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シューマン チェロ協奏曲
Schumann: Cello Concerto


シューマンのチェロ協奏曲(イ短調 作品129)は、1850年に作曲されています。
ウィキペディア(Wikipedia)を元に記述すると
シューマンは、協奏曲のジャンルでは、ダントツに有名なピアノ協奏曲、このチェロ協奏曲、そしてヴァイオリン協奏曲があります。
このチェロ協奏曲は、チェロ協奏曲という分野の作品が元々少ないため、ロマン派の楽曲としては、結構貴重な曲です。全楽章切れ目なく綴られるなど、構成的には珍しいもの。また、この曲は、作曲された1850年に、シューマン自身よって、チェロ・パートをヴァイオリン用に編曲されて、ヴァイオリン協奏曲ができています。これが、ヴァイオリン協奏曲(イ短調 作品129)と呼ばれており、同じ作品番号になっています。

第1楽章 イ短調、ソナタ形式
器楽合奏の短い序奏(E-A-C)の後、チェロが主題(E-A-H-C-A-E-C)を歌います。
楽章の題の通り「速すぎないように」演じられ、タイを多く使い、リズムに凝っていながら流麗に展開しているもの。
また、イ短調ながら嬰ニ音を多く使うなど、マジャール音階の影響も盛り込まれています。

第2楽章 ヘ長調 穏やかな中間楽章です。
第3楽章 イ短調 ソナタ形式
器楽合奏との掛け合いで主題が構成されており、最後は同名長調のイ長調で締めくくられます。
文字通り「大いに元気がよい」楽章で、伴奏付のカデンツァが用意されています。
全体的に、チェロとしては高音域が多く、しばしば重音が現れるなど、技巧的にも難曲といえるそうです。

楽章に区分されていますが、実際には通して演奏され、約23分の作品です。
難曲だと言われているのですが、う〜ん 素人には、さっぱりわからず。

アルト・ノラス サカリ・オラモ フィンランド放送交響楽団 1994年
Arto Noras Sakari Oramo Finnish Radio Symphony Orchestra

ほぉ〜良いヤン

録音状態は良い。
カップリング:
1〜3 シューマン チェロ協奏曲
4〜6 ドヴォルザーク チェロ協奏曲
チェロ協奏曲

シューマンのチェロ協奏曲っていえば、ジャクリーヌ・デュ・プレさんのCDが名盤だと、昔っから言われている。
しかし、そもそも、シューマンの協奏曲っていえば、ピアノ協奏曲なのだ。
ピアノがダントツで有名で〜 チェロ、ヴァイオリン協奏曲はマイナーである。
また、チェロ協奏曲の楽曲自体が少ないと言われるが、ウィキで調べると、ものすご〜い数の作品がある。
でも、ロマン派の時代は、ピアノが大人気だったので、ちょっと数は少なめ。
はあ、なるほどねえ〜 ウィキで調べると・・・
  
協奏曲の主役がピアノとヴァイオリンに偏っていたロマン派の時代において、チェロ協奏曲は、ややマイナーなジャンルとみなされたが、この時代にドヴォルザークとエルガー(時代的には近代)が、このジャンルを代表する傑作を残している。
そのほか、シューマン 、サン=サーンス(第1番)、ラロの作品もよく知られている。
近代弦五部の確立の後に作曲されたチェロ協奏曲は、チェロが名人芸を縦横に駆使する。
指板の限界までの使用を要求されるシューマンのチェロ協奏曲は、21世紀の今日でも難曲の部類である。・・・と書いてあった。

さて、実際に聴いた感想なのだが、ふ〜む。どこが難曲なのか、素人ではさっぱりわからない。
とても穏やかな、静かな、目立たない、地味な楽曲で・・・なんだかインパクトの少ない影の薄い曲だ。と思ってしまった。
ショスタコーヴィチは、このシューマンのチェロ協奏曲を再オーケストレーションしており、作品番号125、とされている。
へえ〜 ショスタコがシューマンの楽曲をアレンジするんですね。なんだか縁もゆかりも無いような、気がするんだけど〜

「ふぁ〜 そぉ〜 ふぁ〜」
「ふぁ〜 らぁ〜 し〜ど らみれ そぉ〜ふぁ」「ふぁみ み〜ふぁそ ふぁ〜み みれ〜」「らぁ〜しれ らぁ〜しどぉ」
って感じで歌う。まあ、歌うといってもシューマンの歌なので、朗々と歌われるわけではない。
下を向いて、もわっとした空気のなかで、もごもごしつつ、歌謡風フレーズをチェロが奏でていく。
これが終始続くというわけで、ちょっとメリハリがない。
また、1楽章から3楽章まで、楽章の区分がついておらず、すごーく曖昧で、えっ いつの間に終わったの? と、何度繰り返しても切れ目がわからず。まるで、眠れ〜眠れ〜と歌われるかのように睡魔に襲われそうな2楽章だ。
3楽章は、もう少し活発なのだが、「みっそっふぁ〜 みっそっふぁ〜」とオケが鳴っている間に、チェロが素速く、チャカチャカチャカ〜16音符で刻む。ラストは華やかに終わるのだが、そこまでが結構長いっ。

カデンツァって、あったのかしらん。「れっしっ らぁ〜 れっしっ らぁ〜」という主題に埋もれてしまったのだろうか。
はっきり、それとわかるモノがない。
う〜ん。チェロの重音が聞こえたりするが、やっぱり全体的には、こぢんまりとした小品である。これが難曲ゆえんなのだろうかという場面も、まあ、うかがえるものの地味でしょうか。
とても、これではソリストの技量を聴衆にアピールできないのではないだろうか。(ってワタシが心配することではないが)
ノラス盤では、1楽章は11分48秒、2楽章は4分20秒、3楽章は7分24秒である。

1994年 ノラス オラモ フィンランド放送交響楽団 Finlandia ★★★
所有盤を整理中です。

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