「 頭のなかの ♪ おたまじゃくし 〜クラシック音楽を聴いてみよう〜」

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ドヴォルザーク 交響曲第2番、第3番
Dvorak: Symphony No.2-3


ノイマン チェコ・フィル 1973年
Václav Neumann  Ceska filharmonie  (Czech Philharmonic Orchestra)



録音状態は良い。さっぱりと、シンプルで、チャーミングな演奏だ。ノイマンは、ドヴォルザークの交響曲全集を録音しているが、
これは1回目の録音で、アナログの時代の盤である。全集BOX7枚組の1枚 1968年〜73年
1楽章
んちゃちゃ んちゃちゃ・・・(どっどっふぁっ どっどっふぁっ)というワルツのフレーズが短くあって、甘酸っぱいドヴォルザーク特有の旋律美が出てくる。
「ふぁ〜 みふぁそふぁみふぁ どぉ〜」
「っふぁそ らしどれみっ ふぁ〜 みそふぁ み〜れ〜」
「どぉ〜 みそふぁそふぁ みれぇ〜 みふぁそふぁ れぇ〜 ふぁ〜みふぁそ れぇ〜」
どこか、ハスキーな声で歌いながら、「ふぁ〜 みふぁそふぁ みふぁそぉ〜」と、ちょっぴり付点のついたリズムで、恋に浮かれたような雰囲気で歌う。
この独特の歌謡風のフレーズは、柔らかく、草の匂いの香る、清々しく、若く、草原の広がりのようだ。
同じフレーズを、結構繰り返しているのだが、そのフレーズを歌いながら、期待に胸を膨らませて、どこかウキウキとしている。

で、聴き手であるワタシも、つい、つらされて〜 ウキウキして、「っふぁそ らっしっどっれみ ふぁ〜」と、歌ってしまう始末。でも、楽しい し、若々しいフレーズである。
弦が歌い、ティンパニーが適度な音量でアクセントをつけて、「ふぁっれっ ふぁっれ ふぁっれ〜」
弦のあとに、また、楽器を変えて、オーボエやフルートの音色で奏でられる。
フレーズの語尾が、スカートを、ひらっ ひらっと広げて、遊んでいるような感じで〜 音が広がっていく。

う〜ん。このドヴォルザークの交響曲第3番は、あまり聴かれないように思う。
新世界というタイトルの9番、ドヴォ8って言われるように、9・8番がダントツである。ついで、7番が聴かれているだろうか。つまり、後期と呼ばれる楽曲が有名である。
しかし、5番も、そして、この3番も、う〜ん。いやいや、なかなかのできばえで、さすが。と言いたくなるほど、素朴で美しいフレーズが詰まっている。
一度聴いたら、ハイ、とりこになっちゃうぐらい可愛くて、少女のようなフレーズなのです。これっ太鼓判。
なにも、しかめっつらして聴いているのが、交響曲じゃーありませんよ。と言われているような気がするほどで、とりこになっちゃいますね。(笑)

「そぉ〜ふぁ〜み〜れ〜 そぉ〜ふぁ〜み〜れ〜 どしらそ み れそふぁらそ〜」
「どしらそ ふぁみれどぉ〜 どしらそ ふぁみれどぉ〜」と、可愛く歌われチャー やられちゃいますよ。
ノイマン盤(旧盤)は、ハイ、チャーミングですねえ。
この3番、どうやら、ドヴォルザークさんの若い頃の新婚ホヤホヤのような歌なのです。
でも、初演が、我が祖国のスメタナさんが指揮しているらしいので〜 ちょっと、面白いんですけど。

2楽章
この楽章は、ちょっと、「れぇ〜みっ れぇ〜みっ」 「れ〜そぉ ふぁみ れ〜っど れ〜っど」と、溜息をつくような、悲しげな楽章になっている。
ほの暗い哀愁を含んだ弦のフレーズが、どこかロマンティックな色の濃い、襞のあるフレーズになっている。
「れぇ〜 ふぁみれどぉ〜 どぉ〜そしら そ〜ふぁ」
チェロとヴァイオリンの弦のフレーズと、フルートの透明度のある音色が絡む。
はぁ〜っと空を仰いで溜息ついているようで、ホルンが柔らかい空気を漂わせて慰めているかのようだ。
結婚に反対された若いカップルが、まるで、木々の間に座って、神妙に、どーしましょ。反対されてしまって、困ったわ。って感じで、何事か、相談しているかのようで〜
「れぇ〜みっ(パパン) そらしそそ そぉ〜 そらしそ そぉ〜」
「ふぁ〜 みふぁそふぁみ ふぁ〜」
「みふぁそふぁみ みふぁそふぁみ〜」「ふぁ〜み〜 ふぁ〜み〜」 
ハイ、こりゃ〜 やっぱ、若い2人の互いの気持ちを確かめ合いつつ、相談してますねえ。って感じ。
まっ 多少、困難があればこそ、燃えるのよぉ〜 ってワタシなら、アドバイスしたくなります。(笑)

場面が変わって、ギターの音色のようにハープが奏でられる。
「ふぁ〜 ふぁ〜 らっらっしっ ら らっらしっ らっ (れれ) らっしど れぇ〜」
ホルンが、柔らかく木漏れ日が動くように、まあ、なんとか、なるわっ。と囁くように奏でられる。
クラリネットやフルートが、もののみごとに柔らかいフレーズを奏でる。
「っしれら〜みしどれぇ〜 みしどれぇ〜」
ホルンやハープが、メルヘンチックに流れきて、最後には、金管が「らっらっしらっ らっらしらっ」のフレーズを繰り返すのだが、ノイマン盤では、あくまでも柔らかく、包み込むようにして、 自然な流れのなかで、もりあげていく。
シンプルなフレーズが、これほどまでに、飽きさせず、楽器を変えて、リズムを刻み、柔らかい曲線を描いて、広がりつつ、雰囲気を造っていくというのも、う〜ん。珍しいかも。
牧歌的というだけでは言えない。ひと言では言い表せない、ちょっぴり、恋の悩みのようで〜
ちょっとしたことで、明るくなったり、沈み込んだりしている、そんなカップルの心情のように聞こえる。

3楽章
スキップするかのような軽やかな舞踏風の楽章である。
「どぉ〜っ っらっれっどっ みぃ〜 っふぁっらっみっ そぉ〜 っふぁっらっそっ」
「っそっらっそっ っみっふぁっみっ っどっれっどっ・・・」 
高音域の弦の、キレのある滑りで始まる。
トライアングルが鳴って、ハイ、こりゃ〜お祭ですね。
「らしど れっど らしど みふぁっみっれっ どっれっみっ・・・」って感じです。ティンパニーを間に挟んで、金管と、木管が小節を回すかのような、小さな金管のフレーズも、合いの手を入れてくる。
タラン タラン タランっ と小さく、小気味よく、速く、弾む。

「そっら そっど そっら そっど そっら そっど」
まるで、阿波踊りのような足の運びのような〜 そんなフレーズも入っている。
ワタシの勝手なイメージだが、こりゃ〜 若いカップルの田舎での結婚式みたいな感じです。
田舎のおじちゃん、おばちゃんが、寄り合って、お祝いムードで、踊っているかのような感じを受ける。素朴な、祝祭ムード漂う楽章で、すごくシンプルな音型で、聞きやすい。
ノイマン盤は、素朴さがたっぷり出ているが、そこはかとなく(?)品がある。
ホントの田舎まるだしの、泥臭い、田舎くさーい、小節の効いた演歌っぽい歌い方ではないように思う。
何が、田舎くさーい。なのか、何が、ボヘミア風っていうのか、確たる根拠も定義になるような言葉も見つからないが、う〜ん。(苦笑)

あえて、日本の演歌で例えちゃうと、都はる○さんのような、「アンコー椿はぁ〜っ アンコーっ」て感じの、喉の奥から絞り出してくるような歌い方ではなく、水森かお○さんのご当地演歌のような、さらり〜感があるのだ。
そう言う意味では、ちょっと水っぽく、粘りけがないとも言えるが、高音域のすーっとした軽めの音が、なんだか、この楽曲では生きているような気がする。こんな素朴で、ナチュラルで良いの?って言いたくなるほど、演歌臭くないし、コブシもまわってないし ・・・
でも、一応・・・ いやいや正真正銘のチェコ・フィルですもんね。

スウィトナー盤も聴いてみたのだが、スウィトナーさんのほうが、ごわごわしてて、なんだか、妙に迷いがあるような、変に、土のついた、じゃがいも風味たっぷりのドイツ臭くなりすぎてて〜 結構熱い。
ノイマン盤は、のんびり〜としているが、すこぶる自然に、何のてらいもなく、迷いもなく、策なさすぎ〜って感じるぐらい、ホント、す〜っと流れていくのだけど。
そこはかとなく、チャーミングな演奏 なのであります。素材を生かしました。って感じでしょうか。
スウィトナー シュターツカペレ・ベルリン 1978年
Otmar Suitner Sächsische Staatskapelle Berlin
(Staatskapelle Berlin

もえてるぅ〜

録音状態は良い。アナログっぽく、穏やかな音質で、素朴な若い頃の作品を、描き出していく。特に、3番は、すこぶる熱い演奏で、メチャ立派に演奏される。最後には、火柱が立つほどの勢いあり。
カップリング:交響曲全集5枚組BOX、序曲集として1枚モノCDもあり。もちろん国内盤もバラで発売されている。
交響曲第2番

ドヴォルザークの交響曲は9番まであるが、概ね7番から9番までが良く聴かれているように思う。
で、ここでご紹介する2番は、ワタシは初めて聞いたような気がする。
とりあえず、あまり馴染みがないので、ウィキペディア(Wikipedia)を元に記述すると、ドヴォルザークの交響曲第2番変ロ長調(作品番号4 B12)は、1865年、第1番の完成後すぐに作曲した交響曲だそうである。
ドヴォルザークは1841年生まれなので〜 単純にいうと24歳頃の作品なのだ。
1865年8月1日に着手して、10月9日にはもう完成している。はやっ!
ちなみに1番も同じ65年に作曲してコンクールに出したというし〜 この方はブラームスとは違って、早書きなのだ。

しかし、約20年後の1887年に改訂をして、88年3月にプラハ初演されている。
が、スコアの出版は1959年まで持ち越してしまった。なんと・・・約100年ほど遅れたようだ。で、現在の交響曲第7番が2番として出版されていたそうである。
まあ、87年に改訂して、交響曲第8番が89年に完成しているので、ある意味、後期の交響曲の影響も、ほんのちょっぴり・・・あるかもしれない。

楽曲構成は、4楽章で、約50分という大作である。
第1楽章 アレグロ・コン・モート 変ロ長調 4/2拍子 ソナタ形式
第2楽章 ポーコ・アダージョ ト短調 8/12拍子 自由な三部形式
第3楽章 スケルツォ アレグロ・コン・ブリオ 変ロ長調 4/3拍子 三部形式
第4楽章 アレグロ・コン・フオーコ 変ロ長調 2/2拍子 自由なソナタ形式

で、今日、初めてさらっと聴いたのだけど、ひとことでいっちゃうと、1楽章は爽やかで、木管のフレーズは、素朴だけど良く歌っており、牧歌的なフレーズが登場してくる。
そよそよ〜っとした、春めいた風のようなフレーズが、とても柔らかい。
ドヴォルザークさんって、良い人なんだな〜っていう人柄がでている感じで、ほっこり安心して、するっと聴けちゃう。
暖かみのある演奏で、弦より木管のフレーズが綺麗だ。もう少しパンチのある主題で、刺激もあってもよいかしらん〜と思うが、まだ、2作目でしょ。それにしては、既に安定した型が感じられる。

2楽章は、木管のフレーズと弦が憂鬱そうな雰囲気を漂わせる。
ちょっと間延びしているかもしれないし、もう少しテンポアップでもいいんだけど。木管の使いは、やっぱり巧い。

3楽章は、冒頭の部分が、えっと思うほど、意外な弦のユニゾンで始まる。が、すぐに弦が快活に動きまわって進む。
チェロの少し甘めの歌謡風旋律と、青春時代を謳歌しているかのような、喜びの歌が感じられる。
弾んだリズム感が民俗舞踊風で、強烈な個性ではないけれど、結構インパクトがある。それに、ユニゾンっていうのが、印象的で、意外な使われ方をしている。低弦の入り方、ティンパニーの使い方、木管と弦の融合した感じなどは、結構おもしろい。

4楽章は、いきなり、弦が1つのラインを、れ〜 ふぁ〜 ふぁ〜 ふぁ〜ふぁ と、鳴らす。
アハハ〜 もしかして汽車が動きだす場面なの? 汽笛みたいで〜 チェロと、ティンパニー、フルートかな。
この出だし、思わずゲンダイオンガクかと思ったが、すぐにロマンティックな弦のフレーズが入ってくるので、ほっとする。
で、チェロのほろ苦くも甘いフレーズと、転調しているのか、ふっと翳るところもあるが、低弦を主体に歌い、ヴァイオリンに、木管にと引き継がれていく。ホルンが、ポポポポ・・・とアクセントを入れたり、なんだか、やっぱり汽車に乗って、旅行に出かけていくみたいで〜 楽しげだ。

まあ、あまり聞き込んでないので、ハッキリとした感想は書きづらいのだが、50分もの楽曲は、ちょっと・・・さすがに長い。
もう少しシェイプアップしたら、もっと、ぎゅーっと楽しい楽曲になっていたかも〜と思う。改訂しているとはいえ、24歳の頃の作品としては、ちゃんと交響曲じゃん。という感じで、安定感があって聴ける。
もっとも、積極的に、他盤と聞き比べよう〜とは、あまり思わないんだけど。(えらそうに言ってスミマセン)



交響曲第3番

1楽章
序奏部分というのが強調されずに、「ふぁ〜 みふぁそふぁみふぁ どぉ〜」「っふぁそ らしどれみっ ふぁ〜 みそふぁ み〜れ〜」「どぉ〜 みそふぁそふぁ みれぇ〜 みふぁそふぁ れぇ〜 ふぁ〜みふぁそ れぇ〜」
と、弦のフレーズが、するする〜っと流れてくる。
その冒頭の弦のフレーズが、するすると、妙に柔らかく、ホント小声なのである。
そのくせ冒頭の部分が終わると、「ん タッタ たぁ〜ら ん タッタ たぁ〜ら」「ふぁ〜どぉ れ〜 しっ」と、パンパンっと、威勢が良くなっていく。リズムを生む木管と、ティンパニーにメリはり感があって、金管の響きと、弦のキレが強調されている。
「たった たぁ〜ら たった たぁ〜ら」と、歌うところは、つっぱり気味の威勢のよさ。

ノイマン盤が、テンポを遅めに、のんびりと牧歌的に歌うのに比べると、意外と、スウィトナー盤は、メリハリ感があって、スマートな響きとなっている。それに熱い。若気の至りっぽく、熱いんだなあ。
ところで、とこか響きが薄く感じられるのだが、、、どうしてだろう。弦がヒスっているわけでも、裏返っているワケでもないのだが、いつもの木質・硬質的な響きが、ちょっと薄いように感じる。
テンポは、速め。単純な音階のようなフレーズは、すいすい。裏の旋律が、若干強調されており、金管の咆吼で、単純なフレーズを補っていこうとしている感じを受ける。
弦のキレも、すごくあり、9番のように壮大な広がり感を持たせようと、演奏されているのかもしれない。
えっ そんな立派に演奏しなくても、、、って感じなんですけどね。(笑)

いや〜 そんなオケの厚みで勝負されなくとも、 いいんじゃーないかしらん。シンプルな3楽章の交響曲だが、旋律美が浮かび上がっており、若さゆえ〜といえども、ほんと微笑ましく聞きやすい。
もちろん、裏のフレーズを、確かに盛り込んでいただかなければ、つまらん演奏になるけど、いやいや、主旋律だけで、ホント、結構、楽しいんですけどね。
そんなに、元気よく、熱くドライブして演奏されなくても、う〜ん。ワタシ的には良いかな。
スウィトナーさんが、ちょっと手を入れて、立派に仕上げてくださっている感じかなあ。
(ありがたいお話なんです。)けど、ワタシ的には、ノイマン盤の方が、素直で、素朴で良いような気がしますかね。
まっ 平凡だけど、ぼんやり〜 ほのかに、女の子が、夢見て恋心を抱いているようなノイマン盤に比べて、情熱のたぎった青年が、恋心を募らせて〜 うっ あの子を落としてやる〜って、猪突的 で、行動に移しそうな勢いを持つスウィトナー盤って感じでしょうか。
えっ これじゃー 感想になってませんか。そうですねえ、正確な比較になってませんが〜
素人のワタシの聴いた感想は、こんな程度です。(すみません。) 

2楽章
「れぇ〜みっ れぇ〜みっ」「れぇ〜そぉふぁみ れ〜っど れ〜っど」と、溜息をつく楽章である。
この楽章は、スウィトナー盤では、より一層、心情的な深みが漂っている。
オーボエやフルートのフレーズが、より明確でスマート。そのくせ、深みのある響きで、う〜ん。これぞ、シュターツカペレ・ベルリンって感じの木質的な硬さだ。
ほどよい響きでティンパニーの響き、低弦のピチカートの響きが入ってて、奥行きが出ている。美しいっ。
ちょっとハープの響きがごつくて、驚いちゃったが、「ふぁ〜 ふぁそらしらそ ふぁ〜」
心の奥で、ちろちろ〜 嫉妬の炎があがっているかのような、執着心っぽさがフレーズに浮かぶ。
ジクジク〜 うまく行かない恋心が、表れているようで、うん。その気持ち、わかるぜーっ。

スウィトナー盤は、のんびりしてないのである。ノー天気な恋人たちじゃーなんですね。
で、場面が展開して、ハープが、その悩みが解決しました、頑なな気持ちが氷解したように、春になりました〜 「ら〜しらっ ら〜しらっ」と、柔らかく奏でられるんですけど、低弦の響きが充分に入ってます。
のびやかではあるが、下支えのある重厚さのある、かなり重くて渋い演奏になっている。
こりゃ〜ブラームス的だ。と感じるんだけど・・・ドヴォルザークとブラームス、ハイ、ご関係が解るようです。

まっ ドヴォルザークは、ブラームスのようには、とことん、ジメジメ、ジクジクしてないはずなんですけどね。
演奏の、フレージングはきびきびしてて好ましいですし、全体的には、重厚な、黒い森のなかでの恋物語のような、映画音楽のような、ハイ、立派な物語調で、ちょっと、ご大層な交響曲になっちゃっている気がします。で、この楽章の最後は、ワーグナーっぽくもありまして〜 
ハイ、ドヴォルザークの筈なんですが、ブラームス+ワーグナー÷2=ドヴォルザーク交響曲第3番2楽章って感じになってます。
う〜ん。やっぱ、立派すぎるぅ。立派な劇付随音楽になっちゃってるかもしれないけど〜
こりゃ〜 スウィトナー盤は、確信犯ですかね。(でも、こう演奏できちゃうところが、やっぱ凄い。)

3楽章
スキップするような舞踏風の最後の楽章だが、これまた、結構、熱くて重厚な演奏だ。
「どぉ〜っ っらっれっどっ みぃ〜 っふぁっらっみっ そぉ〜 っふぁっらっそっ」
「っそっらっそっ っみっふぁっみっ っどっれっどっ・・・」 
高音域の弦の、キレのある滑りで始まってて、この部分がテンポよく演奏されている。
多少、弦の音がキツイかな。って思うのだが、お祭のえっさ えっさ〜と踊る熱さが伝わってくる。 「らしど れっど らしど みふぁっみっれっ どっれっみっ・・・」
足のつま先を立てて踊っているような軽快感があり、こぶしが〜 回ってますね。
その踊りは、スウィトナー盤では、ちょっと硬い響きで、ゴリゴリ感が出ている。
木管だけのフレーズだと、かなり薄く感じるが、低弦が入ると、すごく硬くてゴリゴリしているのだ。この厚さの違いが、わりと差が大きい。
ただ、テンポが速めなので、熱くてノリノリ感で押されてしまう。
総体的には、情熱的で熱く、硬さと柔らかさ、キツサと軽妙さが、難しいバランスで立っているようで、この立ち位置が難しそう。(笑)
ノイマン盤は、包み込むような柔らかさ、優しさがあったが、スウィトナー盤は勢いが違うっ。
ちょっぴり戦闘的で、熱くて厳しいっ。速い、速いっ。最後のごーっと地響きを立てて勢いよく走っていくところは、圧倒的ですらある。

総体的には、若書きの初期の交響曲だが、後期と同様に扱い、しっかりとした、かちっとした構成を求めて、ドイツ臭く演奏しているって感じだろうか。いや〜ホント、立派に演奏されちゃってて、ちょっと驚きなんですけど。ノイマン盤とは、正反対のような演奏アプローチだが、これはこれで絶句しちゃうけど。良いです。メチャメチャ熱いっ。最後は、圧倒されて、火柱が立ってます。どひゃーっ。

1973年 ノイマン チェコ・フィル Sup ★★★★★
1978年 2番 スウィトナー シュターツカペレ・ベルリン Berlin Classics ★★★★
1978年 3番 スウィトナー シュターツカペレ・ベルリン Berlin Classics ★★★★★
所有盤を整理中です。

「 頭のなかの ♪ おたまじゃくし〜クラシック音楽を聴いてみよう〜」

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