「 頭のなかの ♪ おたまじゃくし 〜クラシック音楽を聴いてみよう〜」

プーランク 牝鹿
Poulenc: ''Les Biches'' Suite


1513

デュトワ フランス国立管弦楽団 1998年
Charles Dutoit
Orchestre national de l'ORTF
(Orchestre National de France)

録音状態は良い。軽やかで躍動的、明るくて爽やか〜
伸びやかで、聴いてて、とっても楽しいっ。

カップリング: 下記のとおり。デュトワさんは、プーランクの作品を積極的に録音しており、このCDは、管弦楽作品集第2幕として発売されているもの。このCDのカップリングは、下記のとおり。
1 バレエ「牝鹿」組曲 5曲
2 バレエ「模範的な動物たち」組曲 6曲
3 プロヴァンスの船乗りの踊り〜「カンプラへの花輪」〜第5曲
4 パストゥレル「ジャンヌの扇」第8曲
5 ワルツ「6人のアルバム」第5曲
6 将軍の話 バレエ「エッフェル塔の花嫁花婿」第3曲
7 トルヴェルで水浴する女の踊り バレエ「エッフェル塔の花嫁花婿」第4曲
8 ピアノと18の楽器のための舞踏協奏曲「オーバード」

デュトワ盤では、プーランクの管弦楽曲集がある。
当盤は、プーランク 管弦楽作品集第2幕。とても録音状態が良く、他に、声楽作品集や協奏曲もあるし、3枚組BOXも出ているので、カップリングで選んでください。

さて、バレエ音楽「牝鹿」は、とっても楽しく洒脱に富んだ楽曲である。
今風に言えば、お昼のランチを食べながら、楽しげに、おしゃべりしながら、劇を見ているかのような雰囲気がある。「れれ みみれ それっ どしら しぃ〜 れれれ みみれっ それっ どしらそっ」
社交の場で、(といっても、今のコミュニティは崩壊状態だけど) 一部、セレブの内輪のサロン的な雰囲気なのだ。憧れちゃうなぁ〜。
オジチャンが聴くより、ぜひ、若い女性に聞いて欲しい、とっても楽しくて明るい楽しい楽曲である。

で、牝鹿って? とタイトルが不思議だったので、ウィキペディア(Wikipedia)で調べてみたら・・・
「牝鹿」(めじか、Les Biches )FP.36は、フランシス・プーランクが作曲した1幕のバレエ音楽、またはこれを元にした管弦楽組曲。
タイトルの「牝鹿」とは、「若い娘たち」「かわいい子」といった意味である。とあった。
今、このCDに収められているのは、5曲バージョンである。
元々は、9曲あって合唱も入っていたらしいのだが、後年、5曲にまとめられて組曲となったらしい。
まあ、バレエ音楽としての役目を終えて、管弦楽バージョンに編曲したということだと思う。

第1曲 ロンドー(Rondeau,Largo-Allegro)
第2曲 アダージェット(Adagietto)
第3曲 ラグ・マズルカ(Rag Mazurka,Moderato-Allegro molto)
第4曲 アンダンティーノ(Andantino)
第5曲 フィナーレ(Finale,Prest)

「れれ みみれっ それぇっ どしっ らしっ」
「ふぁふぁそそ らっ れど しらっ そらっ」
「れれ みみれっ それっ どしっ らそっ」っていうフレーズが軽快に出てくる。
トランペットが粋に使われてて、晴れやかな、ちょぴっと華やかなシーンを予告して〜
この音楽に、どうぞーっ いらっしゃい ませ〜って感じで、誘われちゃうんである。

明るくて華やか。活き活きしたメロディと、ちょっぴり躍動感のあるフレーズで、色彩豊か。
リズムが、さらっとしているので、全く嫌みがないし、BGM風に聞き流すのもOK!
しかめっ面した重くて、渋い楽曲じゃーないのである。
夜の雰囲気というよりは、お昼時間向き。
健康的に洒落てて、さっぱり軽妙なタッチで、ノリノリ感あり。

ワタシが所有しているのは、デュトワ盤、プレートル盤、ヤン・パスカル・トルトゥリエ盤がある。
いずれも、洒脱に飛んでいるが、やっぱ、デュトワ盤が色彩豊かで楽しいだろうか。
まあ、聞き比べをしても〜 
あれや〜これや〜批評家めいた言葉も要らないほど、楽しい楽曲なのだ。
そんな聴き方は、ヤボでしょ〜 って感じですから。(笑) 
演奏家さんは、頑張って聞き込んで欲しいけれど、一般素人は、さらっと聞き流して楽しむ方が、これも粋って感じなんだと思う。(笑)  
1980年 プレートル フィルハーモニア管弦楽団 EMI
1991年 ヤン=パスカル・トルトゥリエ アルスター管弦楽団 Chados  
1998年 デュトワ フランス国立管弦楽団 Dec ★★★★★
所有盤を整理中です。

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