしていくことになるのでしょう。しかし遠く離れた半島部に住む者、もちろん私も、にはほとんど姿が見えてきません) |
サバ州Kalabakan地域の伐採がオランウータンに影響(2002年4月22日) |
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サバ州の野生動物庁が昨年調査した結果、サバ州Kalabakan地域の北部,
広さ24万ヘクタール、がオランウータン生息地としては世界で最も密集していることがわかりました。総数1000匹と見られるので、1平方Km当り4匹のオランウーターンが生息している事になります。この地域はプランテーション農園化とパルプ工場建設が提案されている地域です。 |
サラワク州の国立公園で野生ランを盗採取した日本人6名逮捕される(2002年4月18日) |
| サラワク州の国立公園で野生のランを盗採取したとの罪で、日本人旅行者男性6名と地元の女性1人が、ミリの飛行場に到着したところで逮捕されました。ミリ森林局の幹部に拠れば、彼らは31種のランの花をサラワクから持ち出そうとしていました。州の保護野生動物条例はツバメの巣を含めて各種の生物、植物の採集を禁じていますので、有罪となれば、懲役1年以下又は罰金RM1万以下に処せられます。 この幹部に拠れば、この国立公園では最近2回の野生ラン盗採集があったとのことで、その1回はマレーシア人女性が15種のランの花を持ち出そうとして逮捕されたとのことです。さらにその日ミリの飛行場で別件で逮捕捕した、年齢30代から40代の7人組の場合は、ツバメの巣100Kgを所持していたとの事です。 数年前日本から来た科学者がサラワク州で違法に採取した生物を持ち出そうとして、罰金に処してことがあるとこの幹部は説明しています。新聞記者がこの幹部を訪問して尋ねたところ、ランの花は観賞する以外にその商品価値が高い、だから珍しがられるのであると、語っていました。マレーシアラン協会の会長は、マレーシアには世界の野生ランの25%が棲息している、だから違法に採取するグループの目的地になっているのです、と。 (Intraasia注:この記事は華語紙からなので、国立公園のマレーシア語名が今一つはっきりしませんので、単に国立公園としておきました) (追記:4月25日付けで、掲示板にmiyazaki さんという方から「逮捕の事実はありません」との書き込みがありましたので、この記事は誤報だったということになりますね) |
オランウータン(2002年4月16日) |
| オランウータンはかつて東南アジアに広く生息していた。しかし今日ボルネオ島とスマトラ島だけに限られる。1980年代に推定18万匹いたオランウータンは1990年代には3万匹から5万匹に減った。森林伐採、農業活動、森林火災によって彼らの生息地は減り、密猟者は食物として又はペット用にとオランウータンを狩る。 オランウータンはかつて1種だけと考えられていた、1996年のDNA調査でわかったのは、両島のオランウータンに違いがあるということです。そこで今では両島のオランウータンは別種とみなされている。サバ州のオランウータン生息地は3箇所だが散らばっている。サラワク州の生息地は2箇所、Lanjak Entimau保護地区はインドネシア側に渡っている。 |
パームオイル樹圧搾後の廃棄物(2002年4月15日) |
| マレーシアのパームオイル樹の植えつけ面積は国土の全耕作面積の6割にものぼります。パーム原オイルをパームオイル樹から搾り取るのは、まこと汚れる仕事です。この貴重なパーム原オイルを搾り取った圧搾工場には、カラになったふさ、殻、果実繊維がカスの山となって残ります。過去これらの不要なバイオマス物はただ燃やされていたか捨てられていたのです、環境法がそういった行為を禁止するようになりました。 今日圧搾工場は、繊維と殻をボイラーで燃やして、発電のための蒸気を作り出します。しかしそれでも余剰がでます、そこで工場はバイオマスの残存物を農園に撒きます。しかしすべての自分の農園にばら撒くわけではないのです。そこでまた廃棄物の問題が発生してきます。 |
日本の借款で進める水供給計画に反対する側の理由(2002年4月14日) |
| 公共土木省が計画しているパハン州からスランゴール州へ水をパイプラインで引いてくる計画は正当化できません、なぜならスランゴール州の水資源確保はその他の手段があるからです、とペナン消費者協会と環境NGOのSahabat Alam Malaysiaの議長が説明しています。さらに水の浪費をなくすことと、地下水の開発の方がずっと費用がかからないし、効果的だと付け加えています。 これは公共土木大臣がNGOのために日本政府からの借款が得られないと述べた事に対しての反論であり、さらに「この計画に対する環境影響評価報告書は、水を引っ張ってきてもそれで間に合う期間は限られていることを明らかにしている。(しかし)その評価書は不正確で且つ不充分です」 その評価書は植物相と動物相への計画の影響を明らかにしていないとのこと。 このパハン州からスランゴール州へ水をパイプラインで引いてくる計画は、パハン州のBentongの東にあるKelau河にダムと、山中に45Kmのトンネルを建設する予定であり、(計画が実現となれば)日本の国際協力銀行(JBIC)がこれに借款を与えることになります。Sahabat Alam Malaysiaの議長によれば、建設コストは実際の価値以上にかかり、その結果先住民族オランアスリ1300人は移住を余儀なくさせられるであろうし、植物と野生動物の破壊を生むであろうと、しています。 「45Kmのトンネルを建設すればさらに森林伐採が必要だ。なぜなら機械や材料を運ばなければならないから。その道路を作るために、Hulu Langatと Lentangの森林保護地帯を伐採しなければならない。」 「日本政府がその判断を下す前に、我々の反対の声を考慮してくれるよう、切望します 。」とSahabatAlamのMohamed Idris議長。 |
オランアスリの権利を擁護した画期的判決(2002年4月13日) |
| スランゴール州Denkil地区の村に居住しているオランアスリのTemuan部族の7人が、スランゴール州政府、UEM会社、、マレーシアハイウエー機構、連邦を相手に訴えていた裁判で、高等裁判所が立ち退き命令は違法であるとの画期的判決を下しました。これはハイウエー建設のためにBukit
Tampoi
村の住人に立ち退き命令を出したのは、その土地はオランアスリグループが先祖から受け継いで慣習権を持っており、土地への所有権を持っている、従っ違法だと判決しました。 判決では、UEM会社などは原告の土地を無断で通過したりした、それによって被害を受けた原告に賠償しなさいとしています、さらに州政府と連邦政府は、オランアスリの権利を受託者として守ることが十分でなかったと判決しています。 (Intraasia注:マレー社会はマレー権利を守る事は非常に熱心ですが、半島部の先住民族といわれるオランアスリに関しては、その極小数制からしばしば軽視されてきたように思われます。確かに画期的判決ですね) |
NGOの反対で日本からの借款を受け取れないとの理由付け(2002年4月12日) |
| 東海岸からスランゴール州向けに水供給パイプラインを建設することに、日本政府がRM38億の借款を提供することになっているが、これは少なくとも5つのNGOがこのプロジェクトを支持する必要がある、と公共土木大臣。「現在のところプロジェクトを支持するNGOは一つもない。なぜならダムを二箇所に建設する事で環境に悪影響を与えうると、NGOは見ているからです。」 「パハン州からスランゴール州へ水を供給しようとする政府の努力に対してNGOは障害なのです。」 「NGOの肯定的な役割が日本政府からのRM38億の借款を得ることに手助けとなります。」 「ダムに頑強に反対しているNGOからの支持がないので、3、4年後にはスランゴール州は水がなくなってしまう。」スランゴール州は2008年までにあらゆる水資源を使いきってしまうと、この大臣は説明しています。公共土木省は日本政府の代表と来週このことで会合を持つとのことです。 (Intraasia注:ものすごい権威的態度で知られたこの大臣の言葉はまるで悪いのはすべてNGOかのようです。実態はどうなのかのニュースは報道されていません。水資源の開発はもちろん必要でしょう、しかしその前に水資源をもっと有効利用する、節約する努力の方が大切なのに、それが欠けていますね。) |
政治的集会一律禁止に関して(2002年2月19日) |
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(野党などの政治集会を一才禁止する方針を政府筋・警察は表明していますが)これに関して、中立の立場である人権委員会は、政治集会を一律に禁止するのは法的裏づけのないことである、平和裏に集会することは憲法に保障された基本的人権である、とプレス発表しました。人権委員会は、政治的集会一律禁止に関して警察からその理由を聞きたいとしています。 |
ムアールの川で多量のエビが死ぬ(2002年1月17日) |
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MuarのMuar河で多量のキングエビが死んでいますが、国内取り引き省大臣は、近辺に住む住民はこの死んだエビを食べないようにと警告しています。多量のエビの死亡は河のどこかで(人為的に起こされた)化学物質によて中毒にかかったと見られています。 |
絶滅する、しつつある動物と植物(2002年1月10日) |
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熱帯樹林の中で最も背の高くなる樹の一つであるtualang 〔Koompassia
exceisa)は時に75mもの樹高になる。このtualang樹は、建設現場用、床張り用、家具用に好まれるのです、そのため低地森林地帯で沢山見られたが、今では消えつつある。サラワク州を除いて、他の州では保護されていません。 |
マレーシア家具輸出市場の2番目が日本(2002年1月8日) |
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マレーシアの家具業界の2001年の輸出額はRM70億に達する見込みです。2000年では米国が最大の輸出市場で、次いで日本が2番目の市場でした。3月初めにクアラルンプールでマレーシア国際家具展覧会が開かれる予定です。 |
プランテーション農園労働者の賃金(2001年12月14日) |
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マレーシア農業生産者協会MAPAと プランテーション農園労働者全国組合NUPWの最低賃金導入のための団体協定交渉は合意に達しておらず、来年までかかりそうです。両団体の現協定は今年末に無効になります。MAPAは、「固定最低月額賃金制を取り入れるかは簡単には言えない。雇用者として、その仕組みを取り入れたら生き残れるか見極めなければならない。」 |
世界一のパームオイル生産国(2001年11月12日) |
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パームオイルに関して世界最大の生産国で且つ輸出国であるマレーシアは、2000年の生産高は1000万トンでした、輸出高はRM125億に達しまいた。最近の輸出市場の6割はインド、次いでEU諸国、中国、パキスタン向けとなります。 |
キャメロンハイランドの農業法に問題あり(2001年11月10日) |
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キャメロンハイランドの戸外農業が河川体系に最も影響を与え、それが80トンの沈泥を河川に流し込んでいると、キャメロンハイランドの地域環境監視グループが主張しています。「新しい農業方式と効果的な排水システムの建設が緊急に必要です。ここで一般に行われているのは、ブルドーザーで崩して埋める、木々は単に伐採しがらくたは埋めて平地かすることだ」と。 |
サラワク州への投資は日本と米国が最大グループ(2001年11月8日) |
| サラワク州は今年9ヶ月間の外国からの投資申請は93件で総額RM3億5千万になると発表。93件中33件は木工関係の産業ですが、最大の額は電子電気プロジェクトに投資されます。外国中、日本と米国が最大グループにはいります |
森林伐採(2001年10月23日) |
| 過去40年間で半島部だけで348万ヘクタールもの森林が伐採されました。この広さはパハン州のひろさに匹敵するものです。半島部の森林面積は、1960年当時946万ヘクタール、これが2000年には600万ヘクタールに減ったのです。森林伐採が一番多かったのは1970年代初期でした、当時年間32万ヘクタールから43万ヘクタールが伐採されたのです。しかしこの数字は現在では落ちています。2000年の伐採面積は12万ヘクタールでした。 永久保護森林地帯で森林会社が伐採を許可されている1年毎の面積は、第5次の長期経済計画時(1986年から1990年)には71,200ヘクタールでしたが、第8次経済計画(2001年から2005年)時点では、42,870ヘクタールに落ちているのです。しかしこれで全てが解決とはならないのも事実です。それはどこで森林伐採が主として行われるかです。 |
ベラ湖のエコツーリズム(2001年9月29日) |
| Tasik Bera(ベラ湖)はパハン州にある半島部最大の淡水沼地です。その周辺には先住民族であるSemelaiオランアスリの1500人が居住しています。彼らは場所を変えながら狩猟し採集し耕作して暮らしています、これは周りの環境と調和しながら600年も暮らしてきたのです。進む発展が沼地地帯に迫ってきました。このためSemelaiオランアスリの生活スタイルは脅威を受けているのです。魚採集は減り、環境の変化で例えばロタンなどが消えてしまいました。 このため沼地に関するRamsar 会議のガイドラインの下で、5年計画が1999年に練られました。この計画のもとで、関係当局とSemelaiオランアスリコミュニティーが投資者グループに含まれています。そのプログラムの中にはエコツーリズムのためのコミュニティー発展計画です。ボートとツーリズムSemelai協会は、Wetland Internatioanl-Malaysiaプログラム、環境ち発展のためのデンマーク公社などの技術協力を得て、完全にSemelaiオランアスリが保有し運営しています。 この協会が提供するプログラムには、ホームステー、ハイキング、ボートトゥリップなどがあります。3年目に入ったこのプログラムのおかげで、Semelaiオランアスリの経済状況に貢献しています、 (Intraasia注:ガイドブックなどでは全くといっていいぐらい紹介されないエコツーリズムですが、参加して報告してくれる方が現れることを希望しています) |
バクン開発の影響を受けた先住民族の話題(2001年9月2日) |
| サラワク州のBakun水力ダム・発電建設プロジェクトのために立ち退きを余儀なくされた先住民族は、Sungai
Asap 地域に移住したのですが、何百人もの若者はより良い夢を求めて、サラワク州の中部、北部に移っていきました。このことに関して地元Belagaの州議会議員は、「若者がロングハウスを離れて町へ行ってしまうのは、彼らがSungai
Asap 地域の生活に不満だからでなく、良い給料の仕事を求めているからです。彼らはBakunダム建設が十分に始まるのを待っています。若者はよりよい仕事を求めてBintuluやSibu,Miriなどの町へいきます。」 「Bintulの天然ガスプロジェクトは最終局面で多くの労働者が求められているのです。バクンダムの建設が完全に始まれば彼らは戻ってくる。彼らが町へ行ったのは経済的理由からなのです。だから毎月村を訪問しに戻ってきます。彼らはロングハウスの周りに今でも農地を持っているのです。」 「移住をよぎなくされた人たちはSungai Asap 地域の生活にゆっくりなれています。教育面では間違いなく向上しました。」 Sungai Asap 地域には14000人ほどの住民がいます。 (Intraasia注:Bakun水力発電プロジェクトに積極的に賛成する側の観点ですね。日本の四国ぐらいの広さ地域に影響の出る超巨大プロジェクトですが、いかせん半島部からはまことにわかりにくい。筆者もニュースをつなぎ合わせて推測するしかないのです) |
生息地を追われるサバ州の象(2001年8月19日) |
| サバ州の野生動物庁の森林部係官で野生動物専門家が報告書の中で推定しています、州内の低地森林地帯での森林伐採が現在のスピードで続くと、毎年少なくとも15匹の象がその生息地を失って行く事になる、と。野生動物庁は象が人間の行動地を侵略させないようにと、象を移転させる努力をしています。しかし全て動物を保護した森林地帯に移動させることは不可能です、それはその地帯がまかなえる動物の最大限に達するからです。 そこでこの代替として象をわが国の動物園に送るのでしょうか?ただこの策は高価につくのです、専門家は1匹の象に月RM5000近くかかると推定しています。そこでわが国の象を海外の動物園に送るのがいい考えかもしれません。しかし問題は、この動物が海外へ送られた後、彼らがどう扱われているか、誰もよく知らない事です。これまで海外へ送られた象には次のがあります。米国のOregon Zoo, 中国の広州のサファリパーク、日本のふくやま、韓国、ドイツのハノーファー動物園など。日本へは今年の4月でした。 |
サラワク州北部の大気もや状態悪化する(2001年8月17日) |
| サラワク州北部ではHazeの影響が悪化しています。Miriからサラワク州の奥地に飛ぶ飛行便がいくつかキャンセルされました。インドネシアのカリマンタンから主に煙はやって来ていると、サラワク環境会議は述べています。 サバ州コタキナバルでも視界が落ちています。 |
川の汚染が原因か?(2001年7月23日) |
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クアンタンから60Kmほど離れたKampung Cherating の村人は、グリーンバック亀、アカエイ、多くの魚の死骸が見つかった事に心配しており、チェラチン川が海を汚染していると思っています。あるリゾートのオーナーは、子供たちや客に発疹ができたと話しています。現場を調べた、世界自然保護基金・マレーシアの係官は、当局は水のサンプルを取って調べる必要があると語っています。「これによって上流のGopeng工業団地から出た物が川を汚染しているかを判断できるのです。」 |
東京電力がTNBと覚え書きを交わす(2001年7月18日) |
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マレーシア全土の電力会社TNBはその2つの電力開発プロジェクトに関して、予備調査を東京電力にゆだねる旨の、覚え書き書を東京電力と交わしました。 |
インドネシアでの森林違法伐採、燃やしを伝える外電の記事から(従って記者はマレーシア人ではなく西欧人)(2001年7月11日) |
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インドネシアの環境団体であるインドネシア森林監視の長官は語る、「我々は大激変に面している。これは決しておおげさではありません。インドネシアの森林はスハルト時代よりも今は速いスピードで消滅している。インドネシアの歴史上最悪です。」 |
首都圏の空にHazeがまたやって来た(2001年7月6日) |
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このところの首都圏の大気のもやった状態、Hazeという、は、スマトラ島の森林焼きの影響である、と環境庁の説明です。しかし大気汚染指数がまあまあの範囲50から100にあるので、この状態は心配ない状態だ、と言っています。しかし現在の大気汚染指数は発表されていません。「数日前、我々はスマトラ島に大きな火災源を発見した、通常のように大気がマレー半島に向かっている。状況は多少Hazeになっていくと判断している。」 |
バクンプロジェクトに影響受ける先住民族のクアラルンプール訪問(2001年7月6日) |
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サラワク州のバクン地方に住み、バクン水力発電プロジェクトのために移住を命ぜられながらその地をまだ離れていない189家族は、彼等はその土地に対して十分な補償を受けられないと心配しています。この人たちはLong
Asap, Long Koyanの移住地に転居するよう言われているのです。バクン地方民衆委員会の書記長は、彼等は30%の補償金を99年に受け取っただけである、と。「その後の70%をいつ受け取れるか、いまだにわからない。」 |
金持ち国家はマレーシアの森林資源利用に口出しするな(2001年7月3日) |
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豊かな国はマレーシアに対してその森林資源をどう使って収入を得るべきかといった命令をすべきでないと、マハティール首相が述べています。「豊かな国は自分らの森林資源を破壊してしまったのに、いまさら我々に我々の森林からの収入を減らせというのは公平ではない。 マレーシア人とマレーシアのNGOは、いわゆる環境に意識の高い外国人にひっぱられるべきではない。そうしないと我々は彼等の目的のために我々の森林の経済的重要さを犠牲にさせられてしまう。」 |
サラワクのサンゴ礁(2001年6月23日) |
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サラワク州のMiriと Sibuti沖にあるサンゴ礁をサラワク州初の海洋公園に指定することが期待されています。州の副首相に拠れば、州政府はこの件を提案する予定で、州と国の議会にかかります。まず州はサンゴ礁を調査するために民営会社と契約しました、この会社が4ヶ月間に渡って調査するのです。事前調査では、海洋生物が豊富に棲息しているようです。 |
サバ州の製紙工場プロジェクトを認可(2001年6月19日) |
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環境グループの様様なグループが環境面への影響を憂慮している、サバ州Kalabakanにパルプ・製紙工場を件せするプロジェクトを通産省が認めました。このためこのRM45億のプロジェクトが実現することにもう一歩近づいたのです。このプロジェクトは中国とマレーシアの私企業の共同事業であり、地元の下請け産業にも恩恵が期待されていると、通産省は述べています。 |
サラワク州のGawai祭り(2001年6月10日) |
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サラワク州の州祭りGawai Dayak (収穫祭)で、クチンではオープンハウスが開かれて、Dayak族のパーフォーマンスに多くの観衆が魅惑されました。このオープンハウスはDayakコミュニティーが共催したもので、アブドラ副首相や州幹部が出席し、サラワク州のDayak族幹部も列席しました。 |
サバ州の巨大製紙工場プロジェクトは環境に影響を与える(2001年6月5日) |
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サバ州政府がKalakaban地区にパルプと製紙工場の建設を認めれば、環境にはかいしれない影響を与えうると、サバ環境保護協会が警告しています。このプロジェクトでは20万ヘクタールの森林を伐採し、別の木を植えるのです。「サバ州政府は中国とマレーシア企業が関わるこのRM45億にも上るプロジェクトを秘密にしてはいけない。」 「環境影響評価の結果を公開すべきです。」このプロジェクトは、州機関の一部と中国の私企業と国内企業が関わります。 |
ムル洞窟への飛行便が増える(2001年5月24日) |
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コタキナバルからサラワク州のMuluを結ぶ飛行路線を、Aerospace会社が運行を始めます。用いる飛行機は26座席で、週に5便です。Muluは有名なムル洞窟があります。サラワク州の観光当局はMulu洞窟を訪れる外国人旅行者むけのチャーター便がさらに増えるように力をそそいでいます。現在MuluとMiriの間をマレーシア航空が19座席の飛行機を毎日飛ばしています。 |
パームオイル産業(2001年5月16日) |
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パームオイル産業はその商品相場の価格を指標にすれば、光りある地位を失ったようにみえる。昨年5月2日に1トン当りRM1250をつけていた相場が今年同時期にはRM760に下がったのです。今年の最低値は4月に記録したRM680です。 |
サバ州の収穫祭り開始(2001年5月2日) |
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サバ州独自の収穫祭りであるKaamatanが開始されました。これはカダザンドゥスン民族のお祭りで、州内の各地で祝われ、最後は休日である5月末に盛大に祝われます |
マレーシア家具の日本向け輸出高(2001年3月16日) |
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マレーシアの家具産業は輸出に力を入れており大体 RM50億の規模です。99年の政府統計庁の数字では、輸出市場で米国が最大でRM16億ほど、次いで日本向けがRM7.3億、3番目が英国向けでRM4.8億でした。 |
小規模ココナツ農園は悩んでいる(2001年3月12日) |
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マレーシア半島分でのココナツ作付け面積は何年にも渡って減り続けており、1984年には22万ヘクタールあったのが2000年には11万6千ヘクタールになったのです。ココナツは決して第1番に重要な作物と見なされたことはないのです。 |
バクンの村人は助けが必要です(2001年3月2日) |
| (政府が強力にすすめる)バクンス水力発電ダム建設問題に関して、バクン地域民衆行動委員会の相談役は、バクンから30Kmほど離れたSungai Asapを訪問して戻ったが、そこの村人たち1万人は多くの問題に直面している、と述べています。「排水施設と住宅はひどい状況だ。(ダム建設で移転させられた)多くの村人は職なし、請求書につけに悩み、食がほどんどない。公正で十分な補償を受けていない。彼らは木々を買わざるをえないのです。」 「政府はこの村人移転問題に協力していない、それなのにさらのこのプロジェクトを推し進めるつもりだ。人々の生活と環境への影響と被害は増えているのです。」 バクンダム開発の完成によって、シンガポールの大きさの土地が水没します。3年前に村人は移転させられたのです。「政府の一番やらなければならないことは、村人の福祉であり、環境に良くないプロジェクトではありまsぜん。」 「ブルネイとインドネシアのカリマンタンがバクン発電から電力を買うというのはそんなに確かなことでしょうか?彼らは彼らの電力発電計画があるのです。」 「プロジェクトに費やされる金をもっとよい方向に使えるのです。基本的な生活必需である水道、電気、学校にも欠く僻地がたいへん(サラワク州に)多いのです。」とこの運動家です。 (Intraasia注:小さな記事ですが、こういうことを伝える記者に拍手を送ります。筆者は現場をみてないし且つバクンの状況はごく断続的にしか伝わってきませんので、よくわかりません。でもなんか納得できない巨大開発の気がしてならないのです) |
バクン開発の続行(2001年3月1日) |
| (サラワク州の山中に断続的に建設中の)Bakun水力発電プロジェクトを経済省翼下の会社が引き継いだことで、再活性化するでしょう。内閣は規模縮小したこのプロジェクトを引き継ぐことを決定したのです。このプロジェクトは総費用RM50から60億で、発電した電力をサバ州とブルネイにも供給する計画です。 担当大臣の説明では(当初の計画した)半島部への電力供給は行なわない、プロジェクトを削減したからだとのことです。「ダム発電は2005年には活動するでしょう。」 「もしブルネイとカリマンタンからさらなる需要があれば供給できるかもしれない。」 「5年以内にサバ州とサラワク州及び近郊国に電力需要が十分に期待されるので、内閣はこれを決定した。河の水流を変えるトンネルは4月には完成する予定だそうです。 「プロジェクトが完成すれば、これはサバとサラワク州に更なる産業開発の呼び水になります。最初の計画である発電力200MkWは、完成後はその全てが消費されることでしょう。」 「このプロジェクト復活は間違いなく国内の土木機械会社に多くの開会を与えるでしょう。」 政府は99年にこのバクンプロジェクトをBakunHydroelectric会社から引継ぎ、計画を削減しました。現在は経済省翼下の会社が運営しています。 (Intraasia注:この巨大プロジェクトは典型的な開発型のプロジェクトで、環境や少数民族保護グループらが以前から批判的に見ていたものです。経済停滞で一時プロジェクトが停止し、ついに政府が救済した形です。ただしこういった過程が今一つ明らかでないようです、ちょうどマレーシア航空の救済みたい。しかし一般人の関心は低い、なぜなら半島部からはるか離れており且つ少数民族や環境の問題はマスコミも一般人の大きな関心事項にはならないからですね) |
パームオイル農園労働者の最低賃金(2001年2月9日) |
| パームオイル農園の労働者の組合である全国プランテーション労働者組合と雇用者側である マレーシア農業生産者協会が最低賃金協定を結んだことを、業界関係者は歓迎しています。しかしこの協定で決められた月最低RM325は、ずっと低いと考えているグループもあります。「この協定はパームオイル労働者のみに適用され、ほかの農園労働者には適用されない。」 (Intraasia注:もっとも低労働賃金に属するグループが農園労働者ですね。いくら農園の中で暮らしていても、この額でどういう暮らしができるかです) (2月6日の円とリンギットの両替率は ¥10,000を両替すると RM 323.4 入手できます。) |
トンカットアリ が滅亡してしまうとの心配(2001年1月30日) |
| マレー民間強壮剤と知られるハーブTongkatAliの需要が急増したため、(採取のための)保護森林地への侵入が増えています。この不法侵入があまりにもひどいので、森林庁は、対策が直ちに取られないとこの種の植物が滅亡してしまうのではないかと憂慮しています。株式公開企業もTongkatAliの抽出で輸出商売を始めたように、この植物には大きな市場があるのです、と長官です。「5年前には民間呪術師とハーブ薬剤師と森林庁の係官だけがこのハーブ薬の有効性を知っていた。しかしそれが今では大きな産業になった。TongkatAli入りのテータリッをあちこちで見かけるぐらいだ。」 会社も個人もTongkatAliを抽出するのに免許はいらないので、「この傾向が続けば、植物が消えてしまう心配がある。」 長官は、許可が要るように規則を変える方向を望んでおり、TongkatAliを抽出する会社は、自分で栽培することを奨励する、と述べています。尚TongkatAliの葉は、解熱とか切り傷を癒す働きもあります。 |
サバ州のサイとゾウの生息数(2001年1月3日) |
| サバ州ではスマトラサイは絶滅に頻した動物とみなされています。アジアのサイとゾウを行動的に守るプログラムが昨年スタートして、その対象地であるサバ州とインドネシアのカリマンタン地の生息地を守る運動をしています。サバ州野生動物保護庁は98年に、州面積の半分近い対象地域を調査推定して、スマトラサイの生息数を24匹から60匹としています。 ゾウの場合はもっと多くて、サバ州野生動物保護庁は900頭から1300頭と推定してます。 |
サバ州訪問年は終わったが(2000年12月31日) |
| サバ州は2000年をViaist Sabah 2000 キャンペーンで宣伝していたが、結局のところ全然お門違いの冒険のニュースで終わってしまった。それはシパダン島とパンダナン島からリゾート客と従業員がフィリピンゲリラに人質として連れ去られたことです。わが国の安全保証部隊が我海を守れなかったことは今でも観光産業に影響している。 多くの旅行業者は観光産業への否定的な影響は不当だと考えている。「それはマスコミが大げさに伝えたからです。」とBorneoWildlifeAdventureのマネージャ。「私たちの客の中には、サバ州へ来る前は戦争でも起こっているのかと思っていた人がいる。しかしここについて皆は言う、ここはなんて素晴らしい土地なんだろう、とね。」 ある別の業者は言う、「別の観点から見てみたい。この2つの出来事からシパダンはよく知られるようになった。これを訪問者につなげるように我々はしなければならない。」 「違法な森林伐採がまだKinabatangan地区で行なわれている。そういったものたちは私有地だからという。サバ州の経済はかつて森林業に依存していた、そしてその森林はいまやパームオイルのプランテーションに変わった。しかしパームオイル業と観光業を比べれば、どちらが多くの金をもたらすであろうか?明らかに観光業であり、それはその川下の産業に多くの収入と仕事をもたらすのです。パームオイル業はインドネシア労働者を雇うだけです。」とサバ州の観光業者のことば。 |
スマトラサイの保護センター(2000年12月7日) |
| スランゴール州のKuala Kubu Bahru 地区のSungai Dusunにあるサイ保護センターには、たくさんのスマトラサイが収容されています。世界では激減しているスマトラサイがこれほど集まっているのは、このセンターが棲息サイの人口の半数をここに集めているからです。センター^の所長は、スマトラサイの保護に励まないと、絶滅してしまうだろう、と。国際サイ基金の統計では、スマトラサイはサイの種の中で一番絶滅の可能性が高いサイです。 現在スマトラサイが生息しているのは、インドネシアとマレーシアのみで、密漁によってこの10年生息数が半減し、現在300頭以下だそうです。森林伐採とジャングル開発もこれに貢献しているのです。せんたーではスマトラサイの繁殖に取り組んでいます。 |
インドネシア森林火災に対処策はほとんどなされていない(2000年12月4日) |
| クアラルンプールで行なわれた森林火災の世界的評論会議で、世界自然保護基金WWFなどが報告している所では、98年のインドネシアの大規模森林火災による東南アジア一帯に広がった大気汚染、Haze、の後、これを防ぐことはほとんどなされていないのです。報告は言う、来年もしエルニーニョ現象が発生すれば、森林火災とHazeは起こるであろう。アセアン国家はHaze行動計画のようなプログラムを建てた、しかしプランニングがまだなされており、関係各国中でまだ同意されていない。インドネシアと隣国ではパームオイル生産が見こまれているので、森林火災は引き続き大きな問題を起こすであろうと予測しています。 WWFインドネシアの代表は、インドネシア政府は森林火災を止める十分な努力をしていないとして、法の執行権が中央政府から地方政府に来年移るが、地方政府はその資金が十分でない、インドネシア政府は燃やす方による森林伐採を違法としているが、1%の人はそれに従わないでのです、と。さらに続けて、マレーシア会社のプランテーション農園と同様にシンガポール、アメリカなどの銀行を含めた投資家も、燃やす森林伐採に責任がある、と述べています。 |
キナバル自然公園が世界遺跡の一つになった(2000年12月1日) |
| サバ州のキナバル(山)自然パークが世界自然遺跡の一つに選ばれました。ユネスコが運営する世界遺跡委員会はオ−ストラリアで開いた会議で、キナバルパークを世界で128番目の自然遺跡に指定したのです。世界遺跡委員会はこれまでに480箇所の文化施設と128箇所の自然遺跡と22の混合遺跡を指定しているそうです。 |
スイス人活動家ブルーノマンセル(2000年11月23日) |
| (サラワク州の先住民族であるプナン族とかつて何年もの間寝食を共にし、サラワクの森林伐採企業と政府を相手に闘争し、先住民族の権利保護運動の闘志として有名な)Bruno Manserが、今年5月以来消息を絶っている事に関して、サラワク州政府当局は彼に対して、「サラワク州からできるだけ遠くに離れていなさい。サラワクに来るな。我々はあなたにきて欲しくない。プナン族を影響させないでくれ、彼等の生活をまた失わさせないでくれ」 とメッセージを述べています。「プナン族はゆっくりと定住発展計画を受け入れ始めている。」 一方スイス人Bruno Manserの家族とスイスに本拠があるMaser基金は、彼が6ヶ月間も消息を絶っていることを心配して、スイス大使館に助けを求めています。彼等はマンセルはサラワクにいると思うが、彼は病気かそれともジャングル内で行くえ不明になたとのではと、心配しています。 (Intraasia注:マレーシアから追放後も何度もサラワクの地に戻ってきたBruno Manserですが、今回は行方不明になり安否が気遣われているそうです。彼の活動は日本でも確か活字になっているぐらいで、名前はよく知られていますね。しかしその活動内容は私はよく知らないので、コメントはさけます) |
プナン族の訴えを人権委員会が聞く(2000年11月4日) |
| 11月4日 プナン族の訴えを人権委員会が聞く サラワク州の先住民族の1つであるプナン族が森林伐採者によって犠牲を受けて苦境に落ちているとの件で、人権委員会はサラワク州政府と懇談を持つ予定です。プナン族の代表が人権員会に訴えを提出し、人権委員会の介入を要請していると、委員会幹部が述べました。委員会は11月中旬に州政府と会い、必要ならば森林伐採地のUlu Baramと Ulu Niahを訪れるとしています。 森林伐採と土地開発で立ち退かされたプナン族とイバン族の代表10人が、いくつかのNGOの協力でクアラルンプールで今週記者会見を開きました。プナン族の代表は、森林伐採会社が彼等の先祖伝来の土地に侵入してきたので、プナン族はそれを阻止するためにブロックを設けざるを得なかった、と述べています。「我々はこの問題を人権委員会に提出せざるを得ない。なぜなら我々が州政府に苦情を申し入れてぞんざいに扱われるだけです。」と。 プナン族が当局に望むのは、彼等のマレーシア人としての権利を認めて欲しいということです。 |
高地の森林開発抑制に支持の声(2000年10月20日) |
| 政府が国内の丘陵開発プロジェクトを減らす決定をしたことを受けて、環境グループは歓迎の声明を出しました。Sahabat Alamは、グループは丘陵地の森林開発の影響を研究することを多いに支持する、と。 「地方自治体は違法森林開発に対する武器を持っている、しかし欠けているのはそれに対して行動し法を執行する意欲です。」 「丘陵開発にガイドラインの法案は96年に法となったが、地方自治体はそれを真剣に執行してこなかった。」 |
サバ首相の弁明(2000年9月28日) |
| サバ州東南部の森林が許可なく伐採されている問題で、州政府はプロジェクトを実行する合弁会社を設立するために、合意によって年末までに3万ヘクタールを伐採しなければならない、州首相が説明しました。また州首相は(伐採に責任を持つ)Innoprise会社に弁明の記者会見を行なうように指示しました。 |
サバ州東南部の森林地帯の無差別伐採(2000年9月26日) |
| サバ州では、プランテーションと紙・パルプ工場用にとって置かれた相当の森林が無計画に伐採されているかに見えます。川岸まではっきりと伐採していること、伐採用のキャンプと道路、川に堆積した沈泥、こういったことを最近サバ州南東のkalabakan森林保護地
とGunung Rara 森林保護地の上空から観察した結果わかりました。 紙とパルプ工場に供給するためのアカシアプランテーションを作る計画はまだ提案段階です。プランテーションと工場のための環境影響評価がなされなければならないのです。その前の伐採と土地開発はどんなであれ違法と考えられるでしょう、とサバ州環境保護庁によればです。「我々は環境評価のコンサルタントを指名するところです。」 「われわれはその地域でなされている伐採にかんしては知りません。」 とInnoprise Corporation会社の幹部。この会社は州政府の投資機間サバ財団の翼下にある会社です。RM46億にのぼる事業は、Innoprise Corporation会社と中国Fuxing Pulp&Papaer Industries との共同事業なのです。 両社がそれぞれ40%を所有しています。残りをLions Management会社が所有。この事業地のサイズは24万1千ヘクタールで、ほとんどシンガポールの4倍の広さです。場所はKalabakan,Tawautに近く、Maliau Basinと Danum Valleyの地域に広がります。この地はいずれも第1級の保護森林地区です、つまり研究用としてしか伐採できません。 この事業には混乱があるのです、さらに中国大使館商務部は、事業はまだ交渉中で最終結論は出ていないと述べています。環境保護運動家らは、動物相と植物相にとりかえしのつかないダメージを与えると反対しています。この地域にはスマトラさい、オランウータン、象(180頭ほど)、ギボンなどが生息しており、世界でも珍しいワイルドキャットBorneo Bay Catもいます。 Danumからの報告が明らかになりました、そこでは川の氾濫と川岸の侵食が起こっているのです、それを専門家は無差別伐採のせいだと推測しています。象のような通常あまり見かけない動物の目撃が報告されています。それは伐採の影響であろうと専門家は疑っています。世界自然保護基金WWFマレーシアは最近の声明で、事業はSungai Kuamutの南方に限るように、そうすればDanumとMaliauの間の動物移動用に自然の回廊が出来上がるであろう、と提案しています。しかし明らかなる伐採がこの回廊にも観察されるのです。 (Intraasia注:サバ州サラワク州で購買できる全国紙ですがそれでもやはり半島部主体の新聞であるStar紙の非常に価値ある報道ですので、長々と訳しておきました。こういうことはやはりマスコミが表面化させないと永久に明るみに出ません、政治問題に対しては先鋭的なUMNO青年部や野党も環境問題ではさっぱりおとなしいですし、企業界から声があがるとは思えませからね。環境評価もせずに勝手に伐採し、誰もまだその責任を認めようとしていないと鋭く突いた論調の記事です、本編はずっと長いです。尚地図から見ると、以前筆者はサバ1周の時、この地域の周辺を陸路走行したと思う。) |
プナン族のリーダー・長老が一同に会する(2000年9月10日) |
| サラワク州の先住民族であるプナン族の12の部落・グループを代表する長老・リーダーたち30人が、Baram地区に集まり、それぞれの苦境と不満を国の当局に訴えました。プナン族の代表がこれほど集まるのは珍しいことで、プナン族の民族長も出席しました。この集会の中でプナン族に及ぼしている最大のことは、僻地での木材会社による森林伐採に対するプナン族の阻止活動です。 次ぎに重大なことは、マレーシア人権委員会がプナン族に対して、もし権利が侵害されていると思ったら正式に権利侵害の訴えを委員会に出しなさいという発言です。「何年もの間我々は声を当局に伝えようとしてきた。しかし無駄であった。」 「そこでこの集会で、我々の諸グループが面する問題を文書化し、必要であることに共通の立場をとるのです。」とこのプナン族の長。 「プナン族は州政府と木材会社がその先住民族の土地の権利を無視したことに腹を立てています。我々は政府にこれらの先住民族権利を認めて欲しいのです。」 なぜプナン族は遊牧スタイルをあきらめて州政府の求める定住生活にしないのかの質問に答えて、「州政府は我々に土地を約束した、しかし今までに州政府の指導者が一人としてわれわれを訪問したことがない、誰も我々を援助しようとしない。」 「彼らはRM100万の基金を設立することを何年も前に約束した、しかし何もなされていない。我々が永住する土地はない、だから森林を遊牧せざるをえないのです。」 (Intraasia注:政治力なきプナン族が声を上げざるをえないことをわからせる記事ですね) |
サラワクのプナン族の森林伐採への阻止行動(2000年8月30日) |
| サラワク州のミリ地方に属し山間僻地である上部Baram地方のLong Kevokで、森林伐採に抗議してブロックしていたプナン族(Penans)は3週間ぶりにブロックを解きました。しかしBelga地区のに住む別のプナン族が、別の森林伐採に抗議してブロックを築きました。 森林伐採の会社は当局の伐採許可と契約を持っており、プナン族はその地域では先祖伝来の権利を持っているとゆずらず、問題解決には程遠い状況です。Ulu Sungaiでは50人ほどのプナン族がMiriからの会社の伐採に反対しています。 (Intraasia注:プナン族の名前をご存知の方いらっしゃるでしょうか?サラワク州の数ある部族の中でも少数派に入るのですが、かつて住みこんだスイス人の応援活動で国際的に知られ、日本でも一部のマスコミ、環境NGOなどはその活動を紹介していたはずです。しかしマレーシア、特に半島部では極めてその報道は少ないです。この記事を書いた記者も伝聞で報じています。筆者ももちろん実態は知りません。去年でしたか、ある放送局から問い合わせを受けた筆者は半島部でプナン族の名前を知っている人は稀ですと答えました、それは今でも当然同じです、プナン族の森林伐採への阻止行動はまことマレーシア人の興味を引かないテーマです。) |