第3日目(6月13日)モントルー・ロシェ・ドゥ・ネー、そしてブリエンツへ
スイスに来て、3日目・・・・今日もお天気は上々◎
今日はモントルーから登山電車に乗って、1時間ほどのところにある展望台へ行くことに。
モントルーの駅の一番端っこのホームにその登山電車は待っていました。
マーモットやサンタさんが描かれた電車、可愛いでしょ?
これに乗って標高2000m.まで登っていくんです。
もちろん、普通だったら登れないような斜面をずんずん
登っていけるのは、アプト式だからです。
右の写真は車窓から見たレマン湖と
そこに建っているシヨン城です。
何気なく取ったのですが、この景色は
どうやら車窓からの絶景ポイントの
一つだったみたいで、スイス鉄道の
旅という本に同じ写真が載っていて
なんだか嬉しくなってしまいました。
頂上が近付くにつれて雪景色に
なっていきます。 ↓
その展望レストランは、
絶壁に近い所にあるの
ですが、時期が早すぎたのか
まだオープンしてません
でした。
右の写真は、植物園内の
散策路を歩いている私です。
可愛らしい高山植物です。
このほかにもたくさんの花が
咲いていました。
また別にアルバムを作る
予定ですので、見て下さいね。
さて、再び登山電車に乗って、モントルーの駅まで
戻ってきました。
←これが、モントルーの駅・・・
ちょっと近代的な感じの駅でしょ?
ここから、列車に3時間半ほど乗って、次の街
Brienz(ブリエンツ)まで移動します。
スイスはとても鉄道の発達した国ですが、
観光客に人気のあるのが『氷河急行』
そして『ベルニナ急行』です。そんな中で最近人気が
出てきたのが私たちがこれから乗車する
『ゴールデンパスライン』というルートです。
今回の旅・・・一つにはこのルートに乗ってみたくて
ジュネーブからモントルーに行く計画を立てたのでした。
このルートはモントルーの街からルツェルンの街まで
全長254キロあります。その最大の特徴は、始発駅の
モントルーから終点のルツェルンまで直通列車が1本も
ないこと!最低でも2回は乗り換えないと終点まで
行けないんです。それは、このルートが私鉄3社と
スイス国鉄からなり、それぞれ線路幅が違うからなんだ
とか・・・・・。でもスムーズに乗り換えできるように
ダイヤが工夫されているんですよ。
私たちは、終点のルツェルンまで行かずに、途中の
ブリエンツまで乗りました。
モントルーの駅を出て、家並みが途切れると
辺り一面の葡萄畑が広がっているのが
見えます。レマン湖の北岸はスイスでも
有数のワインの産地なんだとか・・・・
そうこうするうちに、電車は高度をぐんと上げて
レマン湖がはるか下のほうに見えてきます。
このMOB鉄道、1000m.進む間に73m.上昇
するんです。アプト式などに頼らない鉄道
としては、限界に近いと本に書いてありました。
電車に乗ること1時間45分・・・車窓から見る
景色の素晴らしさに時間の経つのも忘れるほど!
そして、ここで、スイス国鉄ブリューニック線に3度目の乗り換え、目的地のブリエンツに
着いたのは、夕方の5時を過ぎていました。駅から7分ほど歩くと今日の宿泊するB&Bが
見えてきました。B&Bと言うのは、BedとBreakfast・・・・・つまりベッドと朝食だけを提供する宿
をいいます。普通の家庭が余っている部屋などを提供していることもあるみたいです。
私たちが泊まったところも、自分たちのこどもさんが使わなくなったお部屋のようでした。
下の写真がそのB&Bの全景と部屋の様子です。オーナーさんは60代くらいのご夫婦でした。
さて、荷物を宿に置いたら、ブリエンツの街の探検です。
ブリエンツの街は長さ15キロ、幅3キロの細長い湖『ブリエンツ湖』のほとりにあります。
メインストリートを1キロほど歩くと、ブルンガッセとい通りにでます。
そこは石畳の通りで、道の両側には典型的な古い民家が立ち並び、窓には花々が美しく
飾られていました。
その湖の色はコバルト色とでも言ったら
良いのでしょうか・・・神秘的な感じさえします。
街は木彫りの街として知られており、メイン
ストリート沿いに木工芸品店が多くありました。
木彫り学校もあるんですよ。
レマン湖とブドウ畑
←ブリエンツ湖
一通り街を歩いた後は、地元の方に教えてもらったレストランで夕食を取りました。
どちらもじゃが芋料理です。一つはじゃが芋を細切りにして焼いたものにチーズと
目玉焼きののったもので写真の左のものです。
もう一つは『ブラートヴルスト』といって、スイス中どこでも食べられる料理でソーセージを
焼いてソースをかけたものにじゃが芋のフライを添えたもので、写真の右のものです。。