「 頭のなかの ♪ おたまじゃくし 〜クラシック音楽を聴いてみよう〜」

 

モーツァルト ピアノ協奏曲第25番
Mozart: Piano Concerto No.25
K.503


アシュケナージ フィルハーモニー管弦楽団 1982年
Vladimir Ashkenazy
Philharmonia Orchestra of London

まっ こんなモン

録音状態は良い。少しピアノの音像が甘いかもしれないが、いたってチャーミングに、自然に演奏されている。
カップリング:モーツァルト ピアノ協奏曲第25番(82年)、26番(83年)
1楽章
「どぉ〜 っそそぉ〜 みみ どどぉ〜 そどみそ ふぁ〜」
「れぇ〜 っししぃ〜 ふぁふぁ〜 れれ しそれし どぉ〜」
25番って、あまり聴かない。ピアノ協奏曲だと、やっぱり、他に超がつくほどの曲があるので気にもしていなかったが、そうそう、アルゲリッチさんと一緒に演奏したアバドさんのラストの演奏会が、20番と25番のピアノ協奏曲だった。

ハ長調の曲なので、とっても明るく、下手したらノー天気っと言われてしまいかねないけれど、なかなかにチャーミングだ。
でも、演奏会にふさわしい曲というよりも、アシュケナージさんの演奏できくと、どこか、練習曲ぽいあどけなさが残っているように思う。まあ、ハ長調だし〜 仕事疲れの夜に聴くには、ワタシ的には気楽に聴けて嬉しい。
で、ハ長調なのだが、提示部では、ところどころ、「ふぁ〜 そみ らららら しししし みぃ〜」 あっ 「し」にフラットがついてるやん。ん? 1音だけなんか違うやん。「れ」が「し」?
って感じで、これが、この楽章のミソなのでしょう。まあ、ここだけ短調て感じなんだよね。
で、長調と短調を行き来するような楽章になっている。

また、この曲、フルートとオーボエ、ファゴットは登場するが、クラリネットはお休みである。
で、ピアノの曲というよりも、オーボエが大活躍してて、ピアノと一緒によく絡んでおり、オーボエ二重奏って感じのところもあって、音色は心地よい。ピアノが主体というよりも、木管が大活躍で、結構、シンプルなくせに長い。
で、「ぱ〜ん」っと最初の主題が戻ってくると、さすがにピアノが堂々としているため、あっ そうそう、ピアノコンチェルトだったよね。という感じなのだ。特に、アシュケナージさんのピアノが、またオケだけが、立派というわけでもないが、オケの音に合わせてチャーミングに演奏されている。

2楽章
「れしそ ふぁ〜 れどしらそふぁ れ〜みれどし  れ〜みれどし れ〜みふぁそみ れ〜」
ゆったりとしたフレーズで、木管と弦、そしてホルンで奏でられる。やぱりオーボエの音色が、輪郭線を描くように、クッキリしている。その後、ヴァイオリンが、「れぇどっし そ〜れ れぇどっし れ どっどっど〜」と、軽く跳躍する。
で、ピアノがゆったり入って、この主題のの伴奏みたいに弾かれている。

3楽章
「どっど そっそぉ らっら みっみ ふぁっふぁ そみそみ らそふぁみ れれれ」
「どっど そっそぉ らっら みっみ ふぁっふぁ そみらみ みれどっ」
とてもチャーミングなフレーズで、まず弦で奏でられたあと、「どっ そそそそ そそそそ・・・」と、序奏をつけたあと、ピアノが華やかに踊るかのようなフレーズで登場する。
オーボエのフレーズが良く聞こえているのに比べると、ピアノの音像が少し甘い感じがするが、安定しているというか、「どっど どしらそ・・・」と、チャーミングで転がっていく。
さほど大げさでもなく、意味深でもなく、チャーミングに徹しましたという演奏だろうか。指揮振りでの演奏で、丸みを帯びた自然な演奏である。


1982年 アシュケナージ  フィルハーモニア管弦楽団 Dec ★★★
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