注目すべき企業の取り組み
世界の森林を守るために、NGOにかぎらず、いろいろな人々が取り組みを始めています。その中でも、企業の取り組みは社会的な影響が非常に大きいものです。ただし、どうしても、目の前の利益にとらわれてしまい、「環境問題に取り組んでいる」という派手な宣伝のわりには、なかみがなかったり、ときには、世界各地で行っている問題ある行動を隠すためのものであったりします。その典型的なものは熱帯地域などでの単一樹種の商業的植林などがあります。しかし、いろいろな企業の中には、なかなか真剣に取り組んでいる企業もあります。そうした企業の取り組みが広がれば、大きく社会を変えていくことができると思います。そこで、注目すべき企業の取り組みを紹介し、その企業の関連ホームページにリンクをつくっていきます。また、これはという企業の取り組みをご存じのかたは、是非ともその情報を「世界の森を守れ」までお送りください。また、逆に、ここで取り上げた企業についても、こんな問題点があるということをご存じのかたも、そうした情報をお送りください。
1.ミサワホーム
- 注目すべき取り組み
- 「森を育てている国から木材を調達するという、環境保全を行っています。
」とのことで、自然林からの木材の使用を減らし、輸入材は再生林で計画的に伐採されたフィンランド材に絞ってきている。
- 評価すべきところ
- ITTOの2000年目標にもある、持続可能な経営の行われている森林からの木材以外の貿易はやめるという考え方には沿った取組と考えられる。
- 課題
- この考え方からいけば、輸入材に頼るより、国産材を取り入れる方が、いいはずである。また、森林認証を受けた木材を使うということも検討すべきだと思う。
- ホームページ
- ミサワホーム環境への取り組みhttp://www.misawa.co.jp/About_MISAWA/ENVIRONMENT/new_ENVIRONMENT.html)→「資源を生かす、資源を育てる」のページ
(http://www.misawa.co.jp/B-message/eco-activity/ecoact-indexpages/ecoac-index3.html)
2.コクヨ
- 注目すべき取り組み
- 間伐材を使ったオフィス家具を販売している。雑古紙などを使った古紙再生品の文房具を販売している。グリーン購入などにも取り組んでいる。
- 課題
- 間伐材オフィス家具については、コクヨの主力商品となるようにしていってほしい。また、紙の原料となるウッドチップなどについて、ITTOの2000年目標にあるように、持続可能な森林経営の行われているところから輸入されているかどうか確かめて欲しい。
- ホームページ
- コクヨホームページ(http://www.kokuyo.co.jp/)→コクヨ会社案内の項の●環境への取り組み→「地球に優しい企業をめざして」の「CONTENTS」の「コクヨの新しい取り組み」→資源の有効活用への取り組み→間伐材を使ったオフィス家具
3.住友林業
- 注目すべき取り組み
- 台風で被害のでた富士山の国有林(檜などの人工林)をボランティアを募って、自然林の復元に取り組んでいる。2000年10月15日には「約1.3ヘクタールにわたりブナ、ミズキ、ミズナラ、ヒメシャラなど富士山の在来種1350本を植林」している。(毎日新聞2000年10月23日(月)
プレスリリースより YAHOOニュースより)
- 課題
- 海外での植林でも、商業的植林ばかりではなく、自然林を復元する活動を行って欲しい。