第2回作品展日記

MIDNIGHT RENDEZVOUS



2010年3月9日〜14日
アートスペース上三条(TEL:0742-23-0114・奈良市上三条町4)
10:00〜18:00   最終日(14日)16:00まで。
午前中は介護・13:00〜16:00在廊、尚駐車場は御座いません。
奈良の風景や花等、油彩・水彩・パステルなど、今回はパステル画が多いです。


個展飾り付け
今回のアートスペース上三条さんは奈良でも少し格が高く、有名な画家や若手を取り上げ世に送り出している画
廊です、シニアーの私が借りるのは若干おこがましい気持ちになりましたがオーナーのご好意で使用させて頂く
事となり個展開催の運びになりました。

9日からいよいよ個展が始まる、今回は6日間です、色々な方にご覧いただいて今後の描く糧にしたいと考えて
います、画像は会場の模様です。

7日午後から個展の飾りつけ、妻の兄夫婦に手伝って貰い完了しました、搬入時はあいにくに雨、日頃の行いの
悪さを反省しつつ展示しました。

個展第一日目(3月9日 火曜日)

朝方から雨その後小雨でも気温は低い、底冷えする一日だった。

午前中は母の世話、昨日に比べ今日9日は体調が良いみたい、でも便秘である(夕方出る)、昨日ドクターの往
診で今日は点滴をしてもらう事になっていて、10時過ぎに何時も介護入浴でお世話になっている看護師さんが医
院に寄って点滴液を持って来てくれました、
点滴は12時過ぎに終了、買物を済ませ、個展会場に出発しました。

13時過ぎにギャラリーに到着、午前中は新聞で開催を見られた方が来てくれましたとオーナーから話がありまし
た、その後朝方に連絡があった岐阜在住の高校時代の友人が、友人の兄(名古屋在住)と連れ立って近鉄電車
で来てくれました、名古屋方面からだと乗換えが多くて大変だったようです、友人とは年2〜3回会っているがお
兄さんとは40数年ぶりの再開でした、若い時の姿と変わっていなくて若々しく感じました(私たちより2つ上)、喫
茶をしながら暫らく歓談、お兄さんもパステル画を描かれているそうで技術的な話を伺おうと思いましたが、奈良
ドットコムFMの取材があって友人も奈良を散策して帰ると言う事で別れました。
奈良ドットコムFMの方では明日イベント情報として個展の案内をしてくださるとの事でした。
その後数人来客,ご案内していました大和郡山市のパン屋さん御夫婦が来てくれました、絵をご覧になられた後
歓談パステル画数点が気に入ったものがあると話してくれました。
また、奈良教育大学の4回生の男の子から「風景は何を目的に描かれていますか」と質問されました、困った、
予想しない質問である、さて何と答えるべきか?ありきたりかも知れないが「美しい景色、僅かな隙間からでも綺
麗な景色、構図上良いと感じたら描きます」、「それに景色を見るとき当初から絵を描く事を念頭にして風景や物
を見ています、良い景色なら全て描きたくなります」と答えました。
写真では描かないのですかとの質問には参考にする事があっても、現地で描いた実感や肌で感じた心が絵にな
りますので、写真からは描く事はしませんと答えました。
今回は展示の絵画の外現場取材ノートの素描帳5冊、滝のスケッチブック1冊も観て頂ける様にしました。
17時30分ギャラリーを退出、実家に帰ると母も便が出たところで喜んでいました。

画像は入って直ぐの滝の水彩画の展示面
個展二日目(3月10日 水曜日)

今日も雨、予報も一日悪いようだ、昨夜から何か不安な気持ちになっている、朝血圧を測ると上が140である、
久しぶりに高い、どうも肩から肩甲骨にかけての張りも原因も重なっている、他に母の事も気になっている、考え
すぎて若干「鬱」なつている様な気がする、そんな事を思い考えながら実家に着いた、母、今朝は便が出て気持
ちよさそうであった。

今日のギャラリーの来訪予定は午前中大阪泉佐野市の「武さん」、夕方には名古屋市の「ごんべ絵さん」(本職
の画家)とその友人の方が来てくれる予定で「武さん」とは電話で会えないかもしれないと話した、奈良市の「Oさ
ん」御夫婦が午後から行きますと電話連絡があった。
午後1時ギャラリー到着、やはり「武さん」御夫婦は朝10時に来てくれていました。
東大阪の高橋さん、泉南市の氏原さんが来訪してくれて歓談、花屋さんから「お花」が届きました、お名前を見る
と以前嘱託でお世話になった勤め先の事務員の「Iさん」からでした、忙しく行けませんのでお花を贈りますとのメ
ッセージ、感謝です。
そして奈良市の「Oさん」御夫婦と歓談、もう一度近くの方と来て下さるそうです、その後薬師寺のスケッチ現場で
お会いした高齢の男性、一区切りが付いた時、名古屋の「ごんべ絵さん」到着、油彩の描き方について気が付い
たところをご教授していただきました、一寸した塗り方で深みが出ることが判りました、是非試してみたいと思って
います、ごんべ絵さんの知人が来訪、画廊オーナーを交えて歓談させて頂き楽しかったです。
今日は実家に帰るのが遅くなりましたが母は元気にしてくれていました。
朝の体調不良が嘘のように元気になりました。
画像は展示風景です、明日香の稲ワラのある風景、現場で描きました水彩も参考に展示しました。
ごんべ絵さん「現場の水彩画はナカナカ良いよ、油も時間をかけてもう少し塗りこむと深みが出るよ」と教えてくれ
ました。
個展三日目(3月11日 木曜日)
今日は天候も回復して良かったが冷え込んで寒かった。
午前中は訪問看護師さんが来て母を入浴をさせてくれました、9日に点滴をして頂いたのであまり息苦しそうにし
なくなりましたが、入浴の1時間は大変な様で疲れて直ぐに横になってしまいました、その後は母の衣類の洗濯
や買物、昼食、13時前にギャラリーへ
ギャラリーに到着すると母の通院する整形外科の職員の女性が2人今日は休んで来てくれたそうで「ナカナカ良
いですねと」言ってくれましたポストカードあれば欲しいと言う話になりました(ポストカード次回は考えて見ようと
思います。)、同時に県立万葉文化館(日本画展示室)にお勤めのyuukoさん親子がお花を持ってきてくれまし
た・感謝、生駒の歯医者さんの奥さんと連れ、昨年個展をしたE・R・Iの美人3人組みもお花を飾ってくれました、
中学時代のTさん(多摩美卒・京都在住、中学時代にスケッチに誘ってくれました、此れがなければ絵を描いてい
ないと思います)、その後以前の仕事仲間の大阪市の岡本さん、奈良スケッチの会の穂積さんと仲間3人、以前
桜井市の喜多美術館で個展をされた赤井さん(奈良教育大卒・天川村在住)は偶然ギャラリーに来られて再会し
ました、また初めてお目にかかる方も沢山来て頂きました、今回はパステル画が一番人気があると同時にパス
テルの用紙や材質を質問される方が多かったです、私の浅はかな知識で説明させて頂きました。
パステル面のコンサートでの演奏風景、Tさんに「あんたの人物珍しいね」・・・
18時過ぎに実家に戻りました、母も朝の入浴の疲れから回復しており安心しました。

個展四日目(3月12日 金曜日)
今日は天候も良く気温も上がり気持ちの良い一日であった。
着る物に悩む日でもあったが、面倒なので昨日の服装と同じものを着て出かけました。
実家の近くに行きますと車が増えて交通停滞、近々オープンするイオンモールが実家近くに出来た関係でJR郡
山からイオンモールに通勤すると思われる人が最近歩いています日に日に増えてきました、イオンモールは平城
京の十条遺構の上に立っていて遺跡調査で完成が遅れていました。
午前中は母の足湯と買物を済ませ、12時過ぎに出発、13時前にギャラリーに到着しました。
正暦寺のご僧侶が来てくれていました、襖絵・欄間絵を素描に行って時に個展開催のお話をさせて頂いた、お忙
しいなか観ていただいて感謝するしだいです。
次に来られた方は75歳で関水展等に出展されている三浦さんが来られました、60歳の定年後絵を始められ100
号の大作を描かれ公募展を中心に活動されています。
ネットのHP「奈良の滝」デジマンさん御夫婦、奥さんが絵に興味を持っておられて素描帳も全て観てくれました、
歓談中に高校時代の友人(名張市在住)が御夫婦で、HP「マイブーム館」の美知子さんはネットで何時も拝見し
ていますが生絵の方がヤッパリ色が綺麗ですねと言っていただきました。
定年退職後嘱託同僚でお世話になった堺市の「Mさん」が来てくれました、Mさんは何時もメールで介護や健康
について応援のメールをして頂いていて私が落ち込んだ時励ましてくれるありがたい友人です。
今回知り合いだけでなく色々な方にお会い出来て嬉しく思っています。
ただ、皆さん忙しいなか折角来て頂いて十分な話もできず、申し訳なく思っています、
久し振りに沢山の人とお話する機会に恵まれて帰る頃には少し疲れが出てきました、残り2日頑張ります。
18時前実家に帰ると母が元気で高校時代の友人が来てくれたと話すと良かったねと喜んでくれました。
今回一番人気のパステル画です。

個展5日目(3月13日 土曜日)
今日は一日曇り、予報では曇りのち晴れと思っていたのに。
午前中は何時もの通りの母の世話を昼食後ギャラリーへ、13時過ぎ到着した。
昨年の個展にも来て頂いた奈良市学園前のMiyaziさんが既にご覧になられていて座って暫らく歓談、その後以
前の仕事仲間の大阪のKurabayasi氏や何時もブログをご覧いる大阪市の「みく」さん御夫婦と娘さん一行、「ひ
げ仙人」さん、ひげ仙人」さんは「とっても声量のある素晴らしい声の持ち主」の方で「みく」さんともども熱心に絵を
ご覧いただき歓談させて頂きました、その後岸和田の黒島さん御夫婦、徳島から妻の弟夫婦が駆け付けてくれ
ました。
額装でお世話になったアイボリー画材の若店主も来て頂きました、一つ一つの絵と合うか検討をして額を選らび
水彩・パステルのマットも合わせてくれた方でそのお蔭で絵も映えて感謝しています。
午前中に来て頂いた方で芳名帳にお褒めのコメントを頂き嬉しかったです、ギャラリーのオーナーから伝言で素
描帳のカワラナデシコの模写したいと申し出がありますが・・勿論OKと回答しました。
あっと言う間に帰る時間になってしまいました、実家に帰ると母は元気で「後一日頑張り」と励ましてくれました。
画像は人気の明日香の風景です。
最終日(3月14日 日曜日)
天候は会期中一番良い、穏やかな一日であった。
例のごとく午前中母の用事を済ませて会場へは12時過ぎについた、近くの方がみえていた歓談、黙って鑑賞し
ていかれる方も多い、午後に入って案内状を差し上げていた実家の近くのご夫婦で3組、元同僚と近況の交換、
暫らく途切れて数年前に中学の絵の先生をされていた男性、ぶらりと入ってこられて「描き方を講義していただき
ました、でも帰られるときは貴方の絵と人柄が出た作品ですね」言って帰られました、終了間際に6月から生駒で
ギャラリーE・R・Iのオーナーになられる小林祐子とお友達が入ってこられ少し歓談させていただきました。
午後4時過ぎ終了、妻の兄夫婦に手伝ってもらって作品の撤去を17時に無事に済ませました、喫茶をしながらオ
ーナーと歓談させて頂き帰って来ました。

今回の個展で作品をつくづく眺めて見ますと完成度は90%ぐらいと思います、あと10%の向上精進が必要で
す、これからも公募展への出展の予定はありませんが次回はもっと絵の完成度を上げて個展を通じてより質の高
い絵を描ける様にと思っています、有難う御座いました。

画像は油彩の部での一番人気作品です。

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