＊1齢幼虫

孵化したばかりの１齢幼虫は、毛がはえているので毛蚕（けご）とも言います。

ふつう蚕は、桑の葉しか食べません。

最近は、養蚕農家の苦労を少なくする為に人工飼料が、開発されました。

品種改良によって味を感じるのがにぶい蚕も作られているそうです。

初めて幼虫に桑の葉を与える事を「掃立」（はきたて）と言います。

夜になると幼虫の体が光沢を帯びて桑を食べなくなり、頭を上にあげて、じっとしました。

これは、脱皮の準備をしています。

こうした状態を、まるで眠っているみたいなので「眠」（みん）といいます。

「眠」が始まったら４日目（２００２．７．９）は、桑をやらず、脱皮が終わるまでそうっとしておきます。

（２００２・７・１０）

頭は、黒い色をしています。

3日間桑の葉を食べ続けます。１２ミリ位になると眠に入り脱皮します。

（２００２.７.１５）

見た目にも大きくなったのが分かります。そして頭が大きくなりました。

７月１８日そろそろ１．５日の眠に入ります。