「 頭のなかの ♪ おたまじゃくし 〜クラシック音楽を聴いてみよう〜」

カバレフスキー 交響曲第1番
Kabalevsky: Symphony No.1


カバレーフスキイ(Kabalevsky)は、1904年生まれのロシアの作曲家です。
組曲「道化師」の第2曲「道化師のギャロップ」が、運動会でよく使われる楽曲として有名なので、ロシアの名曲集などには収録されているのですが、その他の楽曲は、ほとんど馴染みがありません。

ウィキペディア(Wikipedia)で調べてみたら・・・
ソビエト作曲家同盟をモスクワに創設するのに尽力するなど、ソビエト連邦公認の芸術家として、作曲界で権勢をほしいままにしたとのことで、第二次世界大戦中は、多くの愛国的な歌曲を創ったとのこと。
プロコフィエフとは違って「社会主義リアリズム」の擁護者であり、戦後の作風は「大衆的で平易で大当たりを取った」とは言われがちで、作品はみな、ソ連のリアリズム路線に忠実で、通俗的である。
ロシアでは、カバレフスキーは歌曲やカンタータ、歌劇の作曲家として名高いのに対して、国外では管弦楽曲で知られている。・・・とのこと。

交響曲も4曲あるのですが、第3番は、レクイエムとなっており、レーニン追悼として知られていたり、カンタータ「○○」というタイトルを見ていると、げぼっ。体制そのままじゃん。という感じです。
そのためか、CDとして発売されているのは、ヴァイオリンとチェロの協奏曲、交響曲は何故か大植さんが全集にしておられるのですが〜 あまりメジャーとは言えない作曲家でしょうか。

エミール・ギレリス 1954年
Emil Gilels

カップリング:
1〜3 モーツァルト2大のピアノのための協奏曲
4〜6 メンデルスゾーン ピアノ協奏曲第1番
7〜9 カバレフスキーピアノ協奏曲第3番
ピアノ協奏曲第3番

なんでまた、こんな古い録音の盤を所有しているのか〜 自分でも、ちょっと呆れているのだが、イエダン・クラシックというレーベルからでているCDだ。
CDにあった帯を見てみると、ロシア国営テレビラジオ局の資料保管倉庫に所蔵された録音で、旧ソ連当局によって公開禁止されたままのものも含まれおり、24ビット96kHZのリマスタリングを経てリリースを開始した。と書かれてあった。

で、カバレフスキーのピアノ協奏曲は4曲ある。
まったく馴染みがなかったので、ウィキペディア(Wikipedia)で調べてみたら
・・・ ピアノ協奏曲第3番(作品50)は、1952年に完成したピアノ協奏曲で、演奏時間はおよそ18分
ソビエト連邦の青年に捧げる協奏曲3部作の完結篇として作曲された。

1953年に、モスクワ音楽院大ホールにて、ウラディーミル・アシュケナージ(当時15歳)のピアノ独奏、作曲者指揮モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団により初演されている。

カバレフスキーとアシュケナージは、モスクワでの初演に続き、レニングラードやタリンでも本作を演奏した。
これらの演奏会は好評であったが、54年に、本作を録音する際、カバレフスキーは、独奏者にアシュケナージではなく、既に名声を博していたエミール・ギレリスを起用した。
録音の翌年55年に、アシュケナージが、ショパン国際ピアノコンクールで2位に入賞すると、カバレフスキーは本作の演奏を持ち掛け、カバレフスキーを怒らせたくなかったアシュケナージもこれに応じたそうである。
56年、エリザベート王妃国際音楽コンクールでアシュケナージが優勝すると、再度カバレフスキーは演奏を求めて来たが、今度はアシュケナージも他に弾かねばならない曲が多くあるし、もう「若人の協奏曲」を弾く気分ではないと言って断っているそうだ。
62年、アシュケナージは、チャイコフスキー国際コンクールでの優勝後、同コンクール審査員であったカバレフスキーに対して、「若人のため」ではなく、本式の協奏曲であるピアノ協奏曲第2番を弾く用意がある、と申し出たそうだが、カバレフスキーは、「びっくりして『それはどうもご親切なことで、考えさせてもらいましょう』」と言ったという。

そんな怖いっ。この方は、当局側だった方なので〜 今風に言えば、パワハラだったんでしょうね。
まだ、10代なのに〜アシュケナージさんも、結構、やるなあ〜ツヨキだよなあ。と思いつつ、この当時のやりとりは、怖いモノがあるなあ。と思ってしまった。
で、 ここで書かれている54年の録音って、まさしく、この録音、これじゃん!
ギレリス独奏 カバレフスキー指揮モスクワ放送交響楽団 と書かれてあり、アシュケナージによれば、ギレリスも乗り気ではなかったが、カバレフスキーとの友情を重んじて録音に応じたそうである。

まあ、楽曲自体も・・・ちょっと・・・ はぁ〜って感じだろうか。感想は特にございません。
ほとんど、ウィキからの引用ばかりで、申し訳ないのですが、たまたま、この記事を読んだので、ここに掲載しておきます。

  ロリス・チェクナヴォリアン アルメニア・フィルハーモニー 1997年
Loris Tjeknavorian   Armenian Philharmonic Orchestra

これもありかっ

録音状態は良い。シャンシャン シャカシャカ・・・風変わりなマーチングバンドって感じの楽曲でした。カップリング:
1〜2 カバレフスキー交響曲第1番
3〜5 カバレフスキー交響曲第2番
6 交響詩「春」作品65 (Spring)
7 悲劇的序曲作品64 (Overture Pathetique)
CD棚を整理していたら、あれ? いつ買ったんだろう・・・と、不思議なものが出てくるのですが、このCDもそんな1枚。
買うのは、アンタしか、おらんやろ〜と自分で、自分に突っ込むしかないのですが、ショスタコと間違って買ったのか、聴いたこともない曲を聞きたくて、おもしろ半分で買ったのか、ジャケ買いをしたのか。
カバレフスキーというお名前は、そりゃ聞いたことがあるけど、今のところ、当盤と、ギル・シャハムさんとプレトニヨフさんのヴァイオリン協奏曲のCDしか所有していません。
で、とりあえず聴いたのですが、交響曲第1番は、う〜ん。なんとも。暴力的というか、カッカッカっ!としたリズムが刻まれていますが、だから何?って感じでしょうか。ちょっと中途半端で、う〜ん。

1楽章
ファゴットの二重奏から始まっているんだと思うのですが、なかなかに雰囲気のある出だしなのだ。 
「みぃ〜れ みぃ〜れ みそぉ〜ふぁ みぃ〜れ みぃ〜れ みしぃ〜ら・・・」
で、これがしばらく続いたあと、「らぁ〜れ しぃ〜ふぁ そぉ〜ど (どれみどれふぁ)そぉ〜ど そぉ〜ど」
「み〜ど ふぁれふぁれ らぁ〜れ らぁ〜れ れみふぁれ らぁ〜れっ・・・」
単調なフレーズの壮大な金管が、怒濤のごとく現れて一気に飲み込んでしまう。まあ、金管好きな方にはタマランのかもしれないけど、ちょっとシツコイかもしれません。弦は、短い「れっ ふぁっ」と刻み、金管に合わせていく場面と、甘いフレーズ「ふぁ〜み ふぁれ そぉ〜れ らぁ〜れ れみふぁれ そぉ〜れ」って感じで歌っている。
で、大太鼓が入ってきて、圧政に耐えかねるかのような雰囲気も醸し出される。

2楽章
「たららぁ・・・ らっらっ らっ! たららぁ・・・ ららっらっ らっらっしっ!」 シンバル付きの勢いパッセージで始まる。
すごい、全合奏って感じで、いきなりテンションマックスだ。
金管の「ふぁっ どし れっどしれぇ〜」という戦闘ラッパ風のパッセージで、闘争心まるだしで煽ってくる。
中間部では、穏やかな声でオーボエが登場したりするが、不安定な要素があって、また金管の主題が訪れる。
行進曲風になってみたり、「たったら たったら ふぁふぁそ しし しらそ ふぁふぁふぁそ しぃ〜らっ・・・」
へっ? 変なマーチだなあ。と思う。はあぁ〜 意気高揚とするよりも、滑稽さがあり、涙ながらの行進みたいで〜
しぃ〜し らそ れれれっ しぃ〜 らそふぁみ れれれっ・・・ これじゃー熊の踊りだよ。

ってなわけで、ちょっと風変わりな、コミカルな舞曲風マーチってところでしょうか。
う〜ん 少なくとも休日の朝早く聴く楽曲ではないですねえ。
約19分の2楽章の交響曲でした。演奏については良いも悪いも・・・なんとも言えませんが、録音状態は良いし、金管好きな方は喜んでもらえるかも。
アルバムを整理してて、ついつい思い出にふけり〜掃除がおそろかになっているオバサンさながらで・・・
もっと、聴くべきCDは他にあるだろうぉ〜って、未整理のまま積んであるCDを横目で見ながら、ワタシは、落ち込んじゃいました・・・。とほほ。(涙)

1954年 ピアノ:ギレリス   Yedang
1997年 チェクナヴォリアン アルメニア・フィル ASV ★★★

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