サラワクのプナン人のブロッケードに関するページ

 残されたサラワクの森を伐採企業から守り、プナンの人々の命と文化を守るために、世界の森を破壊してきた日本に住む私たちが、せめてできることは無いのでしょうか。私たちは、今、プナンの人々の森から切り出された熱帯材でつくられた、家具を使っているのかもしれません。そうした熱帯材を使用した家に住んでいるのかもしれません。そうした熱帯材を使ってつくられたコンクリートの建物の中で、仕事をしているのかもしれません。そうした熱帯材でつくられた選挙の掲示板をながめていたのかもしれません。日本に住む私たちと、プナンの人たちの命をかけた行動と、私たちは何の関係もないのでしょうか。

 すでに、短信のページなどで、お伝えしていますが、マレーシアのサラワクでプナンの人々が、プナンの人々が生き延びていくために必要な地域で森林伐採を進めている企業に抗議して、伐採道路にバリケードをつくり、森林の伐採をやめさせるためにやむにやまれぬ行動に出ています。サラワクでは、以前にもいろいろな先住民が森林伐採をやめさせるためにブロッケードを行ってきましたが、その後もどんどん森林伐採が進み、今では、プナン人以外の先住民は住んでいない、奥地の森林にまで、伐採の手がのびてきているのです。このブロッケードはもしかしたら、サラワクの森とともに生きてきたプナンの人々の最後の叫びかもしれません。私たちが、プナンの人々の行動に何の関心も持たず、見殺しにしてしまったら、世界の森にとって、私たちにとって、取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。

プナン人のブロッケードに関するくわしい情報を集めてください。

 この問題に関する日本語の情報は、今、非常に少ないです。しかし、英語のホームページでは、すでに、世界的に有名な熱帯林保護の活動家であるブルーノ・マンサーさんのホームページBruno-Manser-Fonds (BMF) http://www.bmf.ch/ には、この問題が写真付きでくわしく掲載されており、マレーシア政府やサラワク州政府などに手紙やFAXを送ることを呼びかけています。また、多数の現地新聞の記事なども紹介されています。また、サラワク現地のNGOのホームページ「Rengah Sarawak」 http://www.rengah.c2o.org/ にも、この問題が写真付きで掲載されています。
 また、日本語のサイトでも、「マレーシアから日本の皆様へ マレーシア情報 INTRAASIA INFO NET」というサイトの「新聞記事から」のページにプナン人のブロッケードなどの記事が掲載されています。


ブロッケードその後

 いくつかの情報によると、8月末にこの地域でのプナン人のブロッケードは解除されたようです。しかし、プナン人たちの森を守り、土地の権利を守る訴えは続いています。
 World Rainforest Movement (WRM)のホームページ(http://www.wrm.org.uy/)のBulletin38にもプナン人のブロッケードのことが掲載されています。

「世界の森を守れ」制作者へのメール

「世界の森を守れ」内の関連するページへのリンク