バルトーク 2台のピアノと打楽器のためのソナタ Bartók: Sonata for Two Pianos and Percussion

 バルトーク 2台のピアノと打楽器のためのソナタ Sz.110,BB 115
Bartók: Sonata for Two Pianos and Percussion
マルタ・アルゲリッチ スティーヴン・コヴァセヴィッチ 1977年
Martha Argerich Stephen Kovacevich
パーカッション:ウィリー・ハウドスワ-ルト ミカエル・デ・ルー
Willy Goudswaard Michael De Roo

バルトークの楽曲は、ただでさえ気持ち悪く、怖く、硬質感の漂う楽曲であるのに、当盤は、めちゃくちゃ熱く、鉄杭を打ち込むかような凶悪な匂いがする。アルゲリッチさんは、この曲がお気に入りのようで、コヴァセヴィッチさん以外にも、フレイレさんとの演奏もあり、数枚のCDが発売されていたように思う。
当盤は、若い頃の演奏で、怖いぐらい激しい。炎の立つ溶岩のような険しさがあり、ちょっと、どう聴いてよいのか手に余って困る。おどろおどろしい、ぬめり感があり、熱いかと思っていると、光も届かない深海に引き込まれるという案配なのだ。まるで、荒ぶる神のごとく~ 畏怖しつつ、腰がひけている。眉間に縦皺ができる面持ちで、嫌悪感すら感じる楽曲と演奏にならざるを得ない。
あまり聴きたくない、避けたい気持ちがあり。(ずーっとお蔵入りにしていた)ピアノ協奏曲も、ピアノを打楽器として見なしているように思うが、う~ん。このソナタも、いったい何が面白いのか、何を聴けばいいのか、さっぱりわからない。購入した頃から、無情にも、時間だけが経過していくが、まだ楽曲の良さが認知できず、首を捻るばかりなり。やっぱり解りかねる。凡人には近寄りがたい楽曲だ。またトライしてみます。
当盤のカップリング:バルトーク 2台のためのピアノと打楽器のためのソナタ、モーツァルト アンダンテと5つの変奏曲 K.501、ドビュッシー 白と黒で


 バルトーク ヴァイオリン・ソナタ第1番
Bartok: Violin Sonata No.1
クリスチャン・テツラフ レイフ・オヴェ・アンスネス 2003年
Christian Tetzlaff  Leif Ove Andsnes

ちんぷんかんぷん・・・ なんで、こんな難しい楽曲のCDを買ってしまったのだろうと後悔している。
いつまでもCD棚の片隅にあるので勇気を出して聴いてみたが、よく分からないのである。とっても困っている。どんな風に聴いたら良いのか、わからないのだが、自分から感じるというアプローチをしないと溶け込めない気がする。1楽章の冒頭のピアノは、柔らかい入り方で、ワタシ的には、すーっと入って行けたし、ところどころ甘さ、柔らかさが感じられるので、聴きやすい気がする。
第2楽章も、ピアノのふわっとした空気感のなかに、ヴァイオリンが空気のように流れていったり、佇んでいる風情で、聴きやすい気がするが、楽曲そのものが抽象的で、音の残り香とか間合いを、少しばかり楽しむことができるぐらい。
第3楽章は、舞曲風で、ヴァイオリンの土臭い響きとリズムを、気持ち良くは聴けたけれど~。バルトーク特有の掻き鳴らし、打楽器のようなピアノのフレーズなので、面白い反面、ヴァイオリンのシュワ シュワ~ パラパラっ という、つま弾く音が、ツィンバロンのようでとても個性的だ。空気を切り裂く感がするものの、テツラフの演奏で聴きくと、あまりヒートアップせず煽りたてない、激しないところが、ワタシ的には好ましい。挑発的な演奏もあったと思うが、テツラフさんとアンスネスさんのコンビは、あまり疲れないで、不思議な空間に佇めるような気がする。まあ、少しは耳慣れしたというか、ほんのちょっとは馴染めたので、今日のところは、これでご容赦を。(汗)


バルトーク 2台のピアノと打楽器のためのソナタ
1977年 アルゲリッチ コヴァセヴィッチ Ph ★★★★

バルトーク ヴァイオリン・ソナタ第1番
1985年 ギドン・クレーメル アルゲリッチ G 未聴
1996年 イザベル・ファウスト エヴァ・クピェツ HM 未聴
2003年 クリスチャン・テツラフ レイフ・オヴェ・アンスネス Virgin ★★★


Wikipedia(ウィキ)の記述を元に記載すると、バルトークの「2台のピアノと打楽器のためのソナタ」は、1937年に作曲されている。2管編成の管弦楽を加えた協奏曲「2台のピアノと打楽器のための協奏曲」もある。ちなみに、ソナタの作品番号はBB 115(Sz.110)、協奏曲の作品番号はBB 121(Sz.115)である。「弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽」を委嘱したパウル・ザッハーが、今度は、室内楽曲を書いて欲しいと依頼したものらしい。弦チェレと同じように、パーカッションが活躍する。
第1楽章 9/8拍子 十二音音階を用いた神秘的な序奏で始まり、ソナタ形式の主部(ハ調)へと推移する。快活なリズムをもった第1主題が提示され、第2主題は、対照的に流れるような旋律が奏でられる。第2主題は、4分の3拍子+8分の3拍子的なリズム構造をもつもの。第1主題と序奏主題は、ジャズの要素を取り入れながら展開する。黄金比率との関連について議論されており、主題〜展開部:再現部で黄金比率になっているという説もあるそうだ。
第2楽章 4/4拍子 - 3/2拍子。ヘ調。三部形式しばしば「夜の歌」と言われるバルトーク特有のゆっくりした静かな曲である。
第3楽章 2/4拍子 ハ(長)調。ロンドソナタ形式

2台のピアノと打楽器のためのソナタについて
実際に演奏されている動画を拝見したほうが、親しめるように思うので参考までに、次の動画をリンクさせていただきます。
Bela Bartok: Sonata for Two Pianos and Percussion - La Jolla Music Society's SummerFest チャンネル:University of California Television (UCTV)
https://www.youtube.com/watch?v=pydEoJI8X84
まだまだ、ワタシにとっては、ハードルの高い楽曲です。のっけから、ガツンっと叩きのめされて痛いし、打楽器が多彩な表現を見せるのだが、ゆったりした2楽章ぐらいが、まあ聴けるかなあ~という程度でしょうか。楽しめるところには至っていません。




YouTubeでの視聴

2台のピアノと打楽器のためのソナタ
Bartók: Sonata for 2 Pianos and Percussion, BB 115 (Sz.110)
マルタ・アルゲリッチ - トピック 2台のピアノと打楽器のためのソナタ
アルゲリッチ コヴァセヴィッチ
Provided to YouTube by Universal Music Group
第1楽章 https://www.youtube.com/watch?v=WHIuDDnTp1I
第2楽章 https://www.youtube.com/watch?v=-Q0JKDqiZ4o
第3楽章 https://www.youtube.com/watch?v=orGJ_z7CcUw


実際に演奏されている動画を見たほうが親しめるように思うので、参考までに、次の動画を掲載します。
2台のピアノと打楽器のためのソナタ
Bela Bartok: Sonata for Two Pianos and Percussion - La Jolla Music Society's SummerFest チャンネル:University of California Television (UCTV)
https://www.youtube.com/watch?v=pydEoJI8X84


バルトーク ヴァイオリン・ソナタ第1番 テツラフ
Bartók: Violin Sonata No.1, Sz.75
クリスティアン・テツラフ - トピック Christian Tetzlaff - Topic
クリスチャン・テツラフ レイフ・オヴェ・アンスネス
第1楽章 https://www.youtube.com/watch?v=DlM-TtbfHjA&list=OLAK5uy_lN6DnJ3XcFhkyVDmsBegltIgslSTRgbU8
アルバム(1番、2番、無伴奏ソナタ)が掲載されているページをご紹介します。
https://www.youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_lN6DnJ3XcFhkyVDmsBegltIgslSTRgbU8


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