家庭でも出来るお皿の簡単絵付け


本格的に上絵付けをしようと思うと、焼成する為の窯が必要になります。
その為には窯を購入するか、お教室に通うしかありません。
そこで、家庭のオーブンで焼ける簡単な方法をご紹介します。
但し、あくまでも別物ですので、尖ったもの等でこすると剥がれますし、
水分のある食べ物が触れたりする物には向きませんので、念の為。


絵の具は陶器、ガラス用を使います。
私の場合「グロッシーズ」
金は「Perm−Enamel」を使いました。
筆はなるべく腰のあるものが使い易いです。
絵の具を薄める為にトールペイントに使う
仕上げ用水性ニスを使いました。

両方水性ですので、乾く前は水で取れますが、
筆はその都度水でよく洗って下さい。
そうしないとすぐに固まってしまいます。


1.白い食器などに描きたい絵をトールペイント用カーボンを使って写します。
2・絵の具を少しだけ出し、水生ニスを筆につけて適当な薄さにのばします。
3・1度目は薄めに色を付け、乾いたら2度目はちょっと濃くして影を入れる。
  (この時1度焼くと、2度目に描いた絵を失敗した時消し易い。)
4・描いた絵が乾いたら、180℃のオーブンで40分くらい焼いて出来上がりです。

上の方法で描いた作品です。ミルクポットは毎日使っています。
金色を使っていますが、電子レンジでも全然問題ありません。

この絵の具の場合すぐに乾いてしまいすので、一気に描くのがコツです。
同じ所を何度も触ると、絵の具が寄れてモロモロになってしまいますので気を付けて下さい。
金色はぼったりするほど厚く付ける方がきれいに仕上ります。

空き瓶なんかに描くと可愛い!
180℃ならオーブンで焼いても
大丈夫です。