笠山荒神社は土祖神(はにおやノかみ)、興津彦神(おきつひこノかみ)、興津姫神(おきつひめノみこと)の御三神を祀る三宝荒神さまです。荒神さまはかまどの神さまとして信仰されていますが、荒神さまとかまどのむすびつきは、荒神さまが不浄を忌む神さまなので清浄なところにおられると考えられています。
また、閼伽井(あかい)の行場は空海上人が高野山の建立を志して笠山にて水行をなし修めたものです。この地で不動明王を祀り荒神の分身を授かり高野にて開山すると伝わっています。この分神を野迫川村の「立里(たてり)」に奉祀し「立里荒神」と名付けたそうな。
今日28日は一月大祭で竹林寺から御輿の御渡りがありました。竹林寺は長谷寺の奥の院といわれ長谷寺本尊十一面観世音菩薩を作るとき供木をもって作られた国重要文化財の薬師如来が配意されています。
御輿奉納の方々からどうぞ上がって見てくださいとありがたいお言葉をいただいたので女性ハイカーの皆さんと県指定の文化財である十一面観音菩薩と祭事を見せていただきました。ここには橋本○○氏(○○は読めませんでしたがたぶん先々代の東大寺の橋本管長さん)の見事な書が飾られています。(謝々)
(H15.1.28撮影) |