第3日目 6月19日(月) コヴェントガーデンへ

今日はロンドン2日目。
昨日から利用している地下鉄もだいぶ
慣れてきました。
写真はその地下鉄の中の様子。
天井も低いし、幅も狭いし、日本のように冷房も入っていませんから、暑いの何の・・・・。
その地下鉄を1回乗り換えて、コヴェントガーデン
へ。

コヴェントガーデンは、ミュージカル映画
「マイ・フェア・レディ」の舞台になったところで、かつて
庶民の市場だったとこだそうです。
今は一大ショッピングセンターとなり、終日観光客で
賑わっています。
その歴史は12世紀まで遡り、ウエストミンスターの
修道院(コヴェント)の菜園(ガーデン)だったところ。
その後16世紀に修道院の領地が没収されると、
17世紀には青果市場となり、以後300年間に渡り、
庶民の台所としての役割を果たしてきましたが、近年
都市再開発により市場が移転し、ショッピングセンター
として生まれ変わったのだとか・・・
現在は「ザ・マーケット」と呼ばれている。
そのマーケットの南側にあるのが「ジュビリーマーケット」
と呼ばれている蚤の市。今日の目的地はそこなのです。

この蚤の市は毎日開かれていているのですが、
お目当てのアンティークマーケットが開かれているのは、月曜日。
アップルマーケットとジュビリーマーケットの2つが
楽しめます。
アップルのほうは建物の間のスペースにあり、40
ストールほどが軒を連ねます。
その奥のインドアにジュビリーマーケットがあります。
写真は、ジュビリーマーケットの銀食器のストールで。
このような高い銀食器からまるで宝探しをするように
品物の山を書き分けながら探すガラクタ(失礼かな?)まで、あらゆる物が売られていました。

あっという間に時間が過ぎていきます。

私がこの日買ったのは右の写真のワイングラス。
グラスの縁に葡萄の実と葉が綺麗に彫られています。
そのお店のオーナーが言うにはこのグラスは1810年〜
1830年代のものだとか・・でも、保証書があるわけでは
ないので、自分が信じるかどうかかしら・・・
素人の私にはそこまでの目利きは出来ませんから。
ただ、そのグラスが私が気に入ったと言うことが大事だと
思います。他に、銀の蓋の付いたシュガーポットと
アクセサリー。(これは山の中から探し出した安物です)
一緒に行った友人は同じくアクセサリーと銀のシンブルを
いくつか買っていました。
ここでお昼を食べた後は、近くのピカデリーサーカスへ。

地下鉄で2駅隣りのピカデリーサーカスへ。
ここでは、まず「tkts」と言うところへ行きました。
ここは、ロンドン演劇協会運営のウエストエンドの
演劇の当日券が通常料金の半額+手数料で手に
入るのです。ロンドンに行ったら、是非本場の
ミュージカルを見たいと思っていました。
人気のあるミュージカルはチケットが手に入りにくい
と聞いたいたので、日本から予約をしていくことも
考えたのですが、手数料を入れるとチケット代の
倍になってしますので、止めました。
たまたま、その日は「オペラ座の怪人」のチケットが
半額ではなかったけれど、売っていましたので、
早速手に入れました。開演は午後7時半。

それまでの間、せっかくロンドンに来たのだから
アフタヌーンティを楽しもうと紅茶で有名な「F&M」へ
でも、本格的なアフタヌーンティを楽しめる
ティールームは予約が必要との事で、駄目でしたが、
1階のティールームで紅茶とスコーンを楽しみました。
イギリスではスコーンにはクロデッドクリームとジャムは
付き物なのだそうです。
クロテッドクリームは生クリームとバターの中間の様な物で
塩気はまったくありません。
それだけ塗っても美味しくなく、ジャムと組み合わせることで
美味しさが倍増するみたいです。

さて、いよいよ本格的なミュージカルを見に劇場へ。
とても古そうな劇場で、中では始まるまでの間や幕間に
お酒が楽しめるようになっていました。
ミュージカルのせいか、皆さんカジュアルな服装で
来ていました。
言葉は分からないところもたくさんあったのですが、
日本で2回見ていたので話の筋も歌も分かっていたので安心して楽しめました。
衣装も舞台装置も日本で見た劇団四季のそれとは
違っていました。
俳優さんたちは一人一人がとても力があるのでしょう。
誰の歌を聞いても素晴らしいものでした。
そして、俳優さんたちの演技はもちろんですが、
オーケストラボックスがあり、生の演奏でミュージカルが
楽しめたのがよかったですねえ〜
始まる前に近くのイタリアンで夕食を取ったのですが、
そこのマスターが、このミュージカルは小泉さんも
見に来られたよと言っていました。
終演は午後10時近く。地下鉄に乗ってホテルに戻ると
もう11時を過ぎていました。
下の写真はそのオーケストラボックス。
写真を撮っていて、怒られてしまいましたが
・・・