「 頭のなかの ♪ おたまじゃくし 〜クラシック音楽を聴いてみよう〜」

メンデルスゾーン 弦楽八重奏曲、チェロ・ソナタ第2番
Mendelssohn: Octet, cello sonata


メンデルスゾーンの弦楽八重奏曲(作品20)は、1825年、16歳のときに作曲された作品です。
ウィキペディア(Wikipedia)を元に記述すると

弦楽八重奏は、通常、弦楽四重奏の倍、すなわちヴァイオリン4本、ヴィオラ2本、チェロ2本の編成で演奏されます。
ベートーヴェンと同時代のシュポーアが、弦楽四重奏団を2つ用いる複弦楽四重奏曲を、そして、メンデルスゾーンが作曲した弦楽八重奏曲によってこの形式に新生面が開かれたそうです。
弦楽四重奏団が2つ集まって演奏することが多いようです。このメンデスゾーンの作品以外には、ショスタコーヴィチ、前述したシュポーアの複弦楽四重奏曲4作品、ブルッフ等の作品があります。メンデルスゾーンの弦楽八重奏曲は、4つの楽章から構成されています。
1 アレグロ・モデラート・コン・フォーコ Allegro moderato con fuoco
2 アンダンテ Andante
3 スケルツォ アレグロ・レジェリッシモ Scherzo: Allegro Leggierissimo
4 プレスト Presto
とても若々しく、瑞々しく、爽やかな楽曲です。弦楽合奏に親しむ入門編としてもお薦めです。

ブランディス四重奏団  ヴェストファル四重奏団 1981年
Brandis Quartet    Westphal Quartet

けんかうっかぁ〜

録音状態は良くない。ちょっと耐えがたい。
カップリング:
1〜4 メンデルスゾーン 弦楽八重奏曲(1981年)
 ブランディス四重奏団、ウェストファル四重奏団
5〜8 ブルッフ 七重奏曲(1981年)
 ベルリン・フィル八重奏団 Berlin Philharmonic Octet
まず、録音状態が良くない。
2つの四重奏団が一緒になって八重奏曲を演奏しているのだが、ん〜 なんでしょ。どうしちゃったんでしょ。
カスカスした音で、水分が抜けきって、枯れてしまっている感がする。
特に、ヴァイオリンの高音域の音が強烈だ。耳に突き刺さるかのような、ツンツン、刺々しさがあり、痛いほど。
8人の弦楽合奏とは思えないアンサンブルで、弦というよりは、金切り声を横で叫ばれているような、金属的な音する。
う〜ん 多分、多分だけど〜 LPレコードから、CDデジタルに変換した際に・・・しちゃったのだろうと思う。
あまり推測では言えないので、・・・ にしておくが、う〜ん、これは、ちょっと耐えがたい。

それに、これはソリストの集団なのだろうか。単に8人揃って演奏したという感じで〜 頭出しとかは、もちろん合っているのだが、自己主張の塊みたいになって、弦のボーイングが、全て強すぎて・・・。これは、騒音音楽みたいになってて、聴き手にとっては、業、修行の何ものではないように思う。

楽器のバランスなんか、考えてないんじゃーないのかなあ。 う〜ん 弦楽合奏という観点で、録音されたのではないように思う。ヴァイオリンの音だけが、かなり異様に聞こえてくる場面があり、これは ヴァイオリンの音を、ソロだと勘違いしている。または、ヴァイオリンの音を、弦楽合奏から無理矢理、浮かして剥がした。・・・て感じがします。
アハハ〜 まさかっ。 そんなわけで、ちょっと我慢できなかったので、ギブアップしました。
ちなみに所有している盤は、92年12月国内盤です。

ブランディス四重奏団は、ベルリン・ブランディス弦楽四重奏団と表記されている場合もあるのだが、天下のベルリン・フィルのメンバーが集まって、1976年からアンサンブルを組んでいる。だから、下手な筈がないのだ。
ヴァイオリン:トーマス・ヴランディス  ヴァオリン:ペーター・ブレム  ヴィオラ:ヴィルフリート・シュトレーレ
チェロ:ヴォルフガング・ベットヒャー

ヴェストファル四重奏団も、ベルリン・フィルのメンバーでアンサンブルを組んでいるので、同じである。
ヴァイオリン:ハンス=ヨアヒム・ヴェストファル  ヴァオリン:ハインツ・オルトレプ  ヴィオラ:ディートリッヒ・ゲルハルト
チェロ:イェルク・バウマン
ゲヴァント弦楽四重奏団 ベルリン弦楽四重奏団 1985年
Gewandhaus Quartett    Streichquartett Berlin

こりゃ良いわ〜拍手


録音状態は良い。渋い音質で、あまり艶はないのだが、重厚かと思ったら軽やかで〜
とても驚かされる。もう一曲カップリングしてくれてもよかったのにぃ。
ゲヴァント弦楽四重奏団
カール・ズスケ、ギョルギォ・クレーナー、ディトマー・ハルマン、ルツンヤーコブ・ティム
ベルリン弦楽四重奏団
ヴォルフ=ディーター・バッツドルク、クラウス・ペーターズ、カール=ハインツ・ドムス
マティアス・プフェンダー

1楽章
弦楽八重奏曲って珍しいのだが、早い話が2つの弦楽四重奏団で一緒に演奏しましょう〜と言わないと、なかなか実現しない楽曲だ。(まあ、断定できないけれど 笑)
このCDは、ゲヴァントとベルリンの、2つの弦楽四重奏団が、一緒になって演奏して収録してくれたものである。
あまり馴染みがないので、ウィキペディア(Wikipedia)で調べてみたら

この八重奏曲は、複弦楽四重奏曲という編成が採られている。すなわち、4つのヴァイオリン、2つのヴィオラ、2つのチェロである。しかし現在では、弦楽合奏用の作品として演奏されることも行われ、そのような場合には演奏者が規定数以上に膨れることも珍しくない・・・とあった。
作曲は、1825年で、わずか16歳の時に完成したという超驚きの早熟した作品なのだが、ハツラツとしてて、ノリノリになれるようなリズム感がある。

「ど らどらふぁ どぉ〜 どふぁらどら ふぁ〜 ふぁらど らどふぁれぇ〜」と昇っていく。
「ふぁ〜ふぁふぁ ふぁ〜ふぁっふぁっ ふぁみふぁそみどら らそらしそみど れしれ・・・」という、どこか、力強いのだが、ふわーっと昇っていくフレーズが印象に残る。
「らしどぉ〜みれみぃ〜」パパパンっ とつま弾くアクセントもついているし〜
「れれ みどれ〜 れれ みどれ〜 どれみ ふぁ〜みれみっ〜 ふぁ〜ふぁふぁっ・・・」と、とても爽やかだ。
しかし、これって。弦楽八重奏でなくても良い気もするのだけどなあ。
だって、ヴァオリンがやっぱり主体だ。
もちろん、チェロが、ヴァイオリンの主題をなぞるように歌うところもあるのだが、あくまでもヴァイオリンでしょ。
「みれどし どぉ〜 みれどし どぉ〜」
「れぇ〜どぉど れえ〜 れぇ〜どど れぇ〜っ」と、低弦の響きが強く出てくるところがあって、そこがアクセントになっているのだが、ヴァイオリンの歌い方次第で、勝敗が決まるっていっても良いぐらいだ。
ヴィオラさんは、カシカシカシ・・・ えっ メチャクチャ損してますよねえ。で、アタリマエのことだが、重厚なボリュームがある。
弦があわさって、「みれどし そそそそ ふぁふぁふぁ〜っ」て感じで、ユニゾンで弾いているところは、なぜだか、ワタシには、アコーディオンの音のように聞こえる。

2楽章
「ふぁ〜みれ どれ しぃ〜らそ ふぁそ・・・」と、なぜか一転して、ハツラツとした青春時代から、いっきに中高年のような穏やかさを醸し出してくる。へぇ〜っと驚かされ、たまげてしまう。
えっ もう熟成しているの?
「しししし ふぁふぁふぁみれ みふぁみれぇ〜 みふぁそみどれぇ みふぁそみどれ〜」
う〜ん ブラームスのような、嘆きに近いような呟きのようなフレーズまで飛び出してくる。
チャチャチャ チャチャチャ・・・という弦の刻みもあるのだが、主になるのは、穏やかに歌うようなヴァイオリンとヴィオラのハーモニーだ。これはたまげる。

3楽章
穏やかだけど、瑞々しいスケルツォの楽章で、真夏の夜の夢のような、細やかなフレーズが弾むように奏でられる。
「っらっそら そらしら パラパラ・・・ んたら たったっ んらら らっらっ・・・」と、ずーっと続いていく。
ヴァイオリンが軽い。羽毛のようにあっちこっちに飛んで行きそうで、転がるフレーズも間にはさまって、木管のようなフレーズが弦で奏でられており、まるで小編成の木管付きの室内楽を聴いているみたい。
ヴァイオリンは、この転がるような飛ぶような旋律のなかを、まだ、上を行ってて空を飛んでいるようだ。

4楽章
低弦の序奏から始まって、ミツバチが飛んでいるかのようなブンブンブン・・・。
この快速のブンブンのなかを、ヴァイオリンは、「みそふぁみ れみれど しれどし・・・ らどふぁら れふぁ みふぁそらしれどし・・・」と飛び回っていく。
で、低音の弦が、「ふぁ〜ふぁ〜ふぁ〜ふぁ〜ふぁ〜みれふぁ そそそそ そふぁみそ ららら らそふぁそぉ〜」と、軽やかに力強く滑っていく。細やかなブンブンと飛ぶフレーズと、長くのばすフレーズとの組み合わせで、絶妙だ。
理屈抜きで面白いっ。
音階のような無窮動のような細やかな動きのなかで、「らどふぁら しふぁしふぁ・・・」と振り子を振ってみたり、音の跳躍が入ってきたり、1楽章の主題だっけ、前に聴いたぞ〜というフレーズが垣間見られて、しっかり織り込まれて統一感を出している。
それに、「ふぁ〜ふぁ〜ふぁ〜ふぁ〜ふぁ〜みれふぁ」と、主題を回帰させてまとめて行くのだ。
あ〜 やっぱ、メンデルスゾーンって凄い天才なんでしょうねえ。恐れ入りました。そして、このゲヴァントSQ盤は、弦の爽やかなフレーズは、なんとも夢見心地のように聞こえてくるので、とってもステキ。
そして、お花畑をブンブンブンっと飛んでいくような風景が浮かんできて、とっても爽快です。

でも、なーんで弦楽八重奏曲なんでしょうねえ。この楽想だと、別に弦楽四重奏でもよさそうなのに。
で、これだけ、重い弦の重ねながらも、飛翔するかのように演奏するって、これまた難しそうで・・・。演奏家さんに拍手でしょうか。マギャクの世界を描く演奏家集団なのでしょうか。
重く鳴らさず、できる限り軽く演奏してやろうじゃないのぉ〜という演奏家の挑戦のように聞こえます。
ワタシは、単に、おったまげているだけでした。はあ〜 すごすぎです。

エマーソン弦楽四重奏団 2004年
Emerson String Quartet

もえてるぅ〜

録音状態は良い。多重録音で演奏されており、熱く、燃えて、低弦の波動攻撃にやられてしまった。いや、やられるのも快感なんですけどね。
1〜4 メンデルスゾーン 弦楽八重奏曲
5〜8 メンデルスゾーン 弦楽四重奏のための4つの小品(作品81)
9  メンデルスゾーン 弦楽四重奏曲第6番(作品80)
1楽章
このCDは、エマーソン弦楽四重奏団が、多重録音して、メンデルスゾーンの弦楽八重奏曲を演奏しているもの。
で、エマーソンSQは、メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲の全集を完成させている。

CDジャーナルのサイトを拝見して、その部分を引用させていただくと・・・
2004年だけでも演奏会・録音の両面で数々の受賞に輝いて絶好調の弦楽四重奏団がエマーソンSQ。
ベートーヴェン、ショスタコーヴィチに続いて彼らが送り出した全集は、なんとメンデルスゾーン。しかも6曲すべてと小品に加えて、14歳の習作四重奏曲と八重奏曲を収録したボーナス盤も付いた4枚組だ。
作品への敬愛もたっぷりにメリハリの効いた演奏は大変に気持ちが良い。さらにオマケのはずの八重奏曲が白眉。
4人×2の単なる多重録音でなしに、演奏手順も吟味しながら楽器も持ち替えるなど手の込んだ秀演なのだ。
・・・とあった。
えっ、単なる多重録音ではない?って、どういうこと? ちょっと、この点はわからないのだけど〜
ワタシ的には、CDジャーナルさんがオマケと称されている八重奏曲が好きなので、弦楽四重奏曲はやめて、八重奏曲の入っている1枚モノのCDを買った。

ちょっと前置きが長くなってしまったが、冒頭は、ふわーっと奏でられて、春の日射しのようになっているのだが、低音の響きが、エマーソンSQの演奏は、とても力強い。で、速い。
先日、ゲヴァント弦楽四重奏団 ベルリン弦楽四重奏団さんの演奏で聴いたが、この最初のフレーズのインパクトは、とっても大きくて、ガガガガ・・・と低音が極めて大きく演奏されている。
チェロの音が、特にガッシリしているように聞こえるし、かすれた弦の音が、とってもリアルだ。
先述したとおり多重録音とのことだが、録音した演奏を聴いて、再度、同じフレーズをなぞるように演奏しているのだろうか。う〜ん ちょっとわからないが、ゲヴァント盤とは、かなり聴いた感覚が違う。

どういえばよいのだろう〜 ふわっとした空気感が少なく、直接音が耳に刺さってくるかのようなレアさがあって、とっても、生々しい。テンポが速く、間合いが少ないので、聴き疲れがしてしまう。で、どことなく、楽しげに聞こえてこないのだ。
歌い方が少ないのかもしれない。
植物が伸びようとしている春、新芽が出てきたかのような青々とした瑞々しさではなく、成長しきって木質化し、熟成した感じがする。
まるで、ウィスキーの熟成を待っているかのような樽のような、枯れた味わいの完成品って感じがする。
また、旋律が伸びていくところの頂点で、ふっと抜けた感じがせず、ふわっと降りて来てくれたら嬉しいのだが、間髪入れずに、そのまま直線的に、ガガガ・・・と落ちてくるフレーズを聴くと、生木を裂くかのごとくで〜厳しい演奏になっている。

2楽章
アンダンテの楽章だが、「ふぁ〜そら れ〜どれ しぃ〜らそ そ〜ふぁそ・・・」と、中高年のような穏やかさが出てくる。
ここでは、かなり歌い、しっとりとした感じが出てくる。
「ららら ららら らそふぁ みふぁそみどれ〜」っと、軽やかに呟くと思うと、どす黒い音で、「ふぁそらふぁ どぉ〜しっ」と繰り返してインパクトを与える。
う〜ん まるでゲンダイオンガク風のように、切迫感があり、突き詰められているかのように息苦しい。
美しい旋律が、ヴァイオリンに出てくるのだが、そこだけをスポットライトをあてて、浮かび上がらせてくるわけでもなく、ちょっと悲哀の強いフレーズとなっている。やっぱり、低弦の力強さがあって、強靱さが勝っている。
ほわっとした優美さや、明るさ、軽やかに穏やかに歌うような旋律ではなく、渋いっ。

3楽章
この楽章は、「っらっそら そらしら パラパラ・・・ んたら たったっ んらら らっらっ・・・」と、スピーディーに進む。
軽やかさよりも、タイトな感じがするが、愉悦性も兼ね備えながら、精密機械のように、精緻に進む。
シンプルな音型のスケルツォだと思っていたが、ヴァイオリンのフレーズと共に、低弦の細やかな合いの手が聞こえてくるので、色なす多彩さが、楽しく見えてくる。

4楽章
ここは、いきなり威力のある低弦が、うねりを出して、カシャカシャ・・・と演奏しだす。
低弦が、大活躍しており、迫力満点の全奏となっている。
「みそふぁみ れみれど しれどし・・・ らどふぁら れふぁ みふぁそらしれどし・・・」
「ふぁ〜ふぁ〜ふぁ〜ふぁ〜ふぁ〜みれふぁ そそそそ そふぁみそ ららら らそふぁそぉ〜」
ぐぐっと音出しが激しく、押してくる圧がすごい。
枯れた低弦パワーが炸裂しており、ホントに熱く演奏されている。
音質は、かなり木質的なのだが、木と木が擦れて発火しそうだっ。

ひぃ〜っ リズムを取っていたワタシの首が、むち打ちになってしまいそうなほど、猛烈なスピードで奏でられている。
これは、ゲヴァントSQ盤が、メンデルスゾーンの細やかな弦のフレーズを、さらっと優美に、軽やかに爽快に演奏しているのとは、マギャクの演奏である。
ゲヴァント盤が、まるでお花畑のなかを飛ぶ蜂のようだったのに比べて、ずーっと続く同じ音型が、うがんが、うがんが・・・と音の波動を生んで、木から鋼鉄の塊のように変化していくようなのだ。
熱を帯びて、ますます、激しさを増していくところが、う〜ん 強烈だ。
この低弦の波動攻撃にやられてしまった。(ちょっぴり、驚きながらも快感なんですけどね。笑)

チェロ:ミッシャ・マイスキー  ピアノ:セルジオ・ティエンポ 2002年
Mischa Maisky  Sergio Tiempo

まっ こんなモン

録音状態は良い。ちょっとハスキーボイスで、草書体で描かれる。
カップリング:
1〜4 メンデルスゾーン チェロ・ソナタ第2番
5〜13 協奏的変奏曲 ニ長調(作品17)
14 無言歌 ニ長調(作品109)  15 歌の翼に(作品34-2)
16 葦の歌(作品71-4)    17 ズライカ(作品34-4)
18 女の手紙(作品86-3)  19 無言歌(作品62-1)
20〜22 チェロ・ソナタ第1番 23 無言歌(作品62-6)
メンデルスゾーン チェロ・ソナタ第2番(ニ長調 作品58)

メンデルスゾーンの室内楽って、ピアノ三重奏曲が有名だが、チェロ・ソナタも美しい。
とっても明朗で、すきっとした爽やかさが持ち味だ。
「そし みぃ〜れ ど みふぁそ そぉ〜ふぁ」 「ふぁら どぉ〜し らそふぁど み〜れ」
「しぃ〜 そみそ れ〜み・・・」

チェロから始まって同じフレーズをピアノで奏でていく。
マイスキーさんのチェロは、ちょっと草書体で決して美音で奏でられたものではないのだけど、この方ならではの歌いっぷりがあって、ちょっと粘り気味のフレーズだ。
メンデルスゾーンの清潔な旋律は、スキッとした、端正で、透き通ったような美音の音で聴きたいという方には、ちょっと向いてないんだけど〜アハハ。マイスキーさんのチェロは、ノビノビし過ぎてて破天荒風だ。
まあ、しかし、あまりスッキリ歌われると、非常にシンプルな旋律なので、つまらなくなるかもしれない。
まあ、ちょっと相反することを言ってしまうのだが〜 ちょうど頃合いっていうのが難しい。
(って、聴き手のワタシの好みなんですけど 苦笑)
メンデルスゾーンって、とても健康で、シアワセを絵に描いたような感じで、和音の美しい曲が多い。予定調和というか、予定されたように音が鳴ってくる。そこが、ワタシの場合は好きなのだ。

ちなみに、メンデルスゾーンのチェロ・ソナタは、2曲ある。
ウィキペディア(Wikipedia)で調べてみたら
この2番は、1843年に作曲されており、弟のチェリストだったパウル、イタリアのチェロ奏者で親友アルフレード・カルロ・ピアッティに助言を受けて作曲されたという。

第1楽章 アレグロ・アッサイ・ヴィヴァーチェ ニ長調 8/6拍子 ソナタ形式
第2楽章 アレグレット・スケルツァンド ロ短調 4/2拍子
第3楽章 アダージョ ト長調 4/4拍子
第4楽章 モルト・アレグロ・エ・ヴィヴァーチェ ニ長調 4/4拍子 ロンド形式

4楽章の構成で、演奏時間は約25分だが、特に1楽章の主題は、キュートで、清潔で健康的な歌が聞こえてきて、とても親しめる。
すぐに覚えて口ずさんで歌えるし、しばらく耳に残ってくれるフレーズだ。
成長期の若々しさ、瑞々しさ。まさしく伸び盛り〜 明るい日射しのなか、草原でピクニックをしているみたい。ピアノにも躍動感があふれており、聴いてて気持ちが良い。
2楽章は、ピアノの呟き、チェロのポンポンと弾んだ音が印象に残るし、3楽章は、バラードのように歌われる。
4楽章は、疾風していくが、ギャロップ風の舞踏かな。
とにかく1楽章は、最高っ、だれの演奏でも好きになっちゃう。
弦楽八重奏曲    
1972年 ウィーン八重奏団 Dec  
1981年 ブランディス弦楽四重奏団、ヴェストファル弦楽四重奏団 ★★
1985年 ゲヴァントハウス、ベルリン弦楽四重奏団 DS ★★★★★
1987年 イタリア合奏団 Denon  
2004年 エマーソン弦楽四重奏団 ★★★★
チェロ・ソナタ      
2002年 マイスキー セルジオ・ティエンポ ★★★★
所有盤を整理中です。

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