第1日目(6月17日)関空|〜香港〜ロンドンへ

  今日はいよいよロンドンへ出発する日。 
  関空発18:10発のキャセイ航空でまずは香港へ。
  そこで、今回一緒に行く友人と待ち合わせをしている。
  途中で2人になるとはいえ、関空から1人で出発するのは初めてなので、
  さすがの私も少々心細い。
  関空行きのリムジンバスに乗っていると友人からメールが入った。
  香港からは同じ航空機になるので先にチェックインした彼女に席が
  隣同士かつ通路側になるようにキャセイ航空に頼んでみて貰ったのだ。
  結果、OKだそうで隣同士の席を予め押さえて関空に連絡を入れてくれたそう。
  ほっとした。だって10時間以上1人で座るなんて耐えられないよね。
  16:10にHISのカウンターに航空券を取りに行き、その後泉州銀行なるところで
  少しポンドに両替をした。
  ここは当日のレートより手数料を入れても他の銀行より安いというので
  今回利用してみた。

  そして、いよいよチェックイン、無事に待ち合わせできるかという心配を胸に一路香港へ。
  無事に香港に到着し、待ち合わせの場所に行くと、
  先に到着しているはずの友人の姿が無い!
  トイレでも寄っているのかなとそのときはまだ余裕の気持ちで待っていたが、
  10分・15分過ぎていくうちに気持ちの余裕はどこへやら・・・・・
  ちゃんと東京からの便は着いたのかしら?
  カウンターに行って問い合わせる勇気はないもんな・・・こんなとき英語が堪能ならいいのに
  なんて悔やんでみても始まらないよね。
  待つこと、25分、もうこうなると居ても経ってもいられなくなり、あちこちうろうろしてみた。
  何のことは無い、お互いすぐ近くにいたのに分からなかったのだ。
  無事に会えて何より・何よりだわ。
  乗り継ぎのチェックインを済ませ、待つこと、2時間半。
  出発予定の時刻になっても、ゲートが開かない。
  30分、1時間と経過してもまだまだって感じなのだが何の説明もなし。どうなってるの?
  結局1時間半遅れの出発となった。
  なんだか始めからこんなんでは先が思いやられるよ。

      
  
  今時の飛行機は1人1人前の座席の背もたれ部分を利用して液晶画面があり。
  映画が観られるようになっている。便利よね。操作もリモコンなの。
  香港からは10時間ちょっとのフライト。
  エコノミー症候群にとやらになったら大変なのでトイレに行くのを兼ねて機内を歩く。
  トイレに行ったら、3歳ぐらいの外国人の男の子が1人で用を足そうと頑張っていた。
  すぐ傍にお母さんがいるのだけど、赤ちゃん抱いているし、一人でやるのを見守っている。
  男の子が用を足した後、お母さんは次の人が気持ちよく使えるように点検していた。
  が、生後一ヶ月ほどの赤ちゃん抱いていたのでは綺麗に便器を拭けない。
  すると、彼女は私に赤ちゃんを抱いてい欲しいという。
  「OK !」と抱くとなんて軽いのかしら・・・それにとっても可愛いの。
  久しく赤ちゃんを抱いたことが無かった私は、おっぱいの匂いのする赤ちゃんに
  しばし酔いしれちゃったのだ。なんか幸せな気分になってしまった。
  「She's so cute !」というと、「Thank you !」とお母さんはにっこり笑っていた。



  1時間半の遅れを1時間に縮め、無事に朝8時にロンドン・ヒースロー空港に到着。
  これから、5日間のロンドン生活が始まるのだ。