この画像はJ−PHONE SH−04のケータイデジカメで撮影しました
桜井市の東の山里。聖林寺と安倍の文殊さんの間にある高田地区。ここでは12月初の日に「高田の亥の子暴れ祭り」が催されます。
山口神社の山の神に捧げたものを奪い合い暴れまわる子供の祭です。亥の子信仰は稲の収穫が終わると田の神は山へ戻って山の神になるといいます。イノコアラシとの別称で全国各地にみられる行事ですが大和では珍しいです。
地区の小学四〜六年生までの男の子のある家が輪番で頭屋を営みます。
竹で作った格子状のお仮屋には木で作った槌、鍬、鉈、包丁などがぶら下げてあります。
2時になったら合図と同時に子供たちの取り合いが始まりました。続いてお仮屋は倒され木槌や足でメッチャクチャに壊されてしまいました。
3時には大頭屋とよばれる当屋で配膳に着いて直ぐに膳をひっくり返えしたりして蹴ったり踏んだり暴れ亥の子たちの好き放題ですね。
6時からのラストは灯明を消した後に藁束を神棚にぶつけます。(H14.12.01撮影)
お仮屋にぶら下げた鉈、鍬、包丁。。を奪取 山口神社(高田廃寺?址)
倒す 踏み倒す 木槌で潰す
神棚に捧ぐ 神妙に待つ 配膳を蹴る、汁が飛び散る、ひっくり返す、踏む
三角錐型の赤飯は持ち帰り食べる 女の子たち