「 頭のなかの ♪ おたまじゃくし 〜クラシック音楽を聴いてみよう〜」

ロッシーニ 弦楽のためのソナタ
Rossini:
String Sonatas


イタリア合奏団  1987年
I Solisti Italiani

ばっちグー!

録音状態は良い。コンタリーニ宮での録音
2枚組BOX
カップリング:ロッシーニ 弦楽のためのソナタ(全6曲)、ドニゼッティ 弦楽四重奏曲第3番と第5番(弦楽合奏版)
カップリング:ロッシーニ 弦楽のためのソナタ(全6曲)、ドニゼッティ 弦楽四重奏曲第3番と第5番(弦楽合奏版)

CD1
1〜3 弦楽のためのソナタ第1番
4〜6 弦楽のためのソナタ第2番
7〜9 弦楽のためのソナタ第3番
10〜12 弦楽のためのソナタ第3番

CD2
1〜3 弦楽のためのソナタ第5番
4〜6 弦楽のためのソナタ第6番
7〜10 ドニゼッティ 弦楽四重奏曲第3番(弦楽合奏版)
11〜14 ドニゼッティ 弦楽四重奏曲第5番(弦楽合奏版)


弦に艶があり、とても芳醇だが、コテコテのゴージャスな演奏とは違って、すっきりとした品の良さがある。
弦の音質が、とても良く、ぼてっとした厚みがあって重いという感じではない。録音状態が極めて良いのも魅力的だ。
ロッシーニの青年時代って言えば良いのか、子供と言えばいいのか〜 たった12歳の頃の作品だという。
1804年頃に作曲された楽曲らしい。
それにしては、BGMで流すのがもったいないな〜とは思いつつも、ついついBGMのように聴いてしまう。
耳に心地良いというのも、なんでしょう〜 飽きてしまうのかしらん。音楽って難しいなあ。(笑)

CDのブックレットから、少しだけ、ピックアップさせていただくと〜
6曲のソナタは、いずれも弦4部 ヴィオラのパートがない。作曲の時点では、ロッシーニは、ハイドンやモーツァルトの作品は知らなかった。ベートーヴェンは、3年ほど前に交響曲1番を発表したばかりだという。
6曲とも長調で書かれており、急〜緩〜急という3楽章から構成されている。・・・

ワタシ的には、3番が、オペラの幕開けのようで楽しめる。
もちろん12歳の作品とは思えないほどの天才ぶりで、どうして、途中で筆を折っちゃったのか、1836年に隠居してしまうのである。なんと40歳半ば・・・ アンタ〜 これから脂が乗るっていうのに、飽きちゃったの? って感じだ。
まあ、12歳から作曲していたら、作曲家生活は長いのでしょうが・・・。
ついつい、BGMのように聴いてしまったが、合奏協奏曲、コンチェルトグロッソのような楽曲で、作品自体には、さほど特別に、個性的な要素は感じないのだけど、その後のオペラ作品に通じるところが、やっぱり垣間見られて楽しい。

シャイー ボローニャ市立歌劇場管弦楽団 1991年
Riccardo Chailly
Teatro Comunale di Bologna
クラリネット:ドミトリー・アシュケナージ Dimitri Ashkenaazy

ばっちグー!


録音状態は極めて良い。とても爽やかな演奏で、さらさら〜
全部でソナタは6曲あるので、シャイー盤で全曲聴きたい場合は、もう1枚必要です。バラでしか売っていないと思います。
このCDは、ロッシーニの生誕200年を記念にシャイーがロッシーニの珍しい弦楽のためのソナタほかの小品を収録したものである。たまたま先日、モーツァルトのディヴェルティメントを聴くことあり、そうそう〜 イタリアのモーツァルトと言われ神童として名高い人って、ロッシーニだったよな〜と思い出した。で、このCDを手にしたわけである。

このCDには、次のとおりカップリングされている。
1〜3   弦楽のためのソナタ第1番
4      オブリガート付き変奏曲
5〜7   弦楽のためのソナタ第3番
8     セレナード
9〜11 弦楽のためのソナタ第6番
12       クラリネットと小オーケストラのための変奏曲

で、実は、シャイー盤は2枚あり、もう1枚の方は、1992年録音で、
1 弦楽のためのソナタ第2番
2 序曲「コンヴェンテッロ」
3 弦楽のためのソナタ第4番
4 「ボローニャ」序曲
5 弦楽のためのソナタ第5番
6 大序曲「コントラバスのためのオブリガート」 が収録されている。このCDも所有していたと思うのだが、今のところCD棚が未整理なので、う〜ん。また探して見つけたら、ご紹介します。

で、弦楽のためのソナタは、なんと、12歳頃に作曲したのだそうである。
はあ?すごいね〜 小学校6年生で、これだけ書ければ、やっぱり天才でしょう。
ブックレットを読んでみると、通奏低音の指導を受けていない時期に友人でパトロンのアゴスティーニ・トリオッシの別荘で書かれたつまらないソナタだと・・・自筆の楽譜に書いており、3日間で書き上げて、自身、演奏をしたようである。
いやいや〜 ご謙遜だと思う。

で、ソナタは全部で6番まであり、四重奏ソナタとも言われているようで、1番は、2挺のヴァイオリン、チェロ、コントラバスとなっており、ヴィオラが登場しない。
コントラバスだった理由は、なぜなんだろう。
この友人兼パトロンがコントラバス弾きだったからじゃーないのだろうか。
聴いてて、コントラバスでなきゃいけない必然性は、う〜ん、どうでしょ。音域が旋律を奏でて、低音は伴奏型という感じがするし、最後の締めに、ちょこっと登場するようなスタイルである。
そうなると、やっぱり中音域が欲しいかもしれない。まあ、それを12歳に求めるのもどうかと思いますけどね。

爽やかな楽曲で、さらっと流れて行くが、6番は、夏の嵐を描いたものらしい。
3楽章になると、コントラバスの渋い音が、スピードをあげて駆け巡る。で、滑るような弦のフレーズが合わさって、緊張感が高まり、段々とマックスになっていく。この場面は、コントラバスが活躍していた。
なお、楽譜は1930年代にワシントンで発見されたとのこと。
で、オブリガート付き変奏曲では、クラもコントラバスも活躍しており、 クラの演奏者は、ピアニスト兼指揮者のアシュケナージの息子さんなんだそうです。

198年 イタリア合奏団   DENON ★★★★
1991年 シャイー ボローニャ市立歌劇場フィル Dec ★★★★
所有盤を整理中です。

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