奈良県の東の端、山添村の春日地区にある「春日神社の申祭り」です。
師走も押し迫ってきた山里で冷気をついて同社を氏神を仰ぐ大字の代表が集まってきました。
同社の創建は八世紀半ば。常陸の国の鹿島から奈良・春日大社に遷座する際に立ち寄った地。
「申祭り」の起源は定かではないですが創建後に始まったとされているそうです。
祭りは師走の申の日に秋の実りに感謝し年越しを迎える氏子たちの安泰を祈願するものです。
芸能を奉納するのは明治から続けられている「菅生春楽社:金春流」が務めています。
「翁舞」、狂言「太郎次郎冠者」等々。。近くの小学生たちも見学に来られました。(H14.12.6撮影) |