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ベートーヴェン 交響曲第2番
Beethoven: Symphony No.2


ベートーヴェンの交響曲第2番(作品36)は、1802年に作曲されたそうです。
ウィキペディア(Wikipedia)で調べてみたら
ハイドンの枠組みの中にはあるが、作曲技法として進化しており、第1楽章序奏の規模が拡大し、重要性が増していること、動機がより緻密になり、ソナタ形式楽章におけるコーダが第2展開部としての様相を呈し始めていることなどが指摘されるとのこと。また、木管楽器(特にクラリネット)が活躍し、チェロと、コントラバスを分割して扱う手法が、顕著になっていることが注目されるとのことです。

第1楽章 ニ長調 4/3拍子〜4/4拍子 序奏付きのソナタ形式(提示部反復指定あり)
序奏部は、大胆な転調を含む大規模なもので、ニ短調の主和音がアルペッジョで下降するパッセージが見られます。
主部は、力強い第1主題と、穏やかな第2主題からなっており、展開部は、長く2部に分かれ、コーダも長く、第2展開部としての役割も果たすもの。

第2楽章 イ長調 8/3拍子 ソナタ形式
旋律の美しさによって有名で、第1主題部は長めで弦楽部に始まり、木管で繰り返されるもの。第2主題も、第1ヴァイオリンで導かれ、コデッタの後、反復なしで第1主題を主とした展開部に入り、再現部は、対位法を効果的に使ったものとなっています。

第3楽章 ニ長調 4/3拍子 複合三部形式
交響曲に初めて「スケルツォ」の名称を用いたもので、規模が小さいもの。

第4楽章 ニ長調 2/2拍子 ロンドソナタ形式
問いかけるようなユニークな動機の第1主題で開始し、動機が楽章全体を支配しています。チェロによる田園的な経過句の後、木管に第2主題が現れ、短いコデッタの後、反復なしに展開部へ移行します。劇的な迫力があり、総休止を効果的に使って進行するものです。コーダは、全体の3分の1を占める長大なものです。

初演では「奇を衒いすぎている」と評されたそうだけど〜 次の3番に繋がる重要な作品だし、リズミカルです。

バーンスタイン ウィーン・フィル 1978年
Leonard Bernstein  Wiener Philharmoniker
(Vienna Philharmonic Orchestra)

これもありかっ

録音状態はまずまず。重くて、バタバタ〜とした感が否めないのは、ティンパニーのせいかしらん。ライブ盤  ベートーヴェン交響曲全集BOX
1楽章
レニーさんの演奏は、さすがに今になっては、厚すぎて、うぷぷぅ〜 久々にお聴きしたのだが、やっぱり濃いっ。 
耳が慣れてくると、ゴリゴリした感覚が、少しは面白くなってきたりするんだけど。
でも、やっぱり濃いです。ウィーンフィルの艶のあるなだらかな美音が醸し出された演奏というよりは、全く違ったアプローチで、アタックの強い演奏だ。
ワタシが所有している盤は、古い輸入盤なので、今は改善されているのかもしれないが、重いっ。
ライブ盤で、厚い、熱いのだが〜 相当に重量の重いもので、バンバン、ドンドン、ゴリゴリという感じで響く。
躍動的なリズムがあるのだが、そのリズム感は、スマートとはとても言えず、重い荷物と格闘しているかのようだ。
なにせ、ティンパニーがインパクト強すぎて〜 全てを台無しにしちゃう感がある。
せっかくの木管のフレーズや、弦の優美な、優しいフレーズを、壊しちゃう感じで、ババぁ〜ン!と、ぶちかましてくれる。
(えっ ドンビキ・・・ こんなに鳴らさなくても・・・)
1楽章が終わる頃には、既に、ボコボコにされた感じで、打ち身が酷く、疲れちゃう。まいっちゃた。

2楽章
柔らかく美しい旋律は、うんうん、これこれ〜という状態だ。クラリネットなどの木管のフレーズが、特に美しい。
木管のハーモニーと、そこに絡むヴァイオリンが、とても慈愛に満ちた歌を歌う。
これが、ベートーヴェンの優しさなんだろうなあ。と思いつつ、ベートーヴェンの曲とは思えないほどチャーミングなので、驚きつつ、ヴァイオリンの線の細いが艶のある音に、うっとり。
ふわっとした弦のフレージングが、前楽章とうってかわって、まるで別人のようだ。フルートの柔らかいフレーズによって、夢幻の世界が醸し出されてくる。

3楽章
「みれみ みっ みれみ ふぁっ」 ベートーヴェンのこの曲から、3楽章にスケルツォが入るようになったらしい〜
(あっ そうか。それまでは、メヌエットだったんですよね)
リズミカルな楽章なのだが、バーンスタイン盤は、ちょっと重い。語尾が長くって、鈍重な感じがしちゃう。もっと、語尾が鋭くないと、さすがに、これでは、おおっ、これぞスケルツォ!とは、言いづらいかなあ。
「みれみ みぃ〜」「そらふぁ そらふぁ どぉ〜」と、軽やかに進んで行く筈なのだが、低弦のフレーズと、軽やかに挟まれる合いの手の楽器との音のバランスが、少し悪いのかもしれない。
ワタシのお粗末な耳では、低弦の重さに耳が傾いてしまって、おっと ととと・・・と、バランスが悪いよう思う。

4楽章
「たらん ららら らたっん」というリズムが出てきて、とっても楽しく、愉悦性の高い楽章だ。
滑るようなリズムがあって、この音型が繰り返し登場してくる。弦は、たらら たらら たらら〜っと滑りを重ねていくのだが、そのうちに、チェロが優美なフレーズを奏でるし、木管が登場して、しぃ〜そみ〜、ピコピコと主題を奏でていく。
この合いの手の入れ方が絶妙だ。右手と左手が、聴いているうちに、打楽器のように動き始めちゃう。

ウィキペディア(Wikipedia)で調べてみたら、この2番を書いた頃には、既に難聴が始まっていたというし〜
えっ まだ、1770年生まれだったから、32歳頃でしょ。それなのに、もう悪くなってたの?・・・と、驚くほど、とっても、そんなことを感じさせないリズミカルで明るい楽曲です。

バーンスタイン盤は、確かに愉悦性は感じるのだけど、少しバタバタした感じがして、あまり録音状態も褒められたものではないし〜 せっかくのリズミカルな楽曲が、4楽章の最後にも、ドスコイ状態でティンパニーが鳴ってくるので、うぐっ。
うるせぇ〜っと思っちゃいます。(下品な発言でスミマセン 謝)

1978年 バーンスタイン ウィーン・フィル ★★★
所有盤を整理中です。

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