ハードカバー版を除く、千里眼シリーズはすべて読破しています。シリーズ外(催眠シリーズやマジシャン、蒼い瞳とニューアジュ等)はまったく判りません。ご了承ください。
主人公です。設定上、永遠の28歳だそうですw
彼女のすごいところは、才色兼備であることはもちろんのことながら、いわゆる「千里眼」といわれる能力を有していることです。とはいえ、実際には特異な能力というわけではなく、科学的に証明されている方法なので、超能力者とかってわけではありません。古巣で鍛えられた動体視力と、心理学の知識が組み合わさって生まれたという、まぁ確かに異例ではあるんでしょうけどね。
顔を見ただけで瞬時に相手の考えていることを読み取ることができます。もちろん百発百中です(あくまでそのときに何を考えているかを読み取ることについてです)。しかし、読めない感情が存在しました。男性が女性へ示す愛情。だから鈍な彼女を見てるのは結構面白かったです。
最近はいろいろな出会いがあって、これも克服したようです。
あと解決してほしいのは、孤独ということでしょうか。まぁこればっかりは仕方ないですけどね。目を合わせただけで感情を読まれてしまっては、なかなかお近づきになりたいとは思わないでしょう。
物語の中で、彼女はいろんな偽名を使います。
・李 慶恩(リー チンエン)
運命の暗示完全版にて、情報収集のために南京國際戰爭監獄に入り込む際に、同行していた
嵯峨敏也とともに中国人を装った。名刺に記入した肩書きは、國際律師つまり国際弁護士。
・米倉 茜(よねくら あかね)
マジシャンの少女完全版にて、鬼芭阿諛子と間違えられた際に、従業員としてジパング=エンパイ
アに入り込んだ。正体が判明するのは物語後半。
東京晴海医科大学付属病院の院長を勤める女医。「千里眼」の異名はもともと彼女が有していました。美由紀同様に相手の感情を的確に読み、日本だけでなく世界にも多大な影響を与えてきました。美由紀の元上司であり、尊敬すべき対象でもありましたが、彼女の化けの皮がはがれたことによって、憎むべき存在となってしまったのです。
友里は危険な思想の持ち主でした。数多くのテロ行為を行い、前頭葉切除手術で人を操り、古巣であるメフィスト・コンサルティングで学んだ知識を活かして、日本を危機に陥れました。しかし、ことごとく美由紀に妨害され、結果、非業の死を遂げることになります。
旧シリーズとクラシックシリーズにおいて、彼女の最期が違います。
・洗脳試験(旧シリーズ)
警察に連行される際、彼女に恨みを持っていた中年女性に刺され、美由紀の腕の中で息を
引き取る。
・千里眼の瞳完全版(クラシックシリーズ)
ジャムサがダンプトラックの操作を誤り、積んであった御影石のシャワーに埋もれて絶命。
彼女にはメフィスト・コンサルティングにいたときに知り合った女性がいました。背格好が友里に近い彼女たちは、友里と同じ容姿に整形され、第二、第三の友里として生きることになりました。いわば影武者ってやつですね。
・澤木 百合子(さわき ゆりこ)
鬼芭阿諛子の生みの親で、メフィストからの逃亡時に射殺され、娘を友里に託す。
・越谷 暁美(こしがや あけみ)
友里の死を装うために自爆。
彼女の幼少の頃の名前をご紹介。
・猪俣 美香子(いのまた みかこ)
彼女の幼少の頃の名前。千里眼と言われた御船千鶴子の実孫。彼女が猪俣姓であるのは、
母親(千鶴子の娘)が猪俣の娘として育てられたため。
・友里 佐知子(ともさと さちこ)
十歳のとき、孤児扱いになった彼女の新しい名前。しかし彼女は「ともさと」の姓を嫌い、
「ゆうり」と読むようにした。
友里佐知子の娘であり、右腕的な存在です。唯一前頭葉切除手術を施されておらず、友里から絶対的な信頼を受けています。
友里の身代わりである澤木百合子の実娘で、物心つく前から友里に育てられました。義務教育を受けておらず、友里独特の育て方で成長したため、彼女を母と呼びたたえています。友里の死後、恒星天球教として一人で行動を起こしますが、美由紀の前に敗北。最期は美由紀の娘として息を引き取るのでした。
彼女は地獄耳の持ち主でした。友里の千里眼と阿諛子の地獄耳は、向かうところ敵なしのはずでした。しかし、彼女のその能力には弱点がありました。SとYの違いを識別できないのです。それを逆手にとられ、作戦は失敗。逮捕されてしまいます。その後は友里の死を知って脱走を図り、警察組織のトップと手を組むことで行方をくらまし、マジシャンの少女完全版で再登場します。しかし美由紀の前に敗北し、再び行方をくらまします。背徳のシンデレラ完全版で、美由紀と最後の決戦を行いました。
阿諛子にも名前がいくつかありますのでご紹介しておきます。
・澤木 歩美(さわき あゆみ)
阿諛子の本名。本編では明かされていませんが、とりあえず母親の姓にしてみました。
・岬 歩美(みさき あゆみ)
美由紀の娘としての名前。彼女の墓にはその名が刻まれています。