この画像はJ−PHONE SH−04のケータイデジカメで撮影しました
大塔村舟の川の上流にある惣谷の地。室町時代から伝わっている地狂言である「惣谷狂言」 が神事初めに天神社で催されます。明治後半には一旦廃絶していたが戦後県の無形民俗文化財指定を機に復活されています。
もとは10数曲あったそうだが現在演じられているのは8曲で当日はそのうちの「鬼狂言」と「鳥刺し」の2曲が演じられました。
演のあとは御供まきの餅やお菓子、舞台に飾られた”餅花”を村人や観光客がもらって帰ります。餅花は家の軒先に挿して山畑の豊作を祝うものです。
同日には惣谷のまだ奥にある篠原の地。天満神社の初天神祭に「篠原踊り」を奉納します。およそ四百年前から伝わるそうでオオカミ封じの踊りとして伝わっています。
「惣谷狂言」 同様に県の無形民俗文化財指定を受けており保存会を組織して伝え続けられています。
ふたつの行事は見物客への配慮などで開始時間を毎年交互に午前と午後に振り分けられてます。
この日は早くも”ふきのとう”が芽をだしていました。
(H15. 1.25 撮影)
舟の川の篠原で思いがけない厚いもてなししていただきました。
祭りが終わってぜひうちでコーヒーでもいかがと若夫婦の石崎さんにお声をかけていただき。
同好写真家の小写楽さんと遠慮なくあがらせていただきました。
ほっとするコーヒー。懐かしい味のよもぎ入りのお餅。暖かいご家族です。
こちらのおかあさんは篠原踊りを踊ってらっしゃてた方です。
数年前にこの地の老家を買って週末を楽しんでおられます。
ここはニホンザルや鹿が現れ急斜面の畑を荒らすんですって。
そーいや途中の猿谷ダムの道路上でニホンザルに出くわしましたわ。
今日は篠原踊りをたっぷりと見学させていただき嬉しく思います。
惣谷狂言ともやっと念願かないました。素晴らしいお祭り・行事です。
脈々と続けていくことが難しい時代ですがこれからも続けられることを願っております。
帰りはおかあさん手作りの美味しい梅干にダイコン漬け等もいただきました。
また、篠原へたどり着くことができましたのも小写楽さん車(タイヤチェーン付き)に
乗せていただいたおかげでございます。(感謝)
今日の一日の思い出はこのページをもって御礼申し上げます。