鶴の湯慕情
田沢なる湖水のほとり 天かける乳頭のふもと 
火の山駒の尾根近く 人知れず咲く湯花一輪 
勘助鶴を見たりとて 其名ゆかしく伝わり
幾山河越えて佐竹の殿も来ぬ 本陣跡にその名とどめつ 
新緑萌ゆる木木の膚 水車はめぐる夏の晩 
秋錦繍の夜半の月 いずこともなく生保内節
かくて歴史は遠ざれど 変らぬ湯の香呼子鳥 
薬師の利益あらたかに
今よみがえる 秘境鶴の湯
さとう しゅうのすけ 作詞