「 頭のなかの ♪ おたまじゃくし 〜クラシック音楽を聴いてみよう〜」

プロコフィエフ: 交響的物語「ピーターと狼」
Prokofiev: Peter and the Wolf


ピーターと狼(作品67)は、プロコフィエフが、1936年に作曲した子供のための音楽作品です。
学校の音楽の授業で、ブリテンの「青少年のための管弦楽入門」と、一緒に聴いたと思うのですが、すっかり物語は忘れてしまいました。

で、改めてウィキペディア(Wikipedia)で調べてみたら、
物語の登場人物(動物)は、それぞれがオーケストラの特定の楽器によって受け持たれ、オーケストラの楽器紹介の趣もある。
小鳥(フルート)、アヒル(オーボエ)、猫(クラリネット)、お祖父さん(ファゴット)、狼(3本のフレンチホルン)、猟師の撃つ鉄砲(ティンパニやバスドラム)、ピーター(弦楽合奏)
それぞれ、固有の主題が割り当てられ、ライトモティーフ風に扱われています。

ジョン・ウィリアムズ ボストン・ポップス・オーケストラ 1984年
John Williams
Boston Pops Orchestra

これもありかっ

録音状態は良い。輸入盤(ドイツ製)のため、ナレーションはドイツ語。
カップリング:プロコフィエフ ピーターと狼、サン=サーンス 動物の謝肉祭
上記の2曲と、ブリテンの青少年のための管弦楽入門を追加して、3曲のカップリングになっている盤もある。

ピーターと狼は、学校の音楽の授業で聴いたように思う。
で、子供向けに、楽しみながら楽器を知る教材には、うってつけだと思うが、ワタシが所有しているのは、輸入盤で、ナレーションはドイツ語である。 購入してから、あっそうか〜

この楽曲は、ナレーション入りなので、輸入盤を買うのは失敗なのである。
まあ、子供の頃から将来の演奏家を目指し、ドイツに留学しよう〜という方には、うってつけ、一石二鳥なのだが、凡人のワタシには、日本語の方がよかったわけ・・・。
昔は、輸入盤を、やたらめったら、ありがたく購入していた時期があって、ありゃ 失敗しちゃった。(笑)
もし、初めて購入する場合は、また、日本語で、子供たちに聴かせたいな〜と思っておられる場合は、演奏はどっちでも良いですけど、ナレーションは、日本語バージョンがよろしいかと思います。その点注意してご購入ください。

で、ストーリーについて、これまた、ウィキペディア(Wikipedia)から引用させていただくと〜
少年ピーターは、森の牧場に建つお祖父さんの家に住んでいました。
ある日ピーターは牧場に駈け出していくが、その際庭の戸を閉め忘れてしまい、庭で飼っていたアヒルは外の池で泳ぎ始める。
アヒルは小鳥と言い争いを始める(「飛べない鳥なんているのかい?」―「泳げない鳥なんているのかい?」)。
そこにピーターのペットの猫が忍び寄っていくが、ピーターが声を掛けたために小鳥は木の上に、アヒルは池の中央に逃げおおせる。
お祖父さんが現れ、ピーターが一人で庭の外に出たことを叱る(「狼が森から出てきたらどうするんだ?」)。
ピーターは「僕のような男の子は狼なんて怖くないんだ」と反論するが、お祖父さんはピーターを家に連れ戻し、戸を閉めてしまう。
するとすぐに、「大きな、灰色の狼」が、森から姿を現す。
猫は、素早く木の上に駆け上がって難を逃れる。
それに対してアヒルは慌てて池を出て逃げるものの、狼に追いつかれ、飲み込まれてしまう。
ピーターは、ロープを持ち出すと、庭の塀を上って小鳥に話しかけ、「作戦」を伝える。
果たして小鳥が狼の鼻先を飛び回って攪乱している中、ピーターがロープの結び目で、狼の尻尾を捕える。
狼は、逃れようともがくが、ピーターが、ロープのもう一方を木に結びつけたために、結び目は締まっていく一方である。

そこに狼を追ってきた数人の狩人が銃を持って登場する。
 (彼らの足取りは木管楽器による行進曲風の音楽で表わされる)。
ピーターは彼らに手伝いを求めると、動物園へと勝利のパレードに出発する。
 (この作品の初演はメーデーの祝典の際に行われている)。
行列の先頭はピーターで、それに狼を引く狩人、猫、文句をこぼし続けるお祖父さん
 (「狼を捕まえられなかったらどうなってたと思うんだ?」)、小鳥が続く。
物語の最後、ナレーターは「耳をすましてみて下さい。
アヒルが、狼のお腹の中で鳴いているのが聞こえるでしょう。狼は慌てていたので、アヒルを生きたまま丸呑みしてしまったのです」と語って終わる。・・・

えっ! うっそぉ〜 結局、アヒルは狼に食べられてしまうの?? 
えっ そんな結末だっけ〜そんな残酷な・・・。で、狼の処遇は? 
と、ワタシは、ツッコミを入れつつも唖然としたのでした。
んじゃ〜 あまり子供向けじゃーないなあ。


プラッソン トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団 1992年
Michel Plasson
l'Orchestre National du Capitole de Toulouse

いかすぜっ

録音状態は良い。輸入盤(EMIフランス版) ナレーションはフランス語。
フランス語で喋られると、ぐぐっと、オシャレ感がアップする。(ような気が・・・)
カップリング:
1 プロコフィエフ ピーターと狼
2〜15 サン=サーンス 動物の謝肉祭
ランベール・ウィルソンさんのナレーションで、輸入盤なのでフランス語なのだ。
なぜか、ナレーションがフランス語だと、オシャレ度が、アップしたように思うのは、ワタシだけかしらん。
オコチャマ向けには、当然、日本語が良いのかもしれないが〜 
確か、このプラッソン盤の日本語ナレーション(吹き替え)は、日本の男性俳優さんだったと思う。

ワタシ的には、ドイツ語でナレーションが入ると、説教臭く感じられる。
フランス語だと絵本の読み聞かせのように聞こえて、とても、ほんわか〜 楽しく感じる。
それは、偏見でしょう〜と思いつつも、正直に言うと、日本語版は、あまり聴く気が起こらない。(謝)

で、肝心のプラッソン盤の演奏は、フレージングが柔らかく、アクセントをほとんど感じないものだ。
録音状態も良いし、フルートの音色は清潔で爽やかだし、弦の変に艶を感じないソフトさ。
余計な力が入らない楽曲だが、より一層、ふわっとして、カジュアルすぎないカジュアルな、暖かい雰囲気がある。
お布団のなかで、聴くと、すやすや〜 お休みモードになるかも。

冗談はさておき、 このような曲を聴くと、改めてオケの音色の違いを感じるかもしれない。
キャピトル管は、やっぱり軽妙で、軽やか、ふわっと暖かく、奥行き感がある。
ホルンは、まろやかに響き、テンポも、ゆったりしている。
ここでのファゴットは、バソンなのだろうか。

小鳥(フルート)、アヒル(オーボエ)、猫(クラリネット)、お祖父さん(ファゴット)、狼(3本のフレンチホルン)、猟師の撃つ鉄砲(ティンパニやバスドラム)、ピーター(弦楽合奏)・・・という編曲なので、やっぱり主は、木管の音ですよね。
オケの木管の音質比べにも、うってつけの楽曲だと思うが、まさか、天下のウィーン・フィルや、ベルリン・フィルなんかは、収録してないよね。
・・・って、調べてみたら、カール・ベームさんがVPOを振った盤があった。
あららっ。


1984年 ジョン・ウィリアムズ ボストン・ポップス・オーケストラ Ph ★★★
1985年 プレヴィン ロイヤル・フィル Tel  
1992年 プラッソン トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団 EMI ★★★★
1992年 小澤征爾 ボストン交響楽団  
所有盤を整理中です。

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