「 頭のなかの ♪ おたまじゃくし 〜クラシック音楽を聴いてみよう〜」

モーツァルト ピアノ・ソナタ第11番
Mozart:  Piano
Sonata No.11 K.331(K6.300i)


モーツァルトのピアノソナタ第11番(K.331 K6.300i)は、第3楽章が有名なトルコ行進曲があり、トルコ行進曲付きというニックネームがついている、とっても有名な曲です。ウィキペディア(Wikipedia)を元に記述すると
このピアノソナタが、いつごろ、またどこで作曲されたのかは判明していないそうですが、1783年頃、ウィーンまたは、ザルツブルクで作曲されたか、78年頃パリで作曲されたであろうとのこと。

第1楽章 イ長調(第3変奏はイ短調)
変奏曲の形式によるもので、主題が提示され、それが6回変奏されます。
典雅で有名なシチリアーナの主題で、冒頭の主題から第5変奏までは、8/6拍子で、第6変奏は、4/4拍子です。

第2楽章 イ長調(トリオはニ長調) メヌエットとトリオ 

第3楽章 イ短調〜イ長調
有名な「トルコ行進曲」で、ロンド形式(ABCBAB'コーダ)となっています。B'は、オクターヴを分散して16分音符化した旋律です。当時流行していたトルコ趣味を取り入れたもので、左手の伴奏が、トルコの軍楽隊の打楽器の響きを模倣しているとされているとのこと。一般的なピアノソナタは、4楽章の構成で、急・緩・舞・急となっていますが、ここでは、最初の楽章に相当する楽章が欠けています。

最近は、ご近所からピアノの音が聞こえることが少ないのですが〜 子供の頃には、猫も杓子的に、1家に1台ピアノがあるという感じで、ご近所からも、よく聞こえていたように思います。
その代表格が、バイエルン、チェルニー、ブルクミュラー、バッハのインベンション、で、発表会は、モーツァルトやショパンの小品だったかな〜って思います。で、この曲も、子供の頃には馴染んでいたものの、ワタシの場合、大人になって改めて聴く機会は少ないです。
マックス・レーガーの「モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ」を聴いて、あっそうそう〜 元祖を聴いてなかったなあ。ということで、改めて聴いてみたのですが・・・。いや〜 簡単に弾けそうだけど、人に聴かすには難しそうで〜
ピアノの先生に、よく叱られていたことを思い出しちゃいました。(汗)

マリア・ジョアン・ピレシュ(マリア・ジョアオ・ピリス) 
マリア・ジョアン・ピリス 1989年
Maria Joao Pires

こまちゃったなぁ

録音状態は良い。暗いなあ〜 悲しみを押し殺して弾いているかのようで、どうも苦手です。
← 6枚組BOX 1番〜18番、幻想曲ハ短調(K.475)
1989年〜1990年録音 CD4枚目
モーツァルトのピアノ・ソナタは、たくさんありすぎて〜
1番から18番まであるのと、四手のためのピアノソナタに、2台のピアノのためのソナタまであって、泣きそうになってしまう。
どれが有名な曲なのだ?! どれが必聴の曲なのだ?!

初めてクラシックを聴く人のように、今更ながらに、困っている。どうやら、いままで、う〜ん 避けてきたツケが来たようだ。
CD棚にあったBOXやバラで購入しの所有盤を調べると〜

マリア・ジョアン・ピリスさんの、1989年〜1990年に録音されたグラモフォン盤
アリシア・デ・ラローチャさんの、1989年〜1991年に録音されたRCA盤
アンドラーシュ・シフさんの、1980年に録音されたデッカ盤
内田光子さんの1983年〜1987年に録音されたフィリップス盤があった。

もちろんボックスだけでなく、バラで購入したものも、チラホラ〜 
どうしよう〜と、横目に見ながら途方に暮れていたが、ピアニストたちが精魂込めて録音されたであろう全集なのだ。
聴き手が、ため息をついてどうするっ! と、鞭打って聴こうと思う。(そんな、ご大層なモノなのかしらん)

しかし、モーツァルトのピアノソナタを聞き比べしてもねえ〜という気がする。
ピアニストの個性が、もろ出てきそうな楽曲だし、聴き手も、もろ好みが分かれてしまいそうだ。てなわけで、まあ、聴きました〜という記録になってしまうように思うので、その点、ご了解ください。
だって、アナリーゼができないんですもん。

ところで、ピリスさんと、いつも呼んできたのだが、表記が定まらない方である。人気があるはずなのに〜
で、改めてウィキペディア(Wikipedia)で調べてみたら、下記のとおりだった。
・・・日本では長らく「マリア・ジョアオ・ピリス」もしくは「マリア・ジョアン・ピリス」という表記と発音が広く定着し、CDジャケットや雑誌媒体などで多々使用されてきた。しかしながら、原音(ポルトガル語)に最も近い表記は「マリア・ジョアン・ピレシュ」である。・・・とのこと。 でも、やっぱり「ピリス」さんで定着しちゃっているので、ワタシは、ピリスさんで書いておこうと思う。

この方のトルコ行進曲付きは、はあ。暗いんである。
「れ〜みれ ふぁ〜ふぁ どぉ〜れど みぃ〜み しぃ〜し ど〜ど れ〜 ふぁみ れ〜ど」
まるで、葬送のように聞こえてくる。
繰り返しが終わると、ちょっぴり硬めになっていくが、その微妙なタッチに、ピアニストはこだわるのだろうと思う。
しかし、ワタシには、ちょっと、詳細に語る気持ちがねえ〜失せる。
正直、ことこまかく、ここがどうだ〜、あれがどうだ〜と語るには、邪魔くさく思えてしまって・・・。ダメでした。
3楽章のトルコ行進曲は遅めだ。他盤の速い演奏を聴いてしまったからかもしれないが、なんとも律儀に演奏されており、左手のバラン〜 バラン〜という伴奏は、ホントにバラン〜バラン〜っと重めに弾かれている。

ピリスさんのピアノは、なんて悲しそうなモーツァルトなんだろう。なんだか、泣きそうになりながら、弾いているような感じがする。ワタシには、モーツァルトは天衣無縫っというイメージが強いし、強すぎるのかもしれないが、ワタシは、ノー天気系の楽天家なので、明るいモーツァルトが好き。としか、ちょっと言えないです。
なーんで、こんなに暗くて、モノトーンのように聞こえるのか、テンポは揺れないし、カッチリした感じなのだが、表情が暗くて、ポツポツと語るかのようだ。
う〜ん 神経質とまでは感じないが、無表情に近い暗さに聞こえる。
う〜ん 音楽を語るには、難しく〜 ワタシの限界なんでしょうが、全く楽しく聴けませんでした。スミマセン。

1989年 マリア・ジョアン・ピレシュ  ★★★
所有盤を整理中です。

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