「 頭のなかの ♪ おたまじゃくし 〜クラシック音楽を聴いてみよう〜」

ベートーヴェン ピアノ・ソナタ 第14番「月光」
Beethoven: Piano Sonata No.14 "Moonlight"


ベートーヴェンのピアノソナタ第14番嬰ハ短調(作品27の2)は、1801年に作曲されています。
第8番の「悲愴」、第23番の「熱情」と一緒に3大ピアノソナタとも言われています。

ウィキペディア(Wikipedia)を元に記述すると
前作の第13番と一緒にひとつの作品(作品27)として発表されており、両者とも「幻想曲風ソナタ」という題名が書かれていたそうですが、「月光」という標題はご本人がつけたものではありません。
第1楽章に、緩徐楽章を配置するという異例の構成であるため、「幻想曲風」というタイトルを付けたものではないかと考えられるそうです。楽章が進行するごとに、テンポが速くなるという、序破急的な展開となっています。

第1楽章 嬰ハ短調 複合三部形式
「月光の曲」として非常に有名な楽章で、冒頭から奏でられる右手の三連符と、左手の重厚なオクターヴのフレーズが、全曲をとおして用いられる動機です。

第2楽章 嬰ハ長調(=変ニ長調)
第1楽章で左手で奏でていた下降フレーズを元にした動機から構成されており、複合三部形式の軽快なスケルツォもしくはメヌエット楽章です。

第3楽章 嬰ハ短調 ソナタ形式
無窮動的な終曲で、1楽章、2楽章と比べテクニック面においての難度が高いもの。
第1主題は、1楽章の動機を、急速に展開させたもので、右手の上昇する激しい分散和音と、順次下降する左手のフレーズとなっています。第2主題は、短調のソナタ形式としては珍しく、属調である嬰ト短調が用いられています。
(通例は、平行調など、長調を用います) 再現部の後には、協奏曲のカデンツァ風の終結部が置かれており、テンポを落として1楽章の減七分散和音を回想し、1楽章から使ってきた動機の発展である嬰ハ短調の長大なアルペジオで曲を締めくくるものとなっています。

ギレリス 1980年
Emil Gilels



録音状態は良い。クールでひやっこい月光で、最終楽章は、猛烈に速い。超硬い一撃をいっぱいくらって、月の表面のクレーターのように、ボコボコにされちゃう感じだ。
カップリング:8番「悲愴」、14番「月光」、23番「熱情」

1楽章
「られふぁ られふぁ・・・ ら〜っらら〜 ららら〜 し〜ら〜そ どっふぁ〜」
ちょっぴり硬めの月光で、ひんやりしている。凍り付くような冬の月ではないのだが、ひんやりしてクールだ。
寒々しいし、心の底に何か張りついているような、そんな重さを感じる。 う〜ん。寂しくて、重くて〜 虚無感すら感じるほど、やるせない。 例えるなら、初冬の夜に浮かぶ月だろうか。
空気が乾燥してて、しーんと張りつめた冷たい空気のなかに浮かぶ月。
しかし、私的には、ギレリスさんのこの曲を聴いていると、どど〜っと、けだるくなってしまって、突然、フリーズ状態になって動けなくなる。う〜 生きるのヤダって感じなので、アブナイ のだ。脱力状態に。
この楽章のテンポは、ゆったりめ。ずーっと延々に続くような気がする。

2楽章
「れど〜し みれどっしら〜 そふぁ〜みらっそふぁみれっ」
ちょっと可愛くなった楽章で、柔らかくソフトタッチになっている。でも、なーんか芯が硬いっていうか。
弾む感覚ではないが、柔らかい中に、毅然とした部分が感じられる。
どうしてこんなに寂しいのかな。ギレリスさんのピアノは、やっぱ悲しいし、寂しい。
全体的に空気がヒンヤリして、ぴ〜んと張った感じがするなかでの柔らかさなので、余計に寂しく感じられ、微妙なバランスで成り立っている感じがする。寂しい方なんだ、きっと。(と、勝手に思ってしまった)

3楽章
激しい〜 超激しい。いきなり、パララパラパラ〜っと上昇していく分散和音で、猛烈果敢に攻撃していく突進型である。パラパラパラ〜 パパっ。
げっ、めっちゃ険しく一気呵成である。豹かピューマか一直線に走っていく機敏な動物をイメージさせる。パラパラ広がったと思ったら硬くて、デカイ音で、「ババっン ババっン」と、締めにかかる。
上昇した後の、ばばっんっ。この一撃が硬いし、重いし、げんこつで殴られたみたいな衝撃が走る。げぼっ!

それにしても、指がもつれそうになるほどのスピードなのだが、このテンポ設定は、どう考えたのだろう。
ここまで速くしないとダメな理由が、う〜ん。よくわからない。虚無感さえ漂わせる1楽章と、同じ人が奏でているようには到底思えず。青ざめながら、シンジラレン ・・・。と呟くのが、精一杯である。
高血圧症の方には、お薦めできない。
それまで、ぽっかり浮かんでいた月が、まるで落ちちゃうかのような、そんな天変地異的な慌てようなのだ。
私的には、情熱というより、錯乱状態かしらん。という状態で、あっけにとられて、よくワカリマセン。
しかしながら、殴れて、ようやく目が覚めた。という感じで、これはこれで、あっけにとられても爽快。
なんとも変な感想だけど・・・。
透明度が高く、ひんやりした空気感と透き通った叙情性と、その後に激震が走る演奏です。

バレンボイム 1983年
Daniel Barenboim



録音状態は、まずまず。柔らかく、緩やかで、おっとりしている。
66年のEMI盤もある。
カップリング:14番「月光」、8番「悲愴」、23番「熱情」
1楽章
「られふぁ られふぁ・・・ ら〜っらら〜 ららら〜 し〜ら〜そ どっふぁ〜」
音が太めで、柔らかい。ゆるやかに流れていく、暖かみのある演奏だ。
あえて例えるなら、春のおぼろ月夜のような感じ。
茫洋としたなかに、ぽっかり浮かんでいるようなのだが、どうも私的には、月光は、虚脱感を感じさせる楽曲のようで。ピーンと張りつめた感覚が、次第に無くなって、ぼよよ〜ん。となってしまうのだ。
あのギレリス盤でも、力が段々と抜けてしまう。
バレンボイム盤は、ギレリス盤よりも、ピーンとした感じがしないので、ぼわ〜っとしてしまって。空を見てしまう感じ。引きずり込まれるわけでもないんだけどなあ。う〜ん。

2楽章
「れど〜し みっれ どっしら〜 そふぁ〜み らっそふぁみれっ」
なで肩の演奏っていうのか、弾むところが感じられず、てれ〜っと滑る。
柔らかく、抑揚が大きくないため、とろん。としている。これも脱力感を感じさせてしまって、私的には、眠くなってしまうのだ。
「ん タタ タッタ タン」というフレーズが、さほどリズミカルではないのだが、太めの響き、柔らかい音質のなかで、抒情的に響いている。前の音が消えないうちに、次の音がハモってきているので、響きとしては絡んでいるし、 抒情的に聞こえるのだろうと思うが、緩いという風にも感じちゃった。

3楽章
確かに速いんだけど〜 ガツンと一発かまして〜というタイプではない。
パラパラパラパラパラ〜 パパンっ。この最後の2音も、ソフトタッチである。
「ら〜 らしどれ みどみれ そふぁみれどしら〜」のフレーズも、快速だけど、あまり重みが感じられない。
ふわ〜と、さ〜っと流れていくところがあって、もう少し重みが欲しい感じがする。
速いフレーズは、いいんだけど。「ららっ」「ふぁふぁっ」「れれっ」と、パラパラしたフレーズのなかに、ガツンと入ってくる間の音が、あまり強くないため衝撃を受けない。 そのために、あくまでも柔らかく、軽量級って感じがする。
それに、「れ〜 し〜そらそ〜ふぁ それ〜そ ら〜そ それ〜そ しふぁ〜」というフレーズが、なんだか独特の節回しって感じなのだ。へっ?巻き舌風で違和感があるのですが・・。。
春の穏やかな、おっとりとした感覚に包まれる演奏といえるでしょうか。

ゲルハルト・オピッツ 1989年
Gerhard Oppitz

いかすぜっ

録音状態は極めて良い。柔らかい月の光と、3楽章の快速さ。柔らかい曲線があって、あっという間に駆け抜けてしまうのだが、一種の爽やかさが後に残る。
カップリング:ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、14番「月光」、23番「熱情」
1楽章
「ら れふぁ られふぁ られふぁ られふぁ・・・ らぁ〜っらら〜 らぁ〜らら〜 しぃ〜らぁ〜そぉ どぉ〜 ふぁ〜」
冒頭は柔らかく、ふわっとした空気感があり、朧月夜のように、暖かい雰囲気に包まれてて、とっても柔らかい。
とても丁寧な打音で奏でられているが、3音続く個所では、少し揺らめき、月の姿が、少しづつ明らかになっていくかのように映し出される。

2楽章
最初は、スキップするように、「れどぉ〜し みっれっ どぉっしらっ そふぁ〜み らっそっ ふぁみっれっ」
ん たった ん たったっ と、軽くはずんでいく。
「そふぁ〜み らぁっそ ふぁっ みれっ」という音型だが、この軽く弾むところが、それぞれに違ってて、タメ感のある弾み方となっていたりして、とっても柔らかい。この違いは、言葉にはしづらいんだけど〜  左の重みが適度にあって、音の揺れが、ちょっぴり上昇志向のように思える。

3楽章
どひゃ〜っと叫ぶような超快速の楽章となっている。息がつけない〜って感じで、弾き飛ばしていくわけではないけれど、
パララパラパラ〜っと上昇していく分散和音は、やっぱり猛烈果敢にアタックされる。
パラパラパラパラパラ〜 パパンっ。この最後の2音も、しっかり均等に叩かれている。上の音だけ、下の音だけ激しいわけでない。他盤で聴いていると、 ドスンっという感じでアクセントをつけている演奏もあるが、オピッツ盤は、全て繊細な音で綴られている。
軽量級で、超速いので、あっと言う間に終わるのだが、クールでもなく、サイボーグ的に響いているわけではないので、とても気持ちの良い速さだ。柔らかい曲線を感じられるし、あとに爽やかな雰囲気が残るような気がする。

スティーヴン・コヴァセヴィッチ 1999年
Stephen Kovacevich

ひぇーぇぇ〜

録音状態は良い。1楽章はウツウツ〜 3楽章は鉄拳が振りおろされる。
カップリング:
1〜9   ベートーヴェン ピアノソナタ第12番
10〜13 ベートーヴェン ピアノソナタ第13番
14〜16 ベートーヴェン ピアノソナタ第14番
17〜20 ベートーヴェン ピアノソナタ第19番
1楽章
コヴァセヴィッチさんの月光の演奏は、静かに沈み込んでいる。
「られふぁ られふぁ られふぁ られふぁ・・・」
これで、月は昇れるのだろうかというほど、不安な気持ちになりそうだ。もちろん、この楽曲が、月そのものを描写したものだとは思わないのだが、しかし、少しは情感もあり、心象風景のように浮かぶものがあってもよいと思うのだ。
でも、この1楽章では、あまり、イメージを膨らませて聴くことはできない。
なんだか、淡々と進められて、ちょっぴり不満がないわけではないが、虚無的で、後期のソナタのように、疲れ果て〜という、虚脱感を感じさせるものに近い。14番で、こんな演奏だとは、ちょっと思わなかった。
この調子で、31番まで聴き進めることはできるのだろうか。(笑)

2楽章
前楽章がウツウツとしていたのに比べ、ハイ、普通に戻りましたという感じ。
「れどぉ〜し みっれっ どぉっしっらっ そふぁ〜み らっそっ ふぁっみっれっ」と、スキップしていく。
チャーミングで明るい音色に変わっている。結構、大きな音でタメ感もあり、粘りがあり、左の低音にぐっと力が向いていく感じがする。メヌエットという楽章だったのか〜というのは、最初だけで、音としては、明るいのだが、左下に沈むような力を感じるのと、 低音の音が意外と大きい。

3楽章
なんとも力強いフレーズで、打音も大きいし、とても鋭い。
ラパラパラパラパラ〜 ババンっ ラパラパラパラパラ〜 ババンっ!
1楽章が、弱々しく音量が小さかったため、ボリュームをあげて聴いていたのだが、3楽章では、爆音のように響く。
すごい音量で、強烈なパンチをくらってしまった。あわてて、ボリュームを下げに走る。
怖ろしい音で、ガツン ガツンと、激しく、猪突猛進で進んで行く。
ギレリス盤も、相当に強い打音だったように思うが、コヴァセヴィッチ盤も、相当に強烈だ。怒りの鉄拳という感じだ。

指がいささかまわりきってないのではないかと思うほど、加速しており、気持ちが相当に前のめりになっていることがわかる。
まるで、土石流のように、左手の和音が鳴っており、「らどどどどしら そふぁふぁふぁふぁみれ・・・」
ごろごろごろ〜っと、大きな石が、上から落ちてくるかのようで、ラストの1音の打音が、怖ろしい、楔を打ち込んでいく。
う〜ん どうして、こうも荒々しいのだろう。
シーンと静まりかえった、明るい夜、青白く光る月夜という、情景を思い浮かべていたのに、うぐっ。
これでは、嵐のなかの雷じゃん。月の光の筈なのだが、イカヅチのような様相に、恐れおののいてしまった。
テンペストと間違ってるんじゃーないの? う〜ん これでは、月光ではなく、激高じゃん。
はあ、まいりました。
ルガンスキー 2005年
Nikolai Lugansky



録音状態は良い。ヒンヤリした透き通るような音色である。でも、アッサリ淡泊に、超簡単に弾かれちゃって・・・ちょっと驚かされた。ちょぴっとサイボーグ的です。 
カップリング:
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第23番「熱情」、14番「月光」、22番、7番
1楽章
「られふぁ られふぁ・・・ ら〜っらら〜 ららら〜 し〜ら〜そ どっふぁ〜」
1音1音が、透き通るような光というか、一直線に湖の底に届くような光の強さがある。
直線的で硬めなのだが、冷たさを感じさせるようで、響きとしては柔らかさもある。
で、余韻が心地良い。う〜ん、張り付くような重さはないんだけど、湖面の月光を感じるし、その照り返しを単に見ているというよりは、湖面から底に通るっていくような叙情性というか、客観的な感覚がありながら、意思の強さも感じさせるような、う〜ん。不思議な1楽章。
叙情性と言いつつも、じんわり〜滲みてくるような広がりじゃーないんだけどなあ。広がらないんだよなあ。
かといって、ズブズブと沈み込まず、ぷわ〜っとも浮かず、かといって宙ぶらりんでもないし。
ホント不思議な感覚だ。
1音の重みとか、固さが、気になるんだけど、いつもとは、ちょっと測り方の根本が違うような感じ。
無感覚に近いんだけどなあ。まあ、感情移入型ではない、聴いてても入れ込まないし、入れ込まないで弾いてますよね。って感じはする。

2楽章
どうしても、「れど〜し みれどっしら〜 そふぁ〜み らっそふぁみれっ」  ちょっと可愛く奏でて欲しい感じがするんだけど、ちっとも可愛くない。なーんか、無感覚なんだよな。
1楽章もそうだったのだが、ルガンスキー盤は、なんか感じたくて、音楽を聴いているんだけどなあ。
あまり音楽ぽくないというか、取り澄ましているわけじゃないのだが、気づいたら、なにやら音が鳴っているという感じに近い。えっ 演奏してたの。って感じ。
機械的と言ったら言い過ぎなんだろうけど。人が弾いている感じとは遠い。BGM的にも聴きづらいなあ。このピアノ・・・。無感覚、う〜 言葉にしたら、無いに近いかなあ。なんか感情があるでしょ。能面っぽいんだけど、どう聞けば良いのか、よくわからん。

3楽章
はあ〜 やっぱり、この3楽章ぐらいかなあ。聴きどころは。
パララパラパラ〜っと上昇していく分散和音 は、猛烈型に速い。でも、速いんだけど、ぐわ〜っと走っていくパワフルな流れ、ぐわ〜と迸る感覚が無いので、一緒に走っていく感覚にはさせてもらえない。
聴き手は、おいてけぼり〜ですかねぇ。いやいや、演奏されているご本人も、熱気がなく、どっか飛んでますねえ。
ルガンスキーさんのピアノは、どっか、サイボーグ系というか。マシーン系という感じ。
例えが悪いけれど、会社で若い人に、何か頼んでも、何かアドバイスを言っても、わかってるんだか、わかってないのか、ワカラン。無表情な顔してる時あるよね。
そんな無表情さに、よく似ている。頭良いんだけど〜 仕事も良くできるんだけど〜 はあぁ・・・。
ピアニストも、こんなパターンがブームなんでしょうか。 こうなっちゃうと〜 お手上げなんですけど。とほほ・・・。
まっ 脱線しちゃいましたが、1楽章だと、まだ湖の底を照らすかのような光を感じたのだけど、この楽章は、どうなのかな。
叙情性ではないし、パッション爆発って感じで、もっと怒るか、悲しむか、嘆くか〜  少しは感情を露見するかのようなモノがあっても良いかもしれない。

激情型のフレーズが続いているのに、う〜ん。ちょっと困っちゃうかも。
いや、ルガンスキーさんは、息もつけないほどに、テクを駆使しして演奏してくださっているのだと思うが、総体的に、感情をあまり表に出さないタイプなんでしょうかね。
まあ、アッサリ系ということになるとは、違いないと思うんだけど〜  1楽章から、結構アッサリ系で来ちゃったんで、ここは、猛烈劇場型で締めて欲しかったかなあ。って思いました。
聴き手の勝手なイメージや、経験でモノを言っているところがあるんだけどね。スミマセン。
でも、速いイコール激しさには、ちょいと成り得ない。確かに音も深いし、ズシンと鳴っている低音も迫力はあるし、音色も飛びっきり良いし、テクも完璧〜って感じで、演奏としてはスゴイと思う。
でも、ショパンのエチュード、練習曲を聴いているわけじゃーないんだしなあ。そこんところ、 あっさり、お手軽に・・・。
え〜 そんなにアッサリと、弾かないでくださいよっ。って感じなのです。いやいや、テクはホント凄いんです。

1980年 ギレリス ★★★★
1983年 バレンボイム ★★★
1989年 オピッツ ★★★★
2002年 スティーヴン・コヴァセヴィッチ EMI ★★★
2005年 ルガンスキー Warner ★★★★
所有盤を整理中です。

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