「 頭のなかの ♪ おたまじゃくし 〜クラシック音楽を聴いてみよう〜」

モーツァルト ディヴェルティメント
Mozart: Divertimento


ウィキペディア(Wikipedia)を元に記述すると
モーツァルトのディヴェルティメント第17番ニ長調(K.334(320b))は、ディヴェルティメントのなかでも、最も有名なものの一つで、明るく美しい旋律に富み、流麗や優雅でパリ風の華やかさがあります。上品な娯楽音楽としてふさわしい音楽で、特に、第3楽章のメヌエットは、しばしば「モーツァルトのメヌエット」と呼ばれ、ヴァイオリン独奏などでも、しばしば演奏されています。
楽器編成は、ホルン2 弦五部(各パート複数の合奏、ヴァイオリン2・ヴィオラ1・チェロ1・コントラバス1の1パート1人の、どちらでも演奏されています)

第1楽章 アレグロ ニ長調 4/4拍子 ソナタ形式
第2楽章 主題と6つの変奏曲 アンダンテ ニ短調 2/4拍子
第3楽章 メヌエット ニ長調 3/4拍子 複合三部形式
第4楽章 アダージョ イ長調 2/2拍子 ソナタ形式
第5楽章 メヌエット ニ長調 3/4拍子 ロンド形式
第6楽章 ロンド アレグロ ニ長調 6/8拍子

昔は、ディヴェルティメントのことを、「嬉遊曲」と呼んでいたように思います。語源はイタリア語で、明るく、楽しく〜という感じになるでしょうか。1779年に作曲されたもので、貴族の生活のなかにとけ込めるよう、邪魔にならない程度に、さらっと〜さりげなく愉悦性に富んだ楽曲です。アナタのご家庭のBGMに、もってこいではないでしょうか。(笑)

ネヴィル・マリナー アカデミー室内アンサンブル 1982年
Neville Marriner
Academy of St. Martin-in-the-Fields

いたってフツウ

録音状態はイマイチ。潤いが少ない。
カップリング:
1     行進曲 ニ長調k.445(82年)
2〜7  ディヴェルティメント第17番 ニ長調k.334(82年)
8〜10 ディヴェルティメントヘ長調k.138(84年)
モーツァルトのディヴェルティメントは、1番から17番まで番号がついているモノと、
ディヴェルティメント ニ長調 K.136(K6.125a)、ディヴェルティメント 変ロ長調 K.137(K6.125b)、ディヴェルティメント ヘ長調 K.138(K6.125c)、弦楽三重奏のための〜というモノがあります。

で、この17番は、6楽章まであるし、40分以上という長い楽曲です。
まず、このCDの1番目に収録されている行進曲を聴くと、ホルンもついて、少し厳かさを持って出てきますが、イヤミのない流麗さで、ヴァイオリンの音色も軽やかです。

さて、17番の1楽章は、ヴァイオリンの主題の提示後、「みぃ〜そぉ〜し〜みぃ〜  ふぁ〜らぁ〜ふぁ〜どぉ  そぉ〜しぃ〜そ〜しぃ〜」というホルンの音色に、うっとりしてしまいます。
2楽章は、ニ短調の主題と6つの変奏となっていますが、えっ? 6つも変奏曲になっていたっけ。
「みぃ〜みれ しっし そぉ〜そふぁ しっし・・・」っていう主題なのですが、綺麗なトリルがついています。
でも、少し悲しげなメヌエットで、「しぃ〜 しみれど しぃ〜 しみれど しぃ〜」という嘆き節のように聞こえちゃう。

3楽章は、名高いメヌエットの楽章で、「しら そみ しそ ふぁみ  れふぁ らど しら そし みれ みど しぃ〜」
この主題から始まります。ハイ、知ってますよねえ。ヴァイオリンの可愛いトリルがついてて、弦のピチカートとホルンで彩りを添えています。
4楽章は、ホルンはお休み。ヴァイオリンの夢見ごこちになりそうな、ゆったりとしたフレーズに浸れます。
5楽章は、これは活発な楽章で、たらら らったた た〜ん って感じの踊る雰囲気で、さあ 舞踏会に行くぞ〜って感じでしょうか。滑るようなフレーズも入って、階段を駆け下りて行きそう。ゆったりとしたフレーズで、短調の陰影もついており、活発なだけではなく、しっかりとした構成となっています。
6楽章は、ロンドで、「しぃ〜 しっしっしっ みぃ〜し そぉ〜  しぃ〜ふぁみふぁ みぃ〜」というヴァイオリンの主題が、流れるように奏でられ、ホルンが華やかさを演出します。ヴァイオリンの重音っぽく奏でられたり、厚みも持たせつつ、軽やかに歌う細やかな動きが、とってもお上品な楽章です。勢いもあるし、かき鳴らすかのような雰囲気もあり、ヴァイオリンが高音へ伸びていく旋律もあり、とっても多彩で、聴き応えのある楽章で、ラストを飾るにふさわしい〜っ。

マリナーさんの演奏は、少し艶がなく、音痩せして聞こえるのが残念。
でも、17番を収録している盤が意外と少なく、ディヴェルティメントというと、K.136〜138の3曲をセットにして1枚のCDに収録されているのが多いようです。


1982年 マリナー   アカデミー室内アンサンブル Ph ★★★
まだ所有盤を整理中です。

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