「も、桃城…!?」
 桃城の顔からみるみるうちに血の気が引いていく。
 う、と口を押さえて、桃城はヨロヨロと立ち上がった。
「は、吐くのか?」
 オロオロと言いながら河村が立ち上がって、よろめく桃城を支える。
「ちょ、ちょっと待った!桃城、もうちょっと我慢…!」
 大石が慌てて備品入れの棚からゴミ袋を引っ掴む。
「だ、大丈夫ッスよ…」
 普段の桃城からは想像つかないくらいか細い声でそう言って、桃城は白目を剥いて気絶した。
「わぁ!桃城〜!」
 河村がかくかくと桃城の肩を持って揺らしたが、一向に目覚める気配はなかった。



※あとがき※