「 頭のなかの ♪ おたまじゃくし 〜クラシック音楽を聴いてみよう〜」

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ヴィヴァルディ トリオ・ソナタ 「ラ・フォリア」
Vivaldi: Trio Sonata "La Follia"


クリストファー・ホグウッド エンシェント室内管弦楽団  1980年
Christopher Hogwood  Academy of Ancient Music

ばっちグー!


録音状態は極めて良い。とても調和のとれた演奏で、穏やかにそして明るく快活である。 カップリングは下記のとおり。
原盤:オワリゾール(L'oiseau-lyre)
カップリング
1 ヴィヴァルディ トリオ・ソナタ ニ短調RV.63「ラ・フォリア」
2 A・マルチェルロ オーボエ協奏曲ニ短調
3 ヴィヴァルディ カンタータ「愛よ,お前は勝った」RV.651
4 ヴィヴァルディ モテット「この世の真の平和無く」RV.630
5 ヴィヴァルディ ソプラニーノ・リコーダー(ピッコロ)協奏曲

RV.443ヴィヴァルディのトリオ・ソナタ「ラ・フォリア」は、冒頭は、物憂げに始まる。
普段、バロック聴かないため、とりあえず、いつものとおり、ウィキペディア(Wikipedia)で調べてみたら〜

フォリア(folia)は、イベリア半島起源の舞曲。
15世紀末のポルトガルあるいはスペインが起源とされるが、いずれかは定まっていない。
サラバンドと同じく、3拍子の緩やかな音楽。
フォリアとは、「狂気」あるいは「常軌を逸した」という意味があり、もともとは騒がしい踊りのための音楽であったことが窺われるが、時代を経て優雅で憂いを帯びた曲調に変化した。

フォリアは、低音部の進行及び和声進行が定型化されるにつれて、これをもとに変奏曲形式で演奏することが広まった。17世紀にはイタリアで大流行し、多くの作曲家が採り上げている。
このような手法は、シャコンヌやパッサカリアなどの変奏曲、あるいは「パッヘルベルのカノン」とも共通するものである。
とくに、アルカンジェロ・コレッリの「ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ」作品5の12曲中最後に置かれた「ラ・フォリア」がよく知られる。その後も各時代で扱われたほか、フォリアとは明記されていないものでも、フォリアの低音部進行を部分的に採用している曲も多い。
概ね主音を中心として短音階で進行する。
音名で表すと、イ短調の場合、A-E-A-G-C-G-A-Eという調子である。・・・とあった。

はあ〜 コレッリさんねえ。お名前だけは知っているのだが、さて、CDはあったかなあ。
まあ、ヴィヴァルディのこの曲は、さほど有名ではないのかもしれないが、なかなかに、気に入ってしまった。

「れっ れぇ〜れっ どぉっどぉ〜っどぉ  れっ れぇ〜れっ みっ みぃ〜みっ
ふぁっ ふぁ〜 ふぁ みっみ〜 れっれ れっどぉ〜・・・」
ホグウッド盤は、チェンバロが控えめながら、綺麗に入ってくるし、このフレーズを繰り返した後は、快活になってくる。
「ふぁっふぁそ らふぁ みっみぃ〜 ふぁっふぁそ らふぁ そぉっそぉ〜」
「らっらそ らふぁ そっそぉ〜」と続いていく。ヴァイオリンの響きが綺麗で、切れすぎず、まろやかすぎず、高音域のヴァイオリンの響きと、合いの手を入れてくるヴァイオリンの響きが、残響豊かに響く。
で、そのうちに、段々と速くなってきて〜
ちょっと、忙しくなるのだが、チェンバロが掻き鳴らしてくるし〜
「らっら〜 ら そっそぉ〜 そっ らっら〜 らっ そっそぉ〜」
伴奏の変化が面白い曲だな〜リズムの変型を楽しむ曲みたいで、ヴァイオリンの跳躍感と、カチャカチャカチャ〜という伴奏型と、バランス良く耳に入ってくる。

で、この変奏曲は、1つの主題、1つの旋律を変えていくという感じではなく、コード 和声の流れがあって、このコードに基づいて、19の変奏曲として構成されているようである。
2挺のヴァイオリンと、通奏低音(コンティヌオ)が、それぞれ、リズミカルに動いていく。
う〜ん。3拍子の音楽って、やっぱり気持ちが良いなあ。そして、極端に変わらず、微妙に甘くなるフレーズがあったり、穏やかなフレーズが登場したりと、飽きさせない構成力が、すごいな〜って思う。
1980年 エンシェント室内管弦楽団 OL ★★★★
所有盤を整理中です。

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