バルトーク アレグロ・バルバロ Bartók: Piano Works Allegro barbaro Piano Works

 バルトーク アレグロ・バルバロほか ピアノ作品集
Bartók: Allegro barbaro Piano Works
ゾルターン・コチシュ 1993年
Zoltán Kocsis

コチシュさんのバルトークのピアノ作品集は、8枚組BOX発売されている。すごい偉業なのだ。だが、ワタシにとってバルトークのピアノ作品は、聴くのがとてもシンドイ。管弦楽曲、ピアノ、弦楽四重奏曲もまるで全滅状態だ。土俗的、呪術的、難しいく、とっつきづらく、どうもこうにも肌に合わないのである。
偉業だと敬服はしているもののBOXを購入する勇気がなく、その内の1枚 ピアノ・ソロ作品集2を購入した。極端な話、アレグロ・バルバロを聴くために買ったようなものである。以前、「のだめカンタービレ」が流行っていた時、アニメ版のLesson9を見て、ニナ・ルッツ音楽祭という架空の音楽祭、そこでの課題曲として使われていた。猛烈に速くて、打楽器のようにピアノを弾く楽曲である。バルトークが、1911年に作曲した短い曲だが、ウィキペディア(Wikipedia)を元に記述すると、元々は「嬰ヘ調のアレグロ」というタイトルだった。フランスの新聞に載ったバルトークとコダーイの演奏会の批評で、「ハンガリーの2人の若き野蛮人」と書かれたらしく、これを皮肉って出版時に現在の名前にしたとのこと。直訳すると、野蛮なアレグロという意味らしい。

バルトークは、ハンガリー民謡やルーマニア民謡を結び付けて、旋律や和声法の斬新なテクスチュアに到達しているそうで、ハンガリー的な旋律は、ほとんどペンタトニックに依拠しているのに対して、ルーマニア的な旋律は、大部分にわたって半音階的とのこと。まあ、そう言われても、アタマのなかは、はてなマークが飛び交うのだが~ ワタシの場合、親近感を抱くことは、あまりない。
ヤワイ楽曲の方が、性に合っているようで、たれたれ~っと、ちょっと甘い楽曲の方が聴きやすく、叩きつけるピアノの楽曲は、好きではない。このCDに収録されている全ての楽曲が、叩きつけられて終わるわけではないが、切れ味鋭く、力強い演奏が絶賛された、バルトークのピアノ音楽の決定盤!と言われても腰が引けてしまう。実際に、アレグロ・バルバロを聴いても、凄い楽曲だと感じるものの、どう表現して凄い演奏なのか語るまでには至らず。実のところ、あまり解りませんでした。

当盤のカップリングは、次のとおり。バルトーク ピアノ・ソロ作品集2 Bartok: Piano Solo Vol.2

1~2 2つのルーマニア舞曲 BB56, Sz.43 (Op.8a)
33つのチーク地方の民謡 BB 45b, Sz.35a
4 アレグロ・バルバロ BB 63, Sz.49
5~8 4つの挽歌 BB58, Sz.45 (Op.9a)
9~12 組曲 BB70, Sz.62 (Op.14)
13~14 ルーマニアのクリスマスの歌(コリンダ)BB67,Sz.57
15~17 3つの練習曲 BB81,Sz.72 (Op.18)
19~20 民謡の旋律に基づく3つのロンド BB92,Sz84,1-3
21 初心者のためのピアノ曲 BB66, Sz.53
 

バルトーク アレグロ・バルバロほか ピアノ作品
1993年 ゾルターン・コチシュ Ph ★★★★★


 

YouTubeでの視聴

バルトーク アレグロ・バルバロ
Bartók: Allegro barbaro, BB 63, Sz. 49
コチシュ・ゾルターン - トピック Zoltán Kocsis - Topic
https://www.youtube.com/watch?v=0JVHWQWjVeA



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