「 頭のなかの ♪ おたまじゃくし 〜クラシック音楽を聴いてみよう〜」

シューマン 4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック
Schumann: Konzertstück für 4 Hörner


シューマンの4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック(ヘ長調 作品86)は、1849年に作曲されています。「コンツェルトシュテュック」(独: Konzertstück)は、「コンチェルトシュトゥック」「小協奏曲」「協奏的小品」などと訳されており、4本のホルン協奏曲って感じになるでしょうか。
ウィキペディア(Wikipedia)を元に記述すると

冒頭のファンファーレを除き、いずれの楽章も、まず管弦楽で、旋律が一節奏でられた後、独奏群が、旋律を奏で始めものですが、同一の旋律の模倣となっておらず、微妙に違った旋律となっています。
3つの楽章で構成されています。

第1楽章 ヘ長調 一旦終止し、そのまま次の楽章に続くもの。
第2楽章 ニ短調 楽章最後は、緩徐楽章の旋律が続く中、トランペットが割り入るように次の楽章の主題を予告し、次第に曲想を変えながら、そのまま次の楽章に繋がるもの。
第3楽章 ヘ長調 シューマンの交響曲第4番の最終楽章を彷彿とさせるようなリズミックな楽章です。

楽器の構成は、独奏ホルン4、ピッコロ、フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン2、トランペット2、トロンボーン3、ティンパニ、弦五部です。

冒頭のフレーズは、とてもインパクトがあり、とても格好いい。演奏の困難さは理解の範疇を超えちゃってますが、良い楽曲は理屈抜きに良いもので〜 もっと聴く機会があれば嬉しいのになと、単純に思っちゃいます。うふっ。

  ペーター・ダム ジークフリート・クルツ シュターツカペレ・ドレスデン 1983年
Peter Damm Siegfried Kurz
Sächsische Staatskapelle Dresden
(Staatskapelle Dresden)
ホルン:クラウス・ピーツォンカ、ディーター・パンサ、ヨハネス・フリーメル

昇天しちゃいました   はぁ?  

録音状態は良い。終始柔らかい音で綴られて〜 うっとり。でも、難しそう。
カップリングは下記のとおり。
カップリング:
1    ウェーバー ホルンとオーケストラのための小協奏曲集
2    ロツルィング ホルンとオーケストラのためのコンツェル
3   サン=サーンス ホルンと管弦楽のための演奏会用小品
4〜5 シューマン 4本のホルンとオーケストラのためのコンツェルトシュテュック

1楽章
このCDは、ペーター・ダム ホルン協奏曲集と題されたもので、ウェーバー、ロツルィング、サン・サーンス、シューマンのホルンを主体とした楽曲が収められている。ワタシが所有しているのは国内盤だが、録音状態は良い。
もちろん、輸入盤もCDのジャケットデザインは異なるものの、ずーっと現役盤で発売されているように思う。

さて、シューマンの4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュトゥックは、4本のホルンのファンファーレで始まる。
「どっれ」「れれふぁ しどられぇ〜」 「れれふぁ しどられぇ〜」
「しぃ〜ら そみれし そぉ〜ら しらふぁれ そぉ〜し〜 らぉっ どしらぁ〜」と、奏でられる。
ホルンとオケが、同じフレーズを奏でて呼応しあうところが、とても格好いい。
「れぇ どぉ〜み そしれど どらし  れぇ どぉ〜み そしれど どらし」 
「し そぉ〜み みふぁそら そぉ〜み みふぁそら そぉ〜 ふぁ そぉ〜」に続く、小さくトリルを吹くところは、難しそう。

冒頭から続く、 パパパ パパパとリズムを刻むところは、4本で一緒に揃えて演奏するのは、聴いてても相当難しそうだ。
そして付点のリズムもある。むむむっ。
4本のホルンで綴る協奏曲というスタイルだけでも特異なものだ。
でも、演奏する方は大変だろうが、聴いている方は、とても楽しい。ホルンって、とても柔らかいフレーズで、音がふわっと広がる楽器だ。
でも、速くて、弱音のパッセージは、音が安定しないようで、いきなり難しそうな場面が出てくる。
長い音で和音を作るところは、綺麗なのだけど、パパパ・・・と早口になると、途端に、音が綺麗に出てこないのだ。

4本で1つの旋律を完成させるのだが、そもそも、4本も必要なの? なーんて、素人ならではの疑問もわいてくる。
オケの音量に対応するには、音量として必要なのだろうか。
協奏曲にしなくてもいいような気もするが、協奏曲にした理由は、なんだろ。オケのなかでホルン4本は、普通にある。
4本以上、ずらり〜勢揃いしているという楽曲もある。 にも関わらず・・・と、ど素人ならではの率直な疑問が湧いてくる。

2楽章〜3楽章
とても柔らかいフレーズで、「し らぁ〜しどしぃ〜 し らぁ〜しどしぃ しぃ〜そぉみふぁ〜そみ し どぉ〜れみしぃ」という感じで吹かれる。えっ このフレーズを4本でホルンで構成しているのかと、驚かされてしまった。
ホルンという音色の幅の広さ、トロンボーンのように深く感じられる。
弦のぽろん ぽろん〜というフレーズに乗って構成される柔らかなホルンの和音は、まるで天上で響くようで、神々しい。

トランペットで、「どどどぉ〜 どどどぉ〜 れれれぇ〜 みみみ〜っ」というファンファーレが鳴って、まるで、馬が駆けるようなフレーズになる。
「どぉ〜らしどっれみ らぁ〜しどっみ らぁ〜しどっれ そっ そぉ〜れしどっれっ」と、いうような速いパッセージとなっていくのだが、きゃ〜 高い音だなあ。こりゃ高音ですよね。ホルンの和音に、オケの弦とトランペットが、パパッっと、 合いの手を入れてくるのだが、そのあとは、ホルンの和音が、ひたすら柔らかく、続いていく。

この楽曲、なんでもホルンにとっては、とても高い音が必要らしく、超難しいテクニックが必要らしい。
ど素人には、ここらへんでしょうか・・・というフレーズは出てくるものの、実際には、とてもわかりづらい。
とても、まろやかな響きなのだが、聴いているうちに、こっちまでも息苦しくなってきそうで・・・。
ごほん、ごほん、と息が詰まりそう。
ははぁ〜 細かいパッセージを、この楽器で奏でることの超難しそうなことだけは、わかったような気がする。
(↑ って言っても、あくまでも、ど素人なので、ご容赦を)

で、このCDは、インデックスが2つにしか区分されておらず、1楽章は7分30秒、2・3楽章が11分34秒というクレジットになっている。

ティーレマン フィルハーモニア管弦楽団 1996年
Christian Thielemann
Philharmonia Orchestra of London
ナイジェル・ブラック Nigel Black  ローレンス・ロジャース Laurence Davies
ロバート・マスケル Laurence Rogers  ピート・ブレーク Peter Blake

いかすぜっ

録音状態は良い。とっても難しそうな楽曲で、速いパッセージが続く。
カップリング:
1 シューマン マンフレッド序曲
2〜4 シューマン 4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック
5〜8 シューマン 交響曲第2番

1楽章
さて、シューマンの4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュトゥックは、4本のホルンのファンファーレで始まる。
「どっら」 「れれれふぁら しどられぇ〜」 「れれれふぁら しどられぇ〜」
「しぃ〜ら そみれし そぉ〜ら しらふぁれ そぉ〜そ ふぁっふぁ〜 らぉっ どしらぁ〜」
・・・「れぇ どぉ〜み そしれど どらし  れぇ どぉ〜み そしれど どらし」 
「し そぉ〜み みふぁそら そぉ〜み みふぁそら そぉ〜」
・・・「らそ ふぁみ そぉ〜〜 らそ ふぁ ふぁ」
「ふぁ〜れ〜しどれみ れ(ふぁらしど・・・) どぉ〜ふぁ〜らし み〜れそ」に続く、小さくトリルを吹くところは、とっても難しそう。この細かい弱々しいフレーズが、他盤を聴いても聴き取りづらいのだが、弱々しいが、ずーっと音が途切れることなく、続いていく。
「っら ら そぉ〜みっ」というような付点リズムが、また、独特で〜。
まだまだ続いてくのだが、ここにそんな音を書いても仕方ないので、書きませんが。
(だって、専門家の方には、譜面見て貰った方がはやいので・・・)
聴いてて、いつも、ちょっと辛くなってくるのだけど、まあ、ホルンの音色は、柔らかいだけでなく、こんな素速いパッセージを、マウスピースで吹き分けられるなんて、超人だと、ワタシは思っちゃう。

2楽章
まず、「し らぁ〜しどしぃ〜 し らぁ〜しどしぃ しぃ〜そぉみふぁ〜そみ」と、弦で始まる。
すぐに、ホルンで、「し どぉ〜れみしぃ」 「しぃ〜 どれみ しぃ〜 みど らぁ〜し そぉ み み そぉ〜ふぁ どぉ〜れみ れ しれそしぃ〜 らぁ〜しぃ」と吹かれていく。
ホルンの和音が綺麗ですねえ。
もう、うっとり〜という言葉以外に出てくる言葉がねえ、ないんですけど。ホルンって、倍音が綺麗なんだよね。と、改めて認識し、ほほぉ〜っと、嬉しく聴けちゃう。

3楽章
トランペットで、「みみみ〜っ」という天馬が駆けるようなフレーズのあと、ホルンが奏でる。
「どぉ〜らしどっれみ らぁ〜しどっみ らぁ〜しどっれ そっ そぉ〜れしどっれっ」と、いうような、とっても速いパッセージだ。
はあ〜 すごい速い。
キチンと音が出ているように思うが、ど素人なのでテクニックの方は、わからない。同じオケの人4人で吹いているからだと思うが、音質は4人揃っている感じがする。
以前、ダムさんとカペレの盤を聴いたのだが、あの盤は、とっても音質が柔らかく、軽めの少し明るめの音で、軽やかだったのだが、音は、完全に出てたんだろうか、ちょっと、聴き取りづらかったように思う。
ティーレマン盤も柔らかいが、まずまず、音は聞き取りやすい感じ。速いパッセージは、どう聴いても難しそうで・・・。
まあ、ど素人がえらそうに言うことではないので、このあたりで〜 やめておくのが無難だろう。(って遅いかも 謝)
他サイトを放浪させていただくと、ホルンって、金管のなかでイチバン難しいのだそうである。
1983年 ペーター・ダムほか クルツ シュターツカペレ・ドレスデン DS ★★★★
1996年 ナイジェル・ブラックほか ティーレマン フィルハーモニア管弦楽団 ★★★★
所有盤を整理中です。

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