「 頭のなかの ♪ おたまじゃくし 〜クラシック音楽を聴いてみよう〜」

◆ オムニバス盤 管弦楽曲 その1 ◆


このページでは、「オムニバス盤 管弦楽曲集」としてCD棚の片隅に転がっていた、昔懐かしいCDをご紹介していきたいと思います。
学校で習った有名どころの名曲でも、あまり顧みられない小さな曲があります。 でも、演奏会では、第1曲目の序曲として演奏されたり、TVコマーシャルのバックに流れていたり、耳にする機会は多いはず。また、子供の頃には、とってもお世話になったくせに、大曲ばっかり聴くようになってからは、CD棚の隅っこに・・・。
毎日、クラシック音楽CDを1時間以上、長大な交響曲ばっかり、聴いているわけにもいきません。
お手軽に、オムニバス盤を聴いて、ちょこっと癒やされたいっていうのもあります。また、これを切り口に世界が広がる場合もあります。なので、みなさんにもお裾分けをしたいと思います。
あっ 掲載は順不同です。よろしくお願いします。
オムニバス盤は、このページの他に、バッハ以前っぽい曲現代音楽っぽい曲というコーナーを設けています。

デュトワ モントリオール交響楽団 1984年
Charles Dutoit    Orchestre Symphonique de Montreal
(Montreal Symphony Orchestra)

いかすぜっ

録音状態は良い。なんとも軽妙で、ノリ感は抜群だ。
カップリングは、下記のとおり。
スッペ序曲集 デュトワ モントリオール響

1 軽騎兵
2 ファティニッツァ
3 ウィーンの朝、昼、晩
4 怪盗団
5 美しいガラテア
6 詩人と農夫
7 スペードの女王

このCDは、オムニバス盤ってわけではないのだけど、スッペ序曲集として、デュトワさんが振ったCDである。
オペレッタを語るうえで外せない楽曲だと言うものの、 オッフェンバック同様に、ライトミュージックとしては、とても最適で、軽騎兵などは、定番中の定番といっても良い楽曲なのだが、その他が続かない。
スッペのなかで、軽騎兵の序曲のみが、とびっきり有名になっており、正直申し上げて、他の曲は、まったくお聴きしておりませんでした。 CD棚を整理していたら、転がるように出てきて、あらっ。あったのぉ〜ってな具合。ホント申し訳ないっ。

軽騎兵以外は、あまり馴染みがないので、ウィキペディア(Wikipedia)で調べてみたら
フランツ・フォン・スッペ(Franz von Suppé)は、1819年生まれのオーストリアの作曲家で、18世紀にダルマチアに移住したベルギー系貴族の方である。ちなみに、ダルマチアって、現在クロアチア共和国のアドリア海沿岸の地域らしい。
で、30曲のオペレッタのほか、バレエ音楽など多数の舞台音楽を作曲したが、そのほとんどが忘れられつつあるとのこと。
しかし、軽騎兵など一部が、CMに使われたりしている。
そうだよねえ〜 良く耳にするし、マーチ音楽としても使われるなあ。
実際には、スッペの作品には、レクイエムもあるし、交響曲、ミサ曲が3曲もあるらしい。

デュトワ盤以外にも、カラヤンやメータ、マリナー盤があるし、他にも、ロッシーニやウェーバーなどと一緒にカップリングされたりしている。で、 デュトワ盤は、表現しづらいのだが、ウィーン風+イタリア風+フランス風という感じというか、ドイツ臭くないというか〜  なんとも変な言い方だが、軽妙な香りがするってところだろうか。

ちなみに、スッペは、オッフェンバックと同じ年に生まれている。オッフェンバックさんは、ケルン生まれのドイツ人である。
フランスで活躍して、後に、フランスに帰化している。(うっそぉ〜 へえぇ〜っ 生粋のパリジャンだと思っていた。)
当時は、パリとウィーンと、劇場でかかる演目や、オペレッタ(喜歌劇)の流行って、違ってたんでしょうかねえ。
スッペとオッフェンバックとの関係とか、どうだったのかなあ〜 友人だったのか、ライバルだったのか、な〜んて想像したりしてますが、どちらかというと、スッペの方が、カッチリした雰囲気があり、ドイツっぽいかもしれません。

ルチアーノ・パヴァロッティ  1977年〜84年
Luciano Pavarotti

ばっちグー!


録音状態も良いし、のびやかで〜 明るく、まさしく、このCDジャケトのようで。
ほれぼれ〜っ  たまに、こういう朗々とした声を聴かせていただくと、癒やされますねえ。シアワセ感が、充電できます。オケの響きも、もちろん大好きですが、人の声ほど、包まれる感ってないじゃ〜ないのでは。聴いているだけで、包まれる感じで、ほっこり〜 心が暖かくなるのって、やっぱり、他にない魅力がありますね。
パヴァロッティ イタリア民謡集〜オ・ソレ・ミオ〜

普段、ほとんど声楽は聴かないのだが、たまにはってことで、3大テノールのひとり、パヴァロッティさんのイタリア民謡集のCDをご紹介しておきます。
3大テノールといっても、カレーラス、ドミンゴ、そしてパヴァロッティってお名前は、当然知っているのだが、ほとんど、オペラを聴かないので、CDを持っている枚数は限られているし、イタリア語の意味も発音も、さーっぱりわかりません。
なぜか、書棚には、辞書だけはあるんですけどね。(笑)

で、ワタシが所有している盤は、そうとうに古いので、13曲が収録されているだけだが、現在発売されているのは、それ以上の曲が収録されている。
調べてみたところ、デッカ創立80周年記念企画全100タイトルとして発売されており、 18曲が収められていた。
たまたま、サイト「CDJournal」でのミニ・レビューを拝見したが、「美しい旋律と歌の命にあふれたイタリア民謡はいつ聴いても、心を晴れたかにしてくれる。と書いてあった。う〜ん そうだっ ホント、そう思う。

オ・ソレ・ミオ、帰れソレントへ、カタリ・カタリ、アマリ・マリ、フニクリ・フニクラは、皆さんご存知なのではないだろうか。
ワタシのお気に入りは、ノー天気な、フニクリ・フニクラである。
いっとき、会社に行きづらくなった時だった思うが、これを、会社に行く前に繰り返して聴いてた。(笑)

で、フニクリ・フニクラは、これは、登山列車のコマーシャルソングである。
ナポリに、ヴェスヴィオ火山という、怖ろしい火山がある。皇帝ネロの時代に噴火して、彼は、復興に大忙しになっているし、ポンペイを火砕流に呑み込んだのは79年である。
これは、塩野七生さんの「ローマ人の物語」に詳しく書かれてある。

それから時代を経て、1880年、麓から登山列車を走らせたが、その時に記念して作られた曲がフニクリ・フニクラであり、世界最古のコマーシャルソングなのだそうである。その後、1944年の爆発で破壊されたらしいので、電車はもうない。
当然、コマーシャルソングも、ぽしゃった・・・筈だったが、いやいや、しっかり歌詞を変えて生き残った。

ところで、R・シュトラウスの楽曲に、交響的幻想曲「イタリアから」というのがある。
この曲は1886年に作曲されたのだが、彼は、この曲を古くから伝わる民謡だと思い込み、自分自身のこの曲に引用してしまった。で、裁判沙汰に〜 
もちろん、R・シュトラウスは、このコマーシャルソングを作った方に、著作権料を払い続ける羽目になったらしい。
ちなみに、R・シュトラウスの交響的幻想曲「イタリアから」の第4楽章「ナポリ人の生活」に引用されている。
この楽曲は、作品自体は、あまり有名ではないので、というより、他に有名な交響詩がたっぷりあるので、作品16のこの曲は、CDにも、あまり収録されていない。が、彼の標題音楽の第1作目である。
ワタシは、フニクリ・フニクラの逸話を知って、R・シュトラウスのこの曲を聴いたのだが、確かにね〜と思ったものの、あまり、記憶に残っていない。確かCDは、ケンペ、ジンマンの全集に収められているぐらいだと思う。

イタリア民謡集から脱線してしまったが、R・シュトラウスのこの地味な楽曲も、カンパーニャにて、ローマの遺跡にて、ソレントの海岸にて、ナポリ人の生活 という、4つの楽章構成となっており、イタリア旅行に行かれた方なら、 思い出と共に、お聴きになられてもよいのでは〜と思う。
日本語の歌詞は、「行こう 行こう 火の山へ」となっているが〜 実際には、ちょっと違うのだそうだ。
ご興味のある方はお調べください。
R・シュトラウスのように、ワタシも著作権違反になっては困るので〜 引用は控えておきまする。

カラヤン ベルリン・フィル 1967年
Herbert von Karajan   Berliner Philharmoniker
(Berlin Philharmonic Orchestra)

録音状態は、まずまず。リマスタリング盤
収録されている曲が、なるほど〜 甘くて、とろけちゃうような曲ばかり、12曲パックになっているので嬉しい。特に、甘めがお好きな女性にはお薦め。

カラヤン 間奏曲集

1 ヴェルディ 歌劇「椿姫」第3幕への前奏曲
2 マスカーニ 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲
3 プッチーニ 歌劇「修道女アンジェリカ」間奏曲
4 レオンカヴァルロ 歌劇「道化師」間奏曲
5 ムソルグスキー 歌劇「ホヴァンシチナ」第4幕間奏曲
6 プッチーニ 歌劇「マノン・レスコー」第3幕間奏曲
7 シュミット 歌劇「ノートル・ダム」間奏曲
8 マスネ 歌劇「「タイス」間奏曲〜タイスの瞑想曲〜
9 ジョルダーノ 歌劇「フェドーラ」第2幕 間奏曲
10 チレア 歌劇「アドリアーナ・ルクヴルール」第2幕間奏曲
11 ヴォルフ=フェラーリ. 歌劇「聖母の宝石」第3幕間奏曲
12 マスカーニ 歌劇「友人フリッツ」間奏曲

オペラの間奏曲ばっかりを集めたCDであるが、なかなかに、ニッチ的存在のCDである。
一般的な曲もあるけれど、ワタシは、シュミットとか、ジョルダーノ、チレアって作曲家は知らなかった。
クラッシックのファンにとっては、とってもベタなCDだろうし、玄人には、見向きもされないのかもしれないけど〜
ワタシ的には、癒しの空間が広がるし、良い意味でお手軽なCDである。

オペラなんぞ、全曲聴いている人って恐らく少ないのだが、マニアは当然いるだろうし、浸りきっている方もおられることだろう。 イタリア語も、ドイツ語もマスターしている人っているのかしらんと思いつつ、歌詞が解って、オペラを身近な存在にしている人が、結構羨ましいものである。 まあ、ワタシ的には、オペラは遠い存在なので〜序曲集とか抜粋盤とか、この間奏曲集みたいなもので、お茶を濁しているのが実情である。

まっ しかし、このCD、オペラの間奏曲ばかりを、ずらり〜と並べているので、次から次へと、甘美な旋律が流れてくる。
甘いっちゃー 確かに甘い。陶酔的だし、間奏曲と言う手前、とろりん。とするほど、美しい、優しい、 か細いフレーズが、てんこ盛り状態なのだ。ちょっとオーバーに言うと、泣きに泣いて、むせび泣く〜って感じなのだ。
なにせ、そんな曲が、12曲もパックにされたCDだ。

演奏って言えば、超一流のオケ、ベルリン・フィルだし、泣く子も黙ると言われたカラヤンが振っているという、すげっ。
こんなCDあったのねえ〜と驚きの、立派な、ありがたいCDである。
録音時期は60年代だし、さすがに古いけれど〜 名曲集としてバッチリの曲目だ。一般にクラシックを流布させようという気概の詰まったCDかもしれない。 演奏も、期待を裏切らないですねえ。やっぱり。
お仕事疲れの夜、この曲を、ちょっこっと聴いて寝るのが、なかなかにお薦めである。
ワタシ自身、残業で深夜になった時には、マスカーニ作曲の「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲を繰り返して聴いていた。仕事から帰ってから寝るまでの間・・・。ホント、一時期大変お世話になりました〜っというCDです。

「なんで〜 どーしてぇ・・・」「思い出すだけでも、腹が立つぅ〜」 なーんて、怒りや焦り、いらだっていると、ホント寝られないんですよね。 疲れているのに、怒りは増すばかり。まあ、理不尽な事があったりして、イライラ、ムカムカ、キイキイしている場合は、特に、音楽を聴いて、寝る前には、ゆったりした気分に気分転換しておかないと〜お肌が荒れますよん。ってことで、 特に女性にはお薦めです。
それも、管理職になっている女性のキャリア向けでしょうか。ハイ、ワタシにとっても、ありがた〜い1枚です。

カンゼル シンシナティ・ポップス・オーケストラ 1985年
Erich Kunzel   Cincinnati Pops Orchestra



William Tell & Other Favorite Overtures
録音状態は良い。録音の評判の高かったテラーク盤で、フランス系の軽やかで、華やかな楽曲が集まっているが、ちょっと元気すぎて〜 かえって疲れちゃうかも。
元気な時に、軽やかに聴くのがお薦め。
どっぷり疲れているときは、聴かないほうが・・・(笑)
カンゼル ウィリアム・テルほかオペラ序曲集

1 スッペ 喜歌劇「軽騎兵」序曲
2 オーベール 歌劇「フラ・ディアヴォロ」
3 エロルド 歌劇「ザンパ」序曲
4 スッペ 喜歌劇「詩人と農夫」序曲
5 レズニチェク 歌劇「ドンナ・アンナ」序曲
6 オッフェンバック 喜歌劇「天国と地獄」序曲
7 ロッシーニ 「ウィリアム・テル」序曲

カンゼルさんは、プリンス・オブ・ポップスと称されるほど、人気のあった指揮者である。
カンゼルさんとシンシナティ・ポップスが録音した曲は、TELARC(テラーク)というレーベルから結構な枚数が発売されていたが、テラークが買収されてしまい、Concord(コンコード)レーベルに移ってしまった。
まっ それでも、かなり人気があると思われる。
アメリカナイズされた感じには仕上がっているが、とっつき安さでは、ピカイチかもしれない。 テンポは、総体的に速めである。 スイスイと流れていってしまって、ワタシの耳には、あらら〜っという感じは否めないのだが、それでも、明るく、元気に、シャンシャンとテンポ良く、流れてくる音楽は、ホント嫌みのないものである。
じっくり聴くのも良いが、たまには息抜き。

シンシナティ・ポップスは、正確に、何と呼べば良いのかわからないが、吹奏楽とクラシックの中間という位置にあるかもしれないな〜と思う。
イギリスだって、クラシックのお祭「プロムス」が人気だし、都会の街角での室内楽や、地方でのクラシックの祭典など、そんな肩肘のはらない、身近にクラシックを楽しむ、そのアメリカ版って感じである。
なんたって、名前が、ポップスなんだもんね〜 若い方には、ホント、お薦めだと思う。

ワタシ的には、オーベールの歌劇「フラ・ディアヴォロ」序曲(Fra Diavolo)と、レズニチェクの歌劇「ドンナ・アンナ」序曲(Donna Diana)って曲は、全く知らなかった。

フランソワ・オーベール(Daniel-François-Esprit Auber)について、ウィキペディア(Wikipedia)で調べてみたら、
フランスのオペラ作曲家で、パリ・オペラ座ではワーグナーと人気を二分するとまで言われたが(ワーグナーの音楽が最初パリに紹介されたときは聴衆の拒否反応で大スキャンダルにあったのに対し、 オベールは当時からパリのグランドオペラ・ファンに支持されていたため)、現在では彼の作品はほとんど忘れ去られ、数曲の序曲(特に最も成功したオペラ「フラ・ディアヴォロ」)が、ごくたまに抜粋で演奏されるか、 埋もれた作曲家の作品として録音される程度である。・・・とのこと。

はあ〜 忘れ去られてしまった作曲家なんである。クラシックっていえども、やっぱ、流行ってあるからねえ。
小太鼓がなって、なかなかに勇ましい行進が始まるのかと思ったら、結構、コマコマした女性的な可愛い楽曲だ。
「みっみ みっみ みっみ ふぁそ し〜らふぁ ふぁっらそ ふぁっふぁ らそ ふぁ〜」
まっ マーチングバンド風なんで、シンプルなんだけど、可愛いっちゃ〜可愛いし。親しみやすい曲だ。

フェルディナン・エロルド(またはエロール、Louis Joseph Ferdinand Hérold)も、フランスの19世紀のオペラ作曲家である。 エロルドの歌劇「ザンパ」は、聴いてみたら、シャンシャンとした、カンカンのような曲だった。
シンバルが、やたら、シャンシャン鳴ってて、まあ、足を上げられるなら、しっかり足を上げて〜 舞台の前で一列に並んで、コーラスライン・・・のようだ。
ロートレックの絵のように、ちょっと気怠い感じがしてもよいんだけどなあ。
まあ、カンゼル盤で聴くと、マーチングバンドみたいになっちゃうので、アメリカ風、こりゃ、チアガールみたいだな。と思いつつ聴いた。
確かに、「みふぁそ〜ふぁみれ どれみ〜れみふぁ ふぁどふぁ〜 しそし〜 ふぁふぁっみっれ〜」というフレーズが印象に残る、シンプルとい言っちゃシンプルな楽曲である。
中間部分は、結構、歌謡風なのだが、う〜ん。ですけど、よくわかんない。歌劇のストーリーを知らずに、言っちゃうと、申し訳ないんですけど〜どう聴いても、やっぱ、下町風ですかね。(ごめんなさい)

レズニチェクの歌劇「ドンナ・アンナ」序曲は、なかなかに、ワタシ好みなんですけどね。
エーミール・フォン・レズニチェク(Emil von Reznicek)さんって、ウィーン生まれだが、ボヘミア系でプラハの楽長まで務めた方。サイトで調べてみると、結構、多くの楽曲が残っているようだが〜 ヒトラーの影がチラチラしちゃって、 楽曲そのものが埋没状態にされてしまったのかもしれません。 (あくまでもワタシの勝手な推測だけど)

このCDに収められた、歌劇「ドンナ・アンナ」序曲は、「そぉ〜 らしどれみふぁそ」 最初の1音だけは、まるで、ベートーヴェンかブラームスなんだけど、音階をかけのぼると別世界だ。
「らぁ〜しどれみふぁそらっ」と、クラリネットで奏でて、「しっどっれっみっふぁそっらしどれみふぁそらっ・・・」 ピアノのように、木管で軽やかに演奏するという、ちょっと変わった楽曲で、メチャメチャ笑えちゃうんだが〜
手の込んだ、軽やかな舞踏風である。
弦のピチカートに、階段を落ちてくるようなフレーズもあり、「どどどど ふぁ〜れど ふぁふぁ〜れしそぉ〜 それふぁ〜 どどど どぉ〜ふぁ ふぁ〜 れ〜ど れ〜ど」という歌謡風フレーズも入ってきて。
流れるようなさらっとした感覚で、コミカルさもありながら、爽やである。
と、言っても〜 「れどしらそ れどしらそっ〜」と、かなり流れてしまって、さよならしちゃって〜終わるのだ。
う〜ん。やっぱよくわかんない。シンプルすぎか。
この曲は、カンゼル盤で聴いても良さが出てるのかどうか う〜ん。このCDでは異色である。

総体的には録音状態は良いし、広がり感もたっぷり。知らなかった曲もあったので嬉しい盤だが、聞き続けるには、ちょっと、正直疲れる楽曲が多くって、ワタシの肌には合わない。
オッフェンバックの天国と地獄だって、あの有名なフレーズだけがホント、飛び出して有名なのだが〜
ホントは、それまでのフレーズだったあるわけで〜 それを聴かないとイケナイとは思う。 でもなあ〜 ずーっと、CDで聴いていると、やっぱ疲れるんですね。決して、ノー天気だから、合わないってわけではないんだが・・・。
元気良すぎの楽曲ばっかり集まっているのも、聴くのは疲れますねえ〜 はぁ〜 やっぱ、バランスが大事かしらん。

サヴァリッシュ バイエルン国立管弦楽団(歌劇場管弦楽団) 1987年
Wolfgang Sawallisch
Bayerische Staatsorchester
(Bavarian State Orchestra)

こりゃ良いわ〜拍手

録音状態は極めて良いし、ホールトーンも充分だし音色も輝いてる。
全く文句のつけようのない手慣れたタクトで、演奏は爽快そのもの。
廉価版だからとバカにはできない。 これは、超掘り出し物です。
原盤はEMIである。

サヴァリッシュ 管弦楽名曲集1 〜ロシア管弦楽曲集〜

1 グリンカ 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
2 ボロディン 交響詩「中央アジアの草原にて」
3 ムソルグスキー リムスキー=コルサコフ編 交響詩「禿山の一夜」
4 カバレフスキー 組曲「道化師」
5 プロコフィエフ 組曲「3つのオレンジへの恋」 〜行進曲、スケルツォ〜
6 R・コルサコフ スペイン奇想曲

この盤は、生誕90年記念〜巨匠サヴァリッシュ名演シリーズ 管弦楽名曲集1 ロシア管弦楽曲集〜 と銘打たれた限定盤である。
実は、この、管弦楽名曲集2 〜マドンナの宝石〜を、 ヤフーオークションで、中古品を格安で購入した。
それ以降、名曲集1を探していたのであるが、なんとっ! 限定盤として販売されていたのである。
すごーいっ! そして、よかった〜と思う。
だって限定盤とはいえ、きちんとしたCDとして発売されていたから。サヴァリッシュさんの極上品の演奏を、しっかり、丁寧に、きちんと、適切に販売されていて、ホントよかった。
だって〜 100円ワゴンセールのように売られていたら、ホント、サヴァリッシュ先生に申し訳ないですよね。
廉価版くさいジャケットをやめて、サヴァリッシュ先生の写真入りである。

N響をよく振っていただいて、スキルアップに努めていただき、我々日本人のファンにも愛されていた方なのだもん。
また、演奏をお聴きして〜 録音状態は極上だし、文句のつけようがありません。
プロコの3つのオレンジへの恋は、たった2曲だったので、あっという間に終わってしまったけれど〜 アハハ〜 たった4分程度なのだ。これはご愛敬だろうか。サービス精神抜群だ。
で、管弦楽名曲集2も、限定盤だったけれど、先生の写真入りで売られていました。
限定盤を販売してくださった方々、どうもありがとうございました。お礼申し上げますっ♪

サヴァリッシュ バイエルン国立管弦楽団(歌劇場管弦楽団) 1987年
Wolfgang Sawallisch
Bayerische Staatsorchester
(Bavarian State Orchestra)

こりゃ良いわ〜拍手

録音状態は極めて良いし、ホールトーンも充分だし音色も輝いてる。
全く文句のつけようのない手慣れたタクトで、演奏は爽快そのもの。
廉価版だからとバカにはできない。 これは、超掘り出し物です。
原盤はEMIである。



← で、最近、発売されているCDジャケットである。
2013年に新しくなった。限定発売だけど、良い物は良いのだ。
EMIの赤いマークも無くなってしまい、今やユニバーサルから発売されている。
CDの中身の演奏は、見た目ではわからない。
だからこそ、CDジャケットは大事なのだ。
これで、ようやく〜CDジャケットも演奏と同様に扱われるようになって、ほっとしている。風格が出て、ワタシは超嬉しいっ。

サヴァリッシュ 管弦楽名曲集2 〜マドンナの宝石〜

1 スッペ 喜歌劇「軽騎兵」序曲
2 エロルド 歌劇「ザンパ」序曲
3 スメタナ 歌劇「売られた花嫁」序曲
4 スッペ 喜歌劇「詩人と農夫」序曲
5 オッフェンバック 喜歌劇「天国と地獄」序曲
6 ヴェルフ・フェラーリ 歌劇「マドンナの宝石」〜間奏曲〜
7 ベルリオーズ 「ファウストの劫罰」〜ハンガリー行進曲〜
8 シャブリエ 狂詩曲「スペイン」

ヤフーオークションで、中古品をつい、ふらふら〜っと購入した。安かった。500円していたかどうか。
スッペの「軽騎兵」序曲なんぞ、小学生か中学生の時以来、聴いたことがなかった。
なんだか、懐かしい。

それにしても、サヴァリッシュが、バイエルン国立歌劇場を振ったモノだとは・・・。へえ〜
絶句しつつ、ありがたや〜と、押し戴くような気分で聴いた。(笑) 
タイトルは知っているという、有名どころの楽曲ではあるが、オムニバスで収録されていなければ、聴かない曲もある。
スッペの軽騎兵なんて、全曲聴くことは・・・ う〜ん。絶対無いとは言い切れないけれど、 聴かない確率は非常に高い。きっと聴かないだろうなあ。まっ だから、こうしてオムニバスに入っているんだけどね。

もし、クラシックを初めて聴くという方には、うってつけなのが、こういうオムニバスで入っているCDだと思う。
クラシック音楽って、超硬そうで苦手っという場合は、お手軽で廉価なCDを、とにかく買ってもらって、一度、聴いて欲しいと思う。 だって、CMに使われていたり、TV番組で、こそっと流れていたり、結構、耳にしている曲が多いのだ。

初めての場合は、いきなりバッハとか、ベートーヴェンとか、超ムズカシイ曲は、聴かない方が良いかもしれない。学校では教えてくれるけれど、もっと、柔らかくて、耳障りの良い曲の方が、最初は良いし〜
有名なおじちゃん作曲家は、なかなかに精神的に深い世界を、最後に求めてくる。
だから、作曲家の晩年の作品は、結構、難解なのである。

だから、若い時には、可愛くピアノが好きなのか、スペクタルで、宇宙をイメージするような曲が好きなのか、ダイナミックで戦闘的な曲が好きとか、いろんな好みもあるし〜  まっ 自分の好みを知るためにも、いろんな曲に、まずは、あたって欲しい。そう思う。 数うちゃーあたるって感じで、兎に角、聴いちゃう。
んじゃー そのためには、廉価なCDとか、100円ショップの掘り出しモノとか、中古CDとか、無料で曲をかじってみたいとか、廉価にダウンロードしたいと思うじゃん。 まっ そんな時には、ネットラジオでも良いと思うし。
で、気に入った曲が見つかったら、例えば、ショパン・ピアノ名曲集とか、ツィゴイネルワイゼン名曲集って感じのヴァイオリンの曲を聴くとか、○○名曲集とか・・・
 とにかく、全集セットものをドンっと買うことはやめて、 ちょこちょこ、まずは、短い曲を集めたCDを聴いてみるのが、ぜーったいお薦めだと思う。

ワタシ的には、今や、ネット配信時代なので、「NAXOS」(ナクソス)等で、手軽に聴けるし、聴いても良いのだが、恥ずかしことに、ミチョランマ(未聴)CDの存在が気になるので、拝聴していない。
ながったらしい楽曲に、聴き疲れた時などには、まあ、ちょっと休憩ってことで・・・  こういうCDも聴いておきたいと思って聴いている。 これは最低限の教養だよぉ〜っ。て思いつつ、いまもって、身に付いていないが・・・(笑) 
当CDも、作曲家 エロルド(エロール)って方を存じ上げなかったので、歌劇「ザンパ」が海賊だってことも知らなかった。
ネットで調べて、はじめて知った次第。

シャブリエの狂詩曲「スペイン」なんて、その分野専門の指揮者が、たくさんおられて、所有している盤もきっと、複数枚あるだろう。でも、あの几帳面で、堅物そうな校長先生のような、サヴァリッシュさんが、肩の力が抜けたのか、メチャ、楽しませてくれる。 なお、このCD以外にも、サヴァリッシュさんが振ったシリーズがあるらしい。
う〜ん どうしてこんな良いCDを、もっと大事にして売らないのでしょうか。信じられないです。
今、この手のCDをネットで物色中である。拍手〜♪


チェリビダッケ ミュンヘン・フィル 1988年etc
Sergiu Celibidach
Münchener Philharmoniker
(Munich Philharmonic)

ばっちグー!

録音状態は良い。やっぱりスピードは遅めで、大変驚くが、綺麗なので違和感は少ない。
チェリビダッケ・エディション第4集 11枚組BOXの内の1枚である。
NO,5578582 ベルリオーズ 序曲「ローマの謝肉祭」(88年)、メンデルスゾーン 序曲「フィンガルの洞窟」(93年)、メンデルスゾーン「真夏の夜の夢」序曲(92年)、シューベルト「ロザムンデ」間奏曲(96年)
たまたま、CDラックを整理していたら、チェリさまのCDが出てきた。
で、これは、エディションの第4弾 宗教音楽とオペラの序曲集として、CD11枚組で発売されていたものである。
今日、そのなかの1枚を聴いてみたのだが、オペラの序曲だけでなく、「フィンガルの洞窟」等も収録されており、他にも、いろいろと楽曲が詰まっている。

ベルリオーズの「ローマの謝肉祭」は、煌びやかで開放的な楽曲で、コーラングレ(イングリッシュホルン)の長いソロがある。
「どぉ〜 みぃ〜 そぉ〜 み〜」「 そぉ〜そ そし〜ら そふぁ みぃ〜れ どど」
「どふぁ〜みれ れ そぉ〜み ど らそ そふぁれみふぁそらしど〜」
さすがに、テンポはゆったりしているが、各楽器の鳴りぷりも良いし、フレージングも丁寧で、華麗さも、当然持ち合わせているので、違和感はない。

「フィンガルの洞窟」は、さすがにスピード感がなくて、かなり、もっさりしている。
海というよりは、はあ・・・ 沼地のようで、これでは液体ではなく、液状化現象じゃん。と思ってしまうほど。
逆巻く波。岩にぶつかって泡のように飛び散る白波・・・
木管で、波のうえの空気感、ひらひらひら〜っと舞っている感じのするフレーズは、舞いあがるというよりは、沈み込む、垂れ下がるという感じがする。どれぐらいのスピードで奏でれば、落ちないか。均衡を保つには?  なんて、ベクトルを描いた物理のテストを受けているみたいな気分に・・・。

でも、最初は、えぇ〜っ へぇ〜 はぁ〜と、変な声を漏らしながらも、聞き進むうちに、嫌な感じは薄れていく。
むしろ、聴いているうちに、やっぱり音の層が見えてくるというか、じっくり聴く気になるので不思議だ。
音の響きが、ホント、綺麗なのだ。
綺麗さが、わかってくるので、自然と、耳をそばだてて〜 聴く気持ちになるのだと思う。
チェリさまの演奏は約12分半である。通常9分程度なので、いかに遅めなのか、わかると思う。
テンポの遅さも、楽曲の全てに一律、均質的に遅いわけではない。恣意的に遅くしているって感じだ。
だって、前半は超遅めだが、後半になると、スピードがアップされ、通常なみに速まっている。などというように変わる。

「真夏の夜の夢」は、最初こそ綺麗だが、そのうち白昼夢のような感じになってきて・・・。
聴いている人も、夢と現実とさかいめが無くなって〜 アブナイ、夢遊病者のように。
最後までは、う〜ん。ワタシの場合、途中で、ちょっと緊張感が薄れてしまい、記憶が飛ぶ〜 寝そうになりました。
この落ちは? やっぱり、夢でした〜ってわけなの? (ってな、わけないよな)

シューベルトの「ロザムンデ」は、れぇ〜 ふぁぁ〜 ドロドロ・・・ 重いユニゾンから始まるが、「らどみ らどみ らどみ〜」という旋律のうえに、木管が乗っかってくるワルツ風のフレーズ、ヴァイオリンの主題、 クラリネットの明るい旋律、最後、リズミカルな主題と多彩に変化していく。
ゆったりしているが、さほど違和感はない。
最初は、おどろおどろしいほどの重さがあるが、後半は、軽やか。
丁寧なフレージングは、やっぱり気持ちの良い演奏になるのだと、改めてそう思いました〜。

ゲルギエフ キーロフ歌劇場管弦楽団 1993年
Valery Gergiev
Kirov Orchestra of the Mariinsky Theatre
 (St.Petersburg Kirov Orchestra)

ばっちグー!

ロシア管弦楽名曲集
録音状態は良い。どでかいパワーの重低音の楽曲では、幾分、籠もりがちだが、楽曲に迫力があるので、タイトルどおりスペクタル的魅力があるので一気に勢いで聴きましょう。
このCDは、ゲルギエフ指揮の「ロシア管弦楽名曲集」と題されたオムニバス盤である。
同じジャケットで、2枚組BOXも出ているようだが、ワタシが所有しているのは1枚モノである。
カップリングは次のとおり。

1  ムソルグスキー 歌劇「ボリス・ゴドノフ」〜戴冠式の場〜
2  チャイコフスキー スラブ行進曲作品31
3  チャイコフスキー 歌劇「エフゲニ・オネーギン」〜ポロネーズ〜
4  チャイコフスキー 歌劇「エフゲニ・オネーギン」〜ワルツ〜
5  リャードフ「魔法にかけられた湖」
6  チャイコフスキー イタリア奇想曲

なかなかに渋い選曲だが、冒頭の歌劇「ボリス・ゴドノフ」なんて、やっぱ本格的で〜 絢爛豪華に響き渡ってくる。
ワタシの部屋が、一気に、オペラ座に変わるのだ。
すごぉ〜い いろんな鐘の音色が、いったいいくつ鳴り響いているのだろ〜 
その響きの多さ、また、CDに綺麗に収まっていることに、再度、驚かされる。
あっ ここでは、チャイコフスキーの「イタリア奇想曲」をご紹介する予定だったのに、ちょっと脱線してしまった。(笑)

イタリア奇想曲は、冒頭 トランペットで
「ふぁ〜 どぉ〜ふぁ らぁ〜〜  らぁ〜 どぉ〜ら ふぁ〜  らふぁら どぉ〜  ふぁふぁ〜 ふぁ〜ふぁ〜ふぁ〜」
奏でられたあと、「タタタタ、タタタタ」という3連符を2回繰り返す音型になる。
これが、相当に執拗に繰り返される。
管のフレーズは男性的騎兵隊さながらだし、木管のフレーズは女性的で、憂いを帯びた歌謡風フレーズを奏でるし、夕暮れ時の、もの悲しい風景が描かれているようで〜 コルネットの音色で歌謡風フレーズが流れていく。
勇壮なトランペットのフレーズで始まるが、キュートなバレエ音楽のような旋律があれば、草原で競馬開催ですよ〜という走り出したくなるフレーズに変わったり、激しいタランテラの舞踏に変わるというように、多彩、多面的な楽曲である。

わずか14分から15分間の楽曲だが、5つのパーツに分かれている。
リズムが、たったらった たったらった たったらった・・・と、多彩に変化する。
結構、気をつけていないと、するり〜と場面が変化するのだ。民族的な舞踏と言われても、「タランテラ」って、こんなフレーズ、リズムかしらん。って首をかしげている内に終わってしまう。打楽器もたくさん使われているし、 タンバリンの響きに乗せられて聞いていると、雰囲気、特に、調性が変わっていたりする。
油断も隙も無いってところだろうか。
ゲルギエフ盤は、選曲が楽しく、耳のご馳走だけでなく、目でも見てみたい〜という視覚的な刺激が欲しくなるかも。
やっぱ、ロシアの管弦楽は、派手さ迫力が違う。CDのタイトルどおりだねえと思いつつ、ただ単に、派手なだけではなく、しっとりと聴かせてくれるエフゲニ・オネーギンもあるし、非常に多彩な選曲なのでお薦めである。

それにしても、このCDジャケットは凄い。ボリス(歌劇「ボリス・ゴドノフ」)の戴冠式で使われる王冠じゃーないか。
これが、桃太郎の桃のように、川にドンブラコっと流れている。ひぇ〜 すごい、デザインセンスである。

ゲルギエフ キーロフ歌劇場管弦楽団 1993年
Valery Gergiev
Kirov Orchestra of the Mariinsky Theatre
 (St.Petersburg Kirov Orchestra)

こりゃ〜大笑い ← 期待にたがわず、あ〜 やっちゃった。やっぱりね。

録音状態は良い。どでかいパワーの重低音の楽曲では、幾分、籠もりがちだが、楽曲にスピードがあるので、一気に聞きましょう。ここで精緻な演奏は求めてはなりませぬ。超高速マシンに乗って足がもつれてますが、おおらかに笑いましょう。
このCDは、ゲルギエフ指揮の「チャイコフスキー1812年」と題されたオムニバス盤である。
カップリングは次のとおり。

1 グリンカ 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
2 ハチャトゥリアン バレエ音楽「ガイーヌ」〜剣の舞〜
3 ハチャトゥリアン バレエ音楽「スパルタクス」〜アダージョ〜
4 ボロディン 歌劇「イーゴリ公」〜だったん人の踊り〜
5 ボロディン 歌劇「イーゴリ公」〜だんたん人の行進〜
6 リャードフ 交響詩「バーバ・ヤガー」
7 リャードフ 交響詩「キキモラ」
8 チャイコフスキー 大序曲「1812年」

なかなかに、やるね〜 アップテンポの曲ばかりを集めてきたな〜 こりゃ〜ど派手にやるだろうなあと、ニヤニヤして聞き始めたのだが・・・。やっぱりね。
ルスランとリュウドミラ序曲では、1フレーズは、なんとかついていけたのだが、繰り返しのあたりから、アヤシイ。
30秒もたないで、指が麻痺してしまったのだろう。オケが、崩壊しているのだ。
クラは出だしフライングして遅れるし、ひでぇ〜っ。
ガイーヌも、えっ 最初から変だよ。縦があってないやん。ティンパニーと弦があってないんじゃー?
はぁ〜  ゲルちゃんも、イケズなんだよな。オケの力量を考えてふりゃーいいものを。
まあ、こんなCDをよく販売OKにしちゃうよねえ。(っていいつつも、おもしろがってしまうのだが・・・)
まあ、前につんのめるのも、致し方なし。

イーゴリ公では、コーラス入りである。
蛇使いのようなクラは、もひとつだし、コーラスも、これだったら、もっと声を甲高くヒラヒラさせて、歌って欲しかったなあ。

バーバ・ヤガーは、ムソルグスキーの展覧会の絵にも登場するが、ここでは、ファゴットの主題で登場する。
CDのブックレットによると、魔法使いとなっており、臼に乗って森のなかを進む様が、枯れ葉や木々の音の描写などとともに、極めて迫真的に表現され、最後は遠くへと消えていく〜とあった。
キキモラは、ロシア民話のなかの地下に住む痩せた小さい邪神だそうだ。不気味な岩山の魔法使いのもとで、猫の子守歌を相手に、幼いキキモラ(ピッコロとオーボエのモチーフ)が水晶のゆりかごのなかで育つ様が描かれているそうだ。

序曲1812年は、意外とテンポは遅めで、大砲は、ピストル系の音のように空気がシュポっと出て行く感じで、ドッカン、ドカンっと大きな音では鳴らない。もっと大砲の音は大きく爆発的に、 鐘は、もっと派手に打ち鳴らされるのかと思っていたんですけど、意外と普通でした。

シモノフ ロイヤル・フィル 1994年
Yuri Simonov
Royal Philharmonic Orchestra

いかすぜっ

録音状態は良い。廉価盤扱いになりそうなオムニバス盤だが、いや、なかなかに、手堅い演奏で、あなどれない。入門編にお薦めの1枚だ。
カップリングは、下記のとおり。
このCDは、オペラ名序曲集と題されたもので、シモノフさんがロイヤル・フィルを振ったものである。

1 グリンカ 歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲
2 ポンキエッリ 歌劇「ジョゴンダ」 〜時の踊り〜
3 ヴェルディ 歌劇「椿姫」 〜第1幕への前奏曲〜
4 ヴェルディ 歌劇「椿姫」 〜第3幕への前奏曲〜
5 トマ 歌劇「ミニョン」序曲
6 ウェーバー 舞踏への勧誘
7 リスト メフィスト・ワルツ第1番
8 ベルリオーズ ラコッツィ行進曲

録音状態は、とても良くって〜 入門編として、お薦めである。
ロイヤル・フィルの演奏は、CDジャケットが変わったりする場合もあるし、廉価盤扱いされている場合も見受けられるが、Hybrid SACD盤もあるし、決して、いかがわしいものではない。(笑)
クラシックを聴き始めの頃は、オペラの序曲など、言葉は悪いが、つまみ食いして楽しむのが、うってつけだと思う。

で、お馴染みのナンバーだが、トマの歌劇ミニョン序曲は、ワタシ、知らなかった。
あまり馴染みがないので、ウィキペディア(Wikipedia)で調べてみたら、トマ(Thomas)は、1811年生まれのフランスの,オペラ作曲家で、ローマ大賞を受賞して3年間ローマに留学している。
代表作は、1866年の作品である「ミニョン」(Mignon)や、68年作品の「ハムレット」だった。
特に、ミニョンは、3幕のオペラ・コミックで、なんでも、初演されると瞬く間に成功を収め、トマの存命中に上演回数が、一千回を達成しているそうである。
クラリネットのソロから始まり、ハープも綺麗に入った美しい楽曲だ。どこか、ハーレクイン・ロマンス的な楽曲だけど〜

他の楽曲も、グリンカの「ルスランとリュドミラ」序曲も、ウェーバーの「舞踏への勧誘」も有名曲だし・・・
オムニバス盤でしか、なかなか聴けない楽曲かもしれない。演奏自体も、ラコッツィ行進曲なんかは、テンポはゆったりしているものの凄い音で入ってて迫力もあるし、金管にも艶もあり色彩も豊かだ。録音状態も良いので、手堅く、安心して聴けるお薦めの入門編1枚である。


 
スラットキン セント・ルイス交響楽団 1981年
Leonard Slatkin
Saint Louis Symphony Orchestra

カップリング:
1 ヴォーン・ウィリアムズ タリスの主題による幻想曲
2 サティ ジムノペディ第1番
3 サティ ジムノペディ第3番
4 バーバー 弦楽のためのアダージョ
5 フォーレ パヴァーヌ
6 グレインジャー:デリー州のアイルランド民謡 (ダニー ボーイ)

「 頭のなかの ♪ おたまじゃくし〜クラシック音楽を聴いてみよう〜」

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