「 頭のなかの ♪ おたまじゃくし 〜クラシック音楽を聴いてみよう〜」

ラヴェル 夜のガスパール
Ravel: Gaspard de la Nuit


ラヴェルの「夜のガスパール」(Gaspard de la nuit)は、1908年の作品で、ルイ・ベルトランの詩集から着想を得て、「オンディーヌ」「スカルボ」「絞首台」の3曲を作曲しています。
ウィキペディア(Wikipedia)を元に記述すると

第1曲「オンディーヌ」 Ondine 嬰ハ長調 4/4拍子
終始複雑で細かいアルペジオが左右で入り組む難曲で、形式はソナタ形式
人間の男に恋をした水の精オンディーヌが、結婚をして湖の王になってくれと愛を告白する。男がそれを断るとオンディーヌはくやしがってしばらく泣くが、やがて大声で笑い、激しい雨の中を消え去る・・・という詩の内容に基づいています。

第2曲「絞首台」 Le gibet 変ホ短調 4/4拍子
変ロ音のオクターヴが終始一貫して、葬送の鐘のように不気味に鳴り響きます。
きわめて遅く、重々しいテンポですが、拍子はめまぐるしく変化を重ねます。
鐘の音に交じって聞こえてくるのは、風か、死者のすすり泣きか、頭蓋骨から血のしたたる髪をむしっている黄金虫か、という詩の内容を表現したのかも。暗澹茫漠たる雰囲気が醸し出されます。

第3曲「スカルボ」 Scarbo 嬰ト短調 3/8拍子
急速なパッセージと強弱の激しさ、そして不気味な旋律が、自由に飛び回る小悪魔を描いています。
急速な連打音やアルペジオによる複雑な運指が、現代のピアニストでも満足に弾くことは難しいという難曲です。
リストの「メフィスト・ワルツ」第1番が下敷きとなっているそうです。

ラヴェル初期のピアノ曲の最高傑作とのことで、イマジネーションは豊かに膨らみますが、気味の悪さ、怖さは、良い演奏であればあるほど、ハンパではありません。

サンソン・フランソワ 1966年〜67年
Samson Francois

いかすぜっ

カップリングは下記のとおり。ワタシが所有しているのは2枚組。
録音状態は良い。太くてレアな音が支配している。
伝説的なピアニストとして有名だし、洒脱のきいた、オシャレな感じがする。
総体的には、乾いた淡々とした感じだが、強いタッチで弾いてて一瞬でチカラを抜くところが、妙に怖い。
カップリングは下記のとおり。

ラヴェル ピアノ曲全集 サンソン・フランソワ

1 亡き王女のためのパヴァーヌ
2 高雅にして感傷的なワルツ 8曲
3 前奏曲
4 水の戯れ
5 ハイドンの名によるメヌエット
6 鏡 5曲
7 シャブリエ風に
8 ボロディン風に
9 夜のガスパール 3曲
10 ソナチネ
11 クープランの墓 6曲
12 古風なメヌエット

ラヴェルのピアノ曲「夜のガスパール」(Gaspard de la nuit)は、3つの曲で構成されている。
第1曲は、「水の精」 第2曲は、「絞首台」 第3曲は、「スカルボ」・・・。

1曲目の水の精 オンディーヌは、32分音符の分散和音で、超絶技巧が求められる。
で、さらさらとした左手の旋律に沿って、「み〜 ど〜 らどれ み〜どぉ〜 らどれ みれ らふぁ どら〜」と、右の主旋律が、さざ波のなかを浮かんでは沈み、また浮かんで〜を繰り返す。
いや〜 音楽で、ピアノで、水を描くとか、光を描くとか、その発想が、まず、すごい。凄すぎて〜
ふむ。絵画の世界ならまだしも、音で風景を描こうという発想が出てくるのが、まあ、やっぱ天才でしょうね。

で、フランソワさんのピアノは、さわさわとした波の描き方と、弾むような強いタッチで、昇っていっては、てっぺんで崩壊するかのようなところの描き方が、わりと自然で、淡々としている。
改めて聴いて、もっと劇的に弾かれているのかな〜と、思っていたのだけれど、意外とそうではなかった。
(記憶って曖昧なモノである。いかにいい加減か〜 苦笑)
でも、フランソワさんの演奏って、ホント力強いのだ。
おおよそ60年代の古い時代の演奏とは思えない、レアな太いピアノの音が目の前に広がってくる。
音やせしていないので、リアル感たっぷり〜 

アースさんの演奏は、テンポが遅めでさっぱりしていた。
アルゲリッチさんの演奏は、くねくね〜と、知らず知らず渦が巻いていて、引きずり込まれそうな情感が感じられる。
まあ、単に自然を綺麗に描こうとしているのか、擬人化しているのかによって、かなりアプローチが異なるものだと思う。
で、フランソワさんの演奏のなかでは、最後の最後の方で、ふわーっと、気怠さを残した余韻の音が、すわーっと引いていくのだが、そこが、凄いのだ。すわーっと鳥肌が立つ。
あとは、ほとんど一般的に、さっぱりと、淡々弾かれているのだが、ホント、最後の余韻の世界が、一瞬で別世界なのだ。

2曲目の絞首台は、最初の和音の場面 ポン ポン ポン・・・と音が持続して、均等に置かれているのだが、この音が、なんとも〜 虚無感を醸し出すというのか、結構、怖いモノがある。
まあ、この曲のキモは、余白ですかねえ。音と音の間の、なんとも言えない空気感〜
フランソワ盤を聴いていると、ある意味、和風の世界が広がっている感じがするな〜と思った。
掛け軸のような絵というか、書かれていない広がり感を想像するのを楽しむというか、そんな世界かなあ。
色彩は無いというか、墨絵のようなモノクロの世界ですかねえ。そう感じた。

3曲目のスカルボは、激しくパタパタと跳ねまくり状態で〜 
精密に音が組み合わさっているようにも思うが、あまりにも几帳面に弾かれちゃうと面白くない。
この盤できくと、どこか、羽目が外れているような感じがする。
即興性が高いというか、ちょっぴり砕けた感じがしてくるのが、おちゃめな気がする。

総体的には、鍵盤を、さら〜っとなでる感じのするところと、縦に深くタッチしている感じのするところと、よく吸い付く吸盤のようなタッチで、弾かれている感じのするところと、多彩だ。
もちろん一辺倒なタッチではないのだが、ふっとチカラを抜く、その間合いが、ひぇ〜っとなる。
カンカン、ドンドンと弾いていると思ったら、一瞬でチカラが抜ける。
その怖さというか、えっ。と思わされるところが、ハイ、凄いところかと・・・ う〜ん。そう思いましたデスね。


1388

モニク・アース 1968年
Monique Haas

録音状態はまずまず。60年代後半なので、古めかしい感じがする。演奏は、ゆったりめで優しく柔らかい。絞首台とスカルボは、う〜ん。寂しい感じはするんだけど、不気味さは、あまり出てないような気がする。この曲は、もう少しカッチリ、ゴツンっとした音が欲しい気がする。
カップリングは、下記のとおり。

ラヴェル ピアノ作品全集 モニク・アース 

1〜5       鏡
6      水の戯れ
7      亡き王女のためのパヴァーヌ
8      古風なメヌエット
9      前奏曲
10     シャブリエ風に
11     ボロディン風に
12     ハイドンの名によるメヌエット
13〜17 マ・メール・ロワ
1〜6   クープランの墓
7〜9   夜のガスパール
10〜12 ソナチネ
13〜20 高雅にして感傷的なワルツ

ラヴェルのピアノ曲「夜のガスパール」(Gaspard de la nuit)は、3つの曲で成り立っている。
第1曲は、「水の精」 第2曲は、「絞首台」 第3曲は、「スカルボ」である。
水の精は、「オンディーヌ」とも呼ばれている。まあ、これはフランス語だけど〜 
水の精って、あまり日本ではイメージに浮かばないのだが、日本に無理矢理、あてはめてしまうと、火の神さま、水の神さま、地の神さま、あと、空気の神さま・・・水は、龍神さまって感じになるだろうか。
まっ これだと、とってもイメージが合わないし、無理矢理すぎるが。(苦笑)
しかし、欧州だと、4大元素=精霊になっているみたいで、第1曲めが、水の精霊なのだ。

ラヴェルは、ルイ・ベルトラン(本名は、アロイジウス・ベルトラン Aloysius Bertrand)の詩集をモチーフに、このピアノ曲「夜のガスパール」を作曲したという。
不調法なモノで、フランス語の詩集は手に取ったことはない。
サイトを放浪して、ようやく日本語の訳だけは拝読したけれど〜 それによると、人間の男に恋しちゃった湖の底に住むオンディーヌが、男に、結婚して湖の王さまになって〜と求婚したのに、ふられちゃって、泣 きながら甲高い笑い声をあげて、雨のなか消えていく〜という話のようである。

なんとも乙女チックな、いや怖い女のお話というような気がするが、そもそも、精霊が人間に恋をするってワケないだろ〜って感じもする。精霊が、男に言い寄り求婚するって話は、どこから出てくるのやら?
根底になる逸話でもあるのだろうか。男の幻影かしらんと思っちゃうほど有り得ないお話である。
人魚姫かい?という感じもしないでもないが〜 しかし、やっぱり、この曲を聴くにあたっては、日本語だけでも、詩は一読した方が良いかも。イメージは、断然湧いてくると思う。
とっても、ナーバスになる女性の怖さ、凄みがあって、単なる乙女チックなお話ではない。

さて、アースさんの演奏は、ひとことで言うと堅実だ。サワサワ〜とした湖面から立ち上がってくるような神秘的で、幻影を見るかのような雰囲気を漂わす32分音符のパラパラとした和音が、全体的に軽やかに流れてくるのだが〜。
ちょっとテンポは遅めである。

最近の演奏家では、もっと音の粒が流れてきて〜 テンポは速い。
それに、ヒンヤリとした、ひやーっとした冷気が漂うような、冷たい演奏が多いように思う。
アース盤は、68年の録音なので、まあ、録音も極上とは言い難いし、今風のサラリとした、あっさり系の演奏とは違う。もちろん、メタリック系でもない。音の粒が丸みを帯びていて暖かい。
で、堅実だな〜という言葉を使ってしまったのだが〜

テクがどうのこうのというのではなく、夢幻的で、女心があるかどうか。と言われたら、うん。それは有ると思う。
ふわーっとした浮遊感もあるし夢のようなストーリー 性にある楽曲だが、ただ、ふられた後、コケティッシュに、悪魔的に笑って消える〜という雰囲気は、無いかもしれない。
皮肉や諧謔的でもないし、恨みも残らない。悲しいわけでもなく〜 きわどさもない。気怠くもないし。
結構、情緒的にはサッパリ系。後腐れなしという感じがする。

「絞首台」も「スカルボ」も〜 かなり不気味な楽曲だが、アッサリ系である。
夜の雰囲気のなかで、鐘がボンボンと鳴っている。時計のような感じもするぐらい、もわ〜っとした空気感のなかで、寂しく聞こえてくるが、どこか凍り付いた、張り付いた緊張感は少なめだ。
その代わりに、柔らかく優しい。絞首台もスカルボも、本当は、背筋が凍りつくほど、怖いのだろうが〜
アース盤では、その点は、怖さが少なめ。
スカルボっていうのは、地の精霊、まるで、妖怪人間のようにパラパラと飛び跳ねる。地獄絵図的な楽曲というか、諧謔的で、哄笑まじりの楽曲かもしれない。イヒヒ〜と笑い声が、聞こえてきそうな猟奇的な楽曲なんだと思うんだけどなあ。 (ワタシの解釈が間違っているかもしれないけれど・・・)

アースさんのピアノは、ちょっとその点は大柄だ。
下手すると雑駁さを感じてしまうが、あまり神経質にならず、大らかと言えばよいだろうか。
もちろん難曲で、すばしっこく、スピーディではあるのだが、もう少し冷たく、シャキっとしたシャリシャリ感が音にあれば、またイメージが違ったものになるだろう。
どこか、広がりがあって、絵画的に響いて、なにかしら目に浮かぶというか、見えてくるものがあれば嬉しいかもしれないが、この楽曲に関しては、イマジネーションが湧きづらい演奏である。


マルタ・アルゲリッチ 1974年
Martha Argerich



録音状態は良い。適度に冷たく揺れる。エキサイティングではないけれど、すっと、突然、引きずり込まれるパワーがある。
カップリング:
1〜3  夜のガスパール全3曲
4〜6  ソナチネ全3曲
7〜14 高雅で感傷的なワルツ全8曲

「夜のガスパール」(Gaspard de la nuit)は、「水の精」「絞首台」「スカルボ」の3曲だけど〜
総称する夜のガスパールって、タイトルが気になって、サイトを放浪していたところ、とあるサイトで、東方三博士のうちの1人の名前だとお教えいただいた。

絵画では、「東方三博士の礼拝」(または、東方三賢王の礼拝 Adoration of the Magi )というのが有名で、ダヴィンチやボッティチェリ、ジョット、ラファエロ、ルーベンスなど、多くの画家が描いている宗教画のテーマである。
そこまでは知っていたが、3人の博士のお名前までは、知らなかった。
ちなみに、東方三博士(または三賢王)のお名前は、メルキオール、バルタザール、ガスパールとおっしゃる方々である。

ウィキペディア(Wikipedia)で調べてみたら・・・
東方三博士は、新約聖書に登場し、イエスの誕生時にやってきてこれを拝んだとされる人物。
「マタイによる福音書」に、博士たちについて記されているが、「占星術の学者たちが東の方から来た」としか書かれておらず、人数は明記されていない。 彼らはヘロデ大王に「新しいユダヤ人の王」について尋ね、ベツレヘムへたどりつく。彼らはイエスを見て拝み、乳香、没薬、黄金を贈り物としてささげた。(この贈り物の数から「三人」とするのが定着した)

三博士の名は、西洋では7世紀から次のような名が当てられている。
メルキオール(Melchior 黄金-王権の象徴、青年の姿の賢者)
バルタザール(Balthasar 乳香-神性の象徴、壮年の姿の賢者)
カスパール(Casper 没薬-将来の受難である死の象徴、老人の姿の賢者)・・・とのこと。

これを読んで、ガスパールじゃなくって、キャスパーじゃん。とも思っちゃったんだけどね。
カスパールは、ジャスパー(Jasper)とも、ゲルマン系では(Kaspar)ラテン系では(Gasper)のように変化するのだそうだ。
この三名の方々が、博士、賢王から転じて、マギ、マジシャン、予言者、占術者、魔術師、ハテにはエヴァンゲリオン。
えっ? エヴァンゲリオン・・・! そこまでいく?

どうもよくわからないけれど、名前も、地域によっても、時代によっても、変化しているが、夜のガスパールは、賢者ではなく、悪魔の使いとして揶揄されているようなのだ。
ラヴェルの音楽から、絵画の世界に飛ぶとは想像していなかったが、これで、イマジネーションはますます豊かになるねえ。

アルゲリッチさんの演奏は、強く、揺らめき、怪しく、うねる。
水の精という静寂なイメージより、底に引きずり込むパワーもあるし、しかし、沈んでしまって浮かび上がってこない、底知れぬ怖さも持っている。 強弱のパワーの強さと鋭さは、やっぱ〜凄い。
エネルギッシュだもんな。それが抑えられているので、いつ爆発するかって考えると怖い。
闇に、底に、潜んでいるという感覚があって面白い。謎かけをされている感じで、いつ飛びかかってこられるか、想像できる余白があり、聴き手のワタシのイマジネーションが、かきたてられる。

絞首台は、ぼんやりとしてて、輪郭があるような無いような、不思議な幻影が出ている。
冷たいような、生暖かいような、不思議な空気感で、ぶら〜っとしている。
スカルボは、跳躍感のある音がイッパイ詰まっている楽曲だが、動物的なようで、ちょっと無機質的でもあり、細かい動きと大きくうねる動きが、面白いように変化しているし、形が崩れそうに感じるのだけど、杓子定規でないところが面白いので、ばらけた感覚が面白い。
繊細でありながら、大枠は崩れてて〜やっぱり細部も壊れているような〜 いやいや豪快で〜 つかみきれないところが、私的には、ゾクゾクとしちゃう。

ピアノのテクニックは、さっぱり解らないが、アルゲリッチお姉様の74年の録音である。
特に、スカルボは嗅覚の鋭さ、これを試されているかのような演奏で、うひひ〜っ。いひひ〜っと笑えてしまう。まあ、夜の悪魔的な感覚というよりも、こましゃくれた遊び心でもあるような気もするが。
油断していると、引きずり込まれてしまうパワーは大きい。
この演奏は、聴くとき度に、ワタシ自身の受ける感覚が変化するので好きである。


パスカル・ロジェ 1974年
Pascal Rogé



録音状態は良い。引きずり込むような恐怖感やエナジーは感じないのだが、ぼわ〜っと広がる曖昧さと、適度に柔らかい音の広がりが、すっと消えていくところがあって、そこが面白い。
動いているのに、動いていないような不思議な感覚に包まれる。
カップリングは、下記のとおり。2枚組BOX

パスカル・ロジェ ラヴェル作品集 2枚組BOX 13曲

1〜3    夜のガスパール
4〜11   高雅にして感傷的なワルツ
12      水の戯れ
13〜17 鏡 5曲
1〜3    ソナチネ
4〜9     クープランの墓
10        前奏曲
11        ハイドンの名によるメヌエット
12        ボロディン風に
13        古風なメヌエット
14        亡き王女のためのパヴァーヌ
15         シャブリエ風に
16〜20 マ・メール・ロワ

ラヴェルのピアノ作品って、概ねCD2枚組BOXになっていることが多い。
CD2枚で、ピアノソロ部分が網羅できるようで、ワタシのCD棚にも何種類か並んでいるのだが〜
特に、この「夜のガスパール」の3曲は、休日に聴こうとすると、気怠く、メチャ暗く、なかなか手が伸びない。
「夜のガスパール」って、ラヴェルの作品のなかでは、有名なんだけど〜 なんたって難しい曲である。
聴いたって、コメントを書きづらいっていうのが、ホンネなのだ。 明るいラヴェルは好きだが、超暗くて難しいガスパールは、う〜ん。唸ってしまう。

水の精(オンディーヌ Ondine)は、確かに美しく煌めきがあるが、どこか不気味で、かかかぁ〜っと笑って最後に水に飛び込む、ちょっぴり狂っちゃったらしい、可愛そうな女性なのである。
えっ かかかぁ〜っと笑ってしまっては、イメージが狂うか。 では、ふふふっ〜っと笑って消えるという感じだろうか。

ロジェさんのピアノは、ワタシ的には、柔らかく、とても健全な感じがしてて、そのくせ、霧のなかに迷い込んだような、はらはら はらぁ〜 ほわほわ ほわぁ〜とした雰囲気が好きだ。
なんていうか、音の響きが、滑るようなタッチだし、粒が立ってこない。
もちろん、均質的に柔らかいだけではダメで、どっこか主張してくる音があるのだけど、強くないというか、全体的には丸い響きで、くすんだ色彩感で、水面に沈んだり、浮いたりする感じが、メチャ面白い。
(↑ 面白いっていう言葉が、適切な表現かどうか、かなり疑わしい気がするので、大変興味深いと言っておこう。)
この楽曲のなかで、オンディーヌが笑っているのだろうかと、何度か曲を聴き直したけれど〜 ちょっと解らなかった。
ゆらゆら〜 めらめら〜 ひろひろ〜と、これほど揺らめきながらも、色彩的には、渋い。
反射してこない光があって、水面ももちろん、川の底に光はあたらない。
フレーズのなかで、ブツブツ、独り言を言っているような場面が感じられたり、超アブナイ感じがする。

絞首台は、これまたワカンナイのである。髑髏がぶら下がっているらしいのだが、、、、
「しっし しっし しっし〜」という、持続する音がずーっと聞こえてて、ひぇ〜っという、首筋がすくむような、アブナイ曲である。昔の西部劇のなかで、ヤラレタ罪人が、ぶら下がっているというシーンは、見たことがあるが、いや〜 ロジェ盤を聴いていると、 砂漠のようなシーンではないことは確かだよなあ。って思う。
録音状態は良いので、さほど湿度の高い感じはしないが〜
それでも、寂しくて、無常観あり。ぷっ ぷっ ぷっ・・・と、何かが鳴いているような、いや〜虫か。時計の刻む音なのか、適度な湿気があって〜 ずーっと続くような底知れぬ闇かな。暗闇が続く〜 
はやく終わって〜というほど、ちょいと執拗な恐さがある。

スカルボは、これは、オチャメな悪さをする餓鬼である。
これも、粘着性があって、パラパラ〜っと飛び跳ねてはいるが、細かいくせに、どこか、とろろ〜っとしてて。
足が何本生えているのかと思うほど、すばしっこい。
ロジェ盤で聞くと、程度な湿気感があって、くぐもった声で、柔らかく、すばしっこく、気がつけば影だけを追ってしまっているような感じがする。 ピアノから発せられた音が、そのまま幻影的である。形があるようで、ふわっと消えているような感覚で、しっかりと輪郭をだしてはこない。

見えるような見えないような〜その曖昧さが良いのかも。
テクニックは、どーしたって素人では解りません。これは、正直ギブアップです。 聴く手の感性、知識、ピアニストとの相性、その他諸々もあるでしょうが〜 ワタシは、ロジェ盤は好きですね。
ぼやけた音の響きだけが、ぼよぼよ ぼよよ〜ん、と、浮かんでくるスカルボなんぞ、ハイ、夏の風物詩、肝試し的です。こりゃ、尾っぽがついて〜 ふあふわ〜浮かびながら火の玉が、飛んでいるってイメージでしょうか。ワタシの頭んなかでは、スカルボ=「ゲゲゲの鬼太郎」がイメージされちゃいました。
ハイ、貧相なイメージで、ごめんなさい。 引きずり込むような恐怖感や、エナジーは感じないのですが、ぼんやりしているところが面白いデス。
アルゲリッチ盤のゾクゾクするような感覚ではなく、ロジェ盤って、ぼわ〜っと広がる曖昧さと、適度に柔らかい音の広がりが、すっと消えていくところがあって、そこが面白い感じがします。

特に、絞首台って、ぞわーっとするんですけど、そのぞわーって感じは、ずーっと持続するんじゃないかと思わせるような中途半端な浮かび方なんです。
玉が空中で揺れているとしても、最後には、揺れが中央に集まってくるような感覚がしない。
フーコーの振り子みたいに、同じ方向に輪を描いているはずなのに、いつの間にか向きが変わって、ずーっと揺れ続けるような〜 永遠に、揺れ続けなければならないような怖さですかね。
また、音が、沈み込むわけでもなく、どっか張り付いたような浮かび方なんですね。
動いているのに、動いていないような不思議な感覚が生まれます。


ジャン=フィリップ・コラール 1976年〜80年
Jean-Philippe Collard



録音状態は良い。煌めき度の高いタッチで「水の精」が奏でられている。
絞首台は空しい。スカルボは、結構、ブキミだが、健康的で、客観的に美しい。
コーラルさんのラヴェルのピアノ・ソロ全集からの1曲である。
 

ジャン=フィリップ・コラール ラヴェル ピアノ独奏曲全集

1 グロテスクなセレナード
2 古風なメヌエット
3 亡き王女のためのパヴァーヌ
4 水の戯れ
5 ソナチネ
6 鏡 5曲
7 夜のガスパール 3曲
8 ハイドンの名によるメヌエット
9 高雅にして感傷的なワルツ 8曲
10 前奏曲
11 ボロディン風に
12 シャブリエ風に
13 クープランの墓 7曲

コラールさんが演奏しているラヴェルのピアノ・ソロ全集の2枚BOXである。
ピアノだけの全集って、結構、収録順にもこだわる必要があるかな〜って思うが、この「夜のガスパール」は、2枚目CDのトップに収録されている。
ラヴェルのピアノ曲「夜のガスパール」は、3つの曲で構成されてて、第1曲は「水の精(オンディーヌ)」、第2曲は「絞首台」、第3曲は「スカルボ」であるが、超難解 で高度なテクニックが必要とされる曲である。
聴いているだけのワタシにとっては・・・ とっても、イマジネーションをかきたてられる楽曲だ。

さて、コラール盤、ワタシには、清潔感のある、煌めき度の高い演奏だな〜って感じらる。
まず、オンディーヌ(水の精)は、右手のパラパラした音に対して、左手がフレーズを奏でるのだが、既に水面のキラキラ度があり、細かな動きが、さほどスピードをあげずに、さざ波を描いて いる。
その空気感も澄んでいれば、広がり感もあって、明るい海のような感じで、大変美しい。

このオンディーヌ、結構、魔性の女っぽく、にひひ〜っと笑っては男を水の底へと誘おうとしているのだが、コラール盤の感じだと、結構な美女である。
健康的で明るく、おおよそ、にひひ〜っ うひひ〜と笑うタイプではない。
周囲の雰囲気も、さほど、不気味でもないし、美女だから〜って誘われることはあっても、心情的には、深みに引きずり込まれるほどではなく、男を誘惑してしまう、魔性の女って感じでもなさげだ。
あまり、暗いイメージがしないんですね。
まっ それが、ワタシの生理的には良かったりする。

爽やかで、小雨が降っている感じは受けるが、陽射しは明るめ。木立の影になった水面というよりは、清潔な澄んだ水の流れという感じがする。 広がり感があるので、どこか、暗い沼っぽい、じけっとした感覚ではなく、うん。やっぱ、意外と健康的なのだっ。
最後の方は、さすざに、沈み込んでいくが、それでも、明るさは失われておらず〜
泡が、ぷくぷくと浮かんでは・・・オンディーヌは消えてしまう。

絞首刑。
う〜ん、これから絞首刑に処せられるのか、もう既に終わってしまったのか。
鐘の音色だというのだが、遠くで、持続しながら鳴り続けている。
コラール盤で聴くと、どうも、これから処刑されるような気分で、鬱ウツウツ・・・としてしまった。
均一な響きが、ずーっと続くので、かったるさがある。
そのくせ、どこか明るめで、朝明け方のワンシーンのような感じも受ける。底なしのぞっとする崖っぷちではなく、地に足をつけてはいるが、ぼわ〜っと地表から、怪しげな空気が湧いているような。
人間模様というよりは、心情的な面というよりは、地表をマクロレンズで覗いているような、そのくせ、見ている感じがしないって感じの、ちょっと空しい気分に陥る。

スカルボ。
これは、無邪気さが感じられる。跳躍的には感じるが、扇情的ではなく、これも人間的ではないようだ。
自然界の偶然が、どこか客観的に見られているような感じで、偶然が偶然を引き起こしているような、そんな繋がりがあるような。
う〜ん、難しいっ。音楽の表現を言葉にするのって、超ムズカシイ。
アルゲリッチ姉さんのピアノには、なんだか、ぞくっとする感覚があったが、コラールさんのピアノは、このCDを聴く限り、綺麗で、ぞくっとくるという感覚よりも、絵画をみて美しい感じる、そんなイメージを貰ったような気分だ。
演奏家の感覚が凝縮され、再構成され、加工されて、聴き手に届いているような〜
感情の発露が、ダイレクトに、レアに届いてくるタイプではなく、どこっか、再構成されて、バランス良くなって整った感じを受けたんだけど、、、う〜ん。どうだろ。
客観的に綺麗だよなあ。って思う。整った綺麗さが感じられて、聞きやすい。
う〜ん。何度聴いても、この「夜のガスパール」難しい曲で、聴いている時の気分でも、相当変わる。
でも、聴くのは夜じゃーないと、やっぱ雰囲気でませんねえ。それも一人でこっそり。


ジャン=イヴ・ティボーデ 1991年
Jean-Yves Thibaudet

   

録音状態は良い。細かな音のツブツブが、あっちこっちにぶつかって飛びはねている。でも、なーんか、不気味さや、不安感は少なく、諧謔的でもない。
夜の怖い、ねっちりした雰囲気は希薄で、都会的。亡霊や幽霊って感じではなく、夜を徘徊する女みたい。

ラヴェル ピアノ作品全集 ジャン=イヴ・ティボーデ 2枚組BOX

1 グロテスクなセレナード
2 古風なメヌエット
3 亡き王女のためのパヴァーヌ
4 水の戯れ
5 ソナチネ
6 鏡
7 夜のガスパール
8 ハイドンの名によるメヌエット
9 優雅で感傷的なワルツ
10  前奏曲
11 ボロディン風に
12 シャブリエ風に
13 クープランの墓

ティボーテさんのラヴェルは、繊細で、細かい、煌めきある動きが素敵だなあ〜って思っているのだが、この夜のガスパールは、明るい楽曲ではないし、ラベルの怖い、不気味な諧謔的な楽曲が詰まっている。
もわもわ〜っとした空気感が漂ってて、肌にはりつくようなジトっとした空気感や、生暖かい風が、ぞわ〜っと吹いてて、夜、幽霊でも出てきそうな、そんな感覚世界なのだ。
亡霊たちが集うようななか、ひとり、ぼわ〜っと揺れながら漂っているようなヤバイ感覚で、独特の危うさがあり、既にもう足が無いような、ぽわぽわ〜と宙に浮くような、魂を抜かれちゃうようなキワキワさがある。
んじゃー 何故、この楽曲を聴くのさ。と言われそうなんだけど、えへへっ 夏の肝試しってところなんですねえ。

生きている心地がしない楽曲なので〜ピアノも、煌めきだけで演奏されちゃっても〜 ダメなんだが〜 やっぱ、ティボーテさんのピアノの特性が、ちょっと生かされないような気がする。
冒頭、煌めき感はあるのだが、水の精 オンディーヌでは、独特の、かかかぁ〜っと笑っているような、どっか頭のなかの歯車の壊れた感じがしない。ひとくちで言っちゃうと、変じゃーないのである。
理知的で、数学的で、ぼわぁ〜としたアホさ加減がないまま、さらりっと弾かれてしまって、あらら。
女性的だけど、危なさが少ないかなあ。アホになれない、きちんとした清潔な女性が、単に川の流れに身を浸して、気持ちよさげに遊んでいるような感じになっちゃってますかね。
綺麗なんですよ。ホント、明るくて、爽やかで、綺麗なのである。

絞首台は、町はずれで、髑髏がぶら下がっているような光景が浮かぶのだが、 ディボーテさんの演奏だと、夜の帳が降りて、遠くで教会の鐘が鳴っているような感じする。で、キチンとした襟を正した牧師さんが、まちのなか、遠くを歩いていくような、なーんていうか、特に心情的に湧き上がる不気味さとか、 どことなく不安感とか、シーンとした静けさや暗さとか、ぞーっとしてしまう感覚は希薄だ。
自分で自分をコントロールできないような感覚世界とか、ぱっくり口を開いた不幸に、あっという間もなく落ち込んでしまうような、足元を救われるようなブキミ感とかは少な い。
自分の力では及ばない世界は、存在しない。という感じで、淡々と進んじゃう。
ずーっと持続する音が、何分も続くうちに、さすがに、ようやく最後の方でブキミに感じるが、う〜ん。ちょっと遅いよなあ。って思ってしまった。

スカルボは、これは餓鬼である。パラパラ〜っと飛び跳ねて おり、テクニックはすごそう〜と感じるし、煌めく音のツブツブが、イッパイ出てくる。都会的なセンス度が高く、幻想的だし、スマートだ。
でも、どっか餓鬼って感じがしない。
細かい音は並んで出てくるが、機械的で、どっか、どろっとした感覚が少ないためか、ニュアンスは、たっぷり詰まって色彩的で、軽妙だし清潔感があるが、爽やかすぎて〜 パラパラしてて、あららっ。
我が輩が求めている餓鬼ちゃんには、会えないようだ。
音色は良いのだが、それが災いしてか〜 ブキミさが感じないのかもしれない。
(たまには、災いすることもあるのかなあ 笑)
 
ねちっとした、ねっとり感覚がないのと、惑わされるような幻影感とかは、少なめ。
でも、もちろんスピードはあるし、ものすごくテクの立つ人だな〜と思う。火柱が立つようなパワーがあるわけでもなし、火の玉が浮いているような感じでもなく。う〜ん。ちょっぴり 、淡泊で、のめり込む、絡みつくような感覚は少ないので、あっさり系の、どろり〜感の少ない、気まぐれなスカルボって感じだろうか。
いわゆる、現代的、都会的な〜という感じで、夜を徘徊している女風かもしれません。
今度は、ティボーテさんで明るいラベルを聴いてみようと思う。
地面から湧き上がるような、また、地下世界に潜むような、暗さは無いかも。いくら、第六感の乏しいワタシでも、これを聴いて、パワースポットに立っている感じはしません が、どーも、ティボーテさんは、亡霊とか精霊とかは、あまり無関心なんだろうなあ。という感じがしちゃいました。


ピエール=ローラン・エマール 2005年
Pierre-Laurent Aimard

さっぱりワカラン


録音状態は良い。
カップリング:
1〜3 ラヴェル 夜のガスパール
4    エリオット・カーター ナイト・ファンタジーズ Night Fantasies
5〜6 エリオット・カーター 2つのディヴァージョン 2 Diversions
7    エリオット・カーター 90+
8〜10 ボーナストラック
エマールさんのガスパールは、うぐぐぅ〜 ぐうの音もでないって感じだ。
ラヴァルの夜のガスパールは、難しい。難しいのは解っているのだが、やっぱり難しかった。という感じで、もはやギブアップ。
何がなんだか、ますます解んなくなってきて、お手上げ状態なのだ。

エマールさんは、フランスのリヨン出身で、ブーレーズさんの招きで、アンサンブル・アンテルコンタンポランの創設メンバーに名を連ねていた方だ。で、ゲンダイオンガクに、特に造詣が深い。
CDも、ドビュッシーとかベートーヴェン、バルトークのピアノ曲もあるにはあるが、ワタシの超苦手なリゲティの作品が、ずらり〜っと並んでいたりするので、ワタシにとっては、ほとんどご縁のない方である。
だが、なぜか、CDを買っていたんですねえ。(汗)
で、エリオット・カーターなんぞ、聞くの?って感じだが、まあ、勇気を振り絞ってラヴェルを聞いてみたが、玉砕しちゃった。

第1曲「オンディーヌ」は、まだ音が綺麗に鳴っており、「みど らどれ みど らどれみれらふぁ・・・」と、弱々しい、パラパラした音ではあるが、聞こえてくる。
だが、鬱々としている楽曲が、ますますウツウツしてしまい、色彩感覚というものが無いというか、何かが、感じられないのだ。夜だから・・・?
うん、きっと、夜の水辺での情景なのだろうけど、オンディーヌも、やっぱ夜の暗闇から、うわっと引き込んでくる水の精なんでしょうねえ。でも、不気味なんですけど、水面を眺めていたけど、なにごとも起こらなかったって感じで終わっちゃった。
客観的すぎて、ふわっとしてて、音がヌケちゃう感じがする。
優雅さとか、妖艶さすら、あまり感じないんだけどなあ。

少し間を置いて、泡が立ちのぼるかのような、激しい場面がラストに出てくるのだが、そこでも、吸い込まれるかのような求心力、訴求力は感じなかったのだ。
もう少し暗闇のなかでも、色彩感があれば、コントラストが出てくるんですけど。
影もカタチも見えないって感じで、う〜ん。あぁ〜ワタシが感じないだけなのだろうか。

第2曲目「絞首台」は、静かに、パン パン パン・・・と、音が入ってくるのだが、暗闇すぎて、描写がわからん。という感じだろうか。まあ、無機質感は漂うものの、ワタシのような凡人には、暗いっていうだけで、なんとも怖ろしい感じがしない。
タンタンと音が鳴っているという感じで、わからん。
うぐっと口を押さえて逃げ出したくなるような匂いとか、キモチ悪くなるような、おぞましい光景が見えてこない。

第3曲目の「スカルボ」は、リズム感が出てくるので、まだわかりやすいが、さっぱり弾かれてしまって〜あちゃ。
超難曲で、飛びはねている様は、わかるのだけど〜 怪奇的、猟奇的な、悪魔的な要素というのは、あまり感じないのだけど、う〜ん どうしてなんだろう。
確かに、精緻な音が詰まってて、揺らぎ、ウツとしてて、とりとめのなさも、多少は感じるのだが〜
サイボーグ的というか、表情が硬すぎてわからないというか、無意識すぎるというか、う〜ん。表情の少ない人を相手に、何かを聞き出すのも疲れるんだけどなあ。

何を描こうとしているのか、音を媒介として、何かを描写してはおられるのだろうけど、う〜ん、その何かが、伝わらないんだけど。
音が聞こえてくるのだけど、どーも、何かを描写しようという意思や、何かを感じているので、それを聴き手に伝えたいというような、そんな意思が見えてこないというか。
あっ、もちろん、ワタシが悪いんかもしれないんですよ。ワタシが感じないだけなのだろうから。
このピアニストの発している音から、何かを、ワタシが、受信できてないわけだから・・・。
う〜ん、相性が悪いのかなあ。でも相性だけの問題かしらん。ラヴェルの楽曲がわからないのか、演奏者の意図がわからないのか、鬱屈しちゃって、う〜ん、わかんないです。
(アタマを掻きむしる感じで、鬱屈しちゃいました。)

でもね〜 ようやく、難しい曲だということだけは、わかったんです。こんな楽曲は、楽天的に聞いちゃじゃ〜ダメだと。
人に感情とか、何かを伝えるって方法には、何があるんだろ。どんな手段、ツールがワタシたちにあるんだろ。
文学的に、絵画的に、音楽も表現しないと、単純に音だけでは、何かが人にホント伝わるんだろうか。
音楽って、なんだろう? 純粋に音だけで、人に伝わるんだろうか、人は解るもんなんでしょうか。
う〜ん。わからん。(ブツブツ・・・)

1967年 サンソン・フランソワ EMI ★★★
1968年 モニク・アース ★★★
1974年 マルタ・アルゲリッチ ★★★★
1974年 パスカル・ロジェ Dec ★★★★
1976年 ジャン=フィリップ・コラール EMI ★★★★★
1982年 イーヴォ・ポゴレリチ  
1987年 ミハイル・ルディ EMI  
1988年 ルイ・ロルティ Chandos  
1991年 ジャン=イヴ・ティボーデ  Dec ★★★
1992年 アンヌ・ケフェレック Virgin Classics  
2005年 ピエール=ローラン・エマール Warner ★★★
所有盤を整理中です。

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