「 頭のなかの ♪ おたまじゃくし 〜クラシック音楽を聴いてみよう〜」

 

伊福部 昭 SF交響ファンタジー第1番ほか
Ifukube: Orchestra Music


広上淳一 日本フィルハーモニー管弦楽団 1995年
Jyunicji Hirogami   Japan Philharmonic Orchestra

ばっちグー!

録音状態は良い。 ドシラ ドシラ どれぇ〜 どれぇ〜!
カップリング:伊福部昭 SF交響ファンタジー第1番、第2番、第3番(1995年)
交響ファンタジー「ゴジラVSキングギドラ」(1991年)
1番のみ広上淳一、その他本名徹次指揮
「決定版 ゴジラ・ゴジラ・ゴジラ! 〜ゴジラ ベスト〜」というタイトルのCDである。
カップリングは、上記のとおりで、なかなかにパワフルな演奏で、とても気に入っている1枚だ。

「ふぁ〜〜 らみふぁ しどぉ〜 (どジャーン) みれど れどぉ〜 ・・・」
「しどれ しどれ れれれれれれ」 「しどれ しどれ れれれれれれ」
「どれみ どれみ みみみみみみ」 「どれみ どれみ みみみみみみ」
「れどし れどし れどしらしどれどし れどし れどし れどしらしどれし・・・」

この出だしだけでも、こんな単純な音で、スピードアップして意識の高揚感を醸し出してくる楽曲って、すごいな〜って思う。 むふふ〜 
このリズムというか、打楽器の音 「ふぁ〜 ふぁみれど ふぁふぁふぁ  ふぁ〜 ふぁみれど ふぁふぁふぁ」
「みふぁ どぉ〜 みふぁぁ〜 どれぇ〜 どれぇぇ〜」
なんともいえない、ペンタトニック風といえば良いのか、どっか、5音階の音なんだと思うが、土俗性の高いというか、裏返ったような悲鳴の声が雄叫び的で、「みふぁどぉ みふぁ〜ぁ〜 どれぇぇ〜」
なんともいえない悲痛な声というか、この土臭い演歌っぽさが、癖になること間違いなし。

広上さんの優美な、歌謡風フレーズの歌わし方も、ワタシ的には好きだし、チューバのぶっとい声にも迫力がある。
95年の録音なのであれば、もう少し透明度の高い録音でも良い筈なのだが、ちょっとイマイチ、クリアーさには欠ける。
しかし、金管のわざと割れた声が、打楽器のシャーン ドンドンっという音も、硬めの曇った音だ。
しかし、演奏よりも、この音の並びが〜 
そして、このリズム感が、打楽器音痴のワタシだが、パパパん パパパん ぱふぅ〜ん・・・

「みふぁどぉ〜 みふぁそらどぉ〜 そしそ らそいぃ らそ らみれど しれどぉ みふぁどぉ〜っ」
↑ いいかげんな音とりだが、(ワタシ的には陶酔気味)それでも、なかなか気持ち良くって・・・ 
この曲が大好きな方には大変申し訳ないが、楽譜まで見てないので、ごめんなさい。
でも、 この半音の使い方が、ホント楽しい。

それに、完全な洋風じゃないところが、なんでしょ〜 摩訶不思議な音、これが日本の楽曲なのだろうか。
鼻音的で、とても不思議な和音を醸し出す。「しどらみそぉ〜 みれどし どれみ〜」
うわ〜 西洋音楽では、聴いたことのない音の並びで、どれぇえ〜っと歌われたもんなら、首筋から上の肌が、ひぇ〜っと裏がえってしまいそうなのだ。なんだか気持ちが良い。
まあ、ゴジラだけでなく、伊福部氏の他の楽曲にも挑戦したいと思っている。
それにしても、このCDジャケットは、なんとも〜 いかさないんですけど・・・ モノクロの貴重な画像なんだと思うんですけどねえ。1964年の写真らしいのだが、この怪獣の名前知らないんです〜(弱ったなあ)

PS:BBSで、怪獣のお名前を教えていただきました〜♪
えーとですね、一番左がゴジラというのは知ってますよね。中央がキングギドラ。右がモスラの幼虫です。
本当はもう一匹ラドンが出ているんですがここには写ってないですね。
えーこの映画は「三大怪獣 地球最大の決戦」というタイトルです。とのことでした。
モスラって・・・ もすら〜やっ もすら〜やぁ〜。っていう歌がありましたよね。

ドミトリ・ヤブロンスキー ロシア・フィルハーモニー管弦楽団 2004年
Dmitry Yablonsky  Russian Philharmonic Orchestra

いかさねぇ〜

録音状態は、イマイチ。ぼよんぼよん〜している。日本の作曲家作品は、やっぱり日本人に演奏していただきたいモノだ。
カップリング:シンフォニア・タプカーラ(1979年改訂版)、ピアノとオーケストラのためのリトミカ・オスティナータ、SF交響ファンタジー1番
このCDは、ナクソスから出ている「日本作曲家選輯」シリーズからの1枚で、伊福部昭さんの特集である。
で、カップリングは、シンフォニア・タプカーラ(79年改訂版)と、ピアノとオーケストラのためのリトミカ・オスティナータ、SF交響ファンタジーの1番となっており、結構お得感はある。
本来、SFファンタジーは3番まであるのだが、有名なのは、この1番だ。ご存じ、ゴジラ ゴジラ・・・ ってやつ。

実は、先日(2015年)、グーグルを、いつもどおり使っていたのだが、表紙のロゴが、ウルトラマンになっていた。
円谷英二さんの生誕から114年、日本映画史とともに生きた「特撮の神様」 という特集だったらしい。
・・・今日、7月7日は映画監督・円谷英二が1901年7月7日に誕生してから、114周年の記念すべき日だ。Googleのロゴも、まさかのアニメーションへと変更されている。・・・というメッセージがあった。
で、聴きたくなったのが、ゴジラ ゴジラ〜で、単純なワタシの脳内細胞、連鎖反応して出てくる行動が、この程度だ。
で、ワタシのCD棚も、ヤブロンスキーさんの振ったロシア・フィルというCDしか無かった。あれ?

ファンタジーは、派手な銅鑼付きの、ぶっというチューバの序奏から、「しどれっ しどれっ れっれっ れっれっ・・・ れどし れどし・・・」 と、ゴジラテーマに入っていくが、土俗性は感じられるものの、なんだかリズムに乗り損ねてしまう。
低音の響きの弱いこと。何とも言えないフレージングで、高揚感のある旋律が続くのに、オスティナート部分のリズム感が弱いというか、底力が不足しており、肝心の部分に、張りがないというか、ふぬけ的だ。
なんとも力強さがなくって、期待できたのは最初の部分のみ・・・って感じ。録音状態も、2000年以降で、この状態なの?と、眉間に皺が寄ってしまうぐらい。

聴く機会に恵まれているだけ、ありがたいわけだし、ナクソスなどで、気軽に聴けるので嬉しいとは感じる。
ヤブロンスキーさんには申し訳ないけれど、日本の作曲家作品は、やっぱり日本人に演奏していただきたいな〜と感じてしまったことと、それに、そういう企画って少ない現実ってことは、やっぱ日本人の作曲家作品を私たち自身が、しっかり要望して、聴いてないよね〜ってことなんだと思う。
ベートーヴェンの交響曲だと、山のようにCDを買うくせにね〜 (汗) 演奏会にも取り上げてもらって〜 数ある演奏からチョイスできるぐらい、需要と供給を増やしていかないと・・・。猛省した次第です。ハイ すみません。
ちなみに、広上さん指揮の日本フィルのCDは、1番〜3番まで収録されているので、興味のある方はどうぞ。

SF交響ファンタジー1番は、次のように、6本の映画の各テーマから編曲されている。

1 ゴジラの動機
2 間奏部
3 ゴジラのタイトル・テーマ
4 キングコング対ゴジラ
5 宇宙大戦争 夜曲
6 フランケンシュタイン対地底怪獣 バラゴンの恐怖
7 三大怪獣 地球最大の決戦
8 宇宙大戦争 タイトル・テーマ
9 怪獣総進撃 マーチ
10 宇宙大戦争 戦争シーン 
 

1995年 広上淳一 日本フィル King ★★★★
2004年 ヤブロンスキー ロシア・フィル Naxos ★★
所有盤を整理中です。

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