表紙の花


ルクリア

アカネ科ルクリア属
常緑低木
学名:Luculia pinceana
和名:アッサムニオイザクラ
別名:匂い桜(においざくら)
原産:インド・アッサム地方、ヒマラヤ、中国雲南省

秋から冬になけて馥郁とした香りと、優しい色と形の花を咲かせる。
この花の傍をそうとは知らずに通りかかると、思わず足を止めるくらいの芳香…
なのだが、オンライン検索をしていると
「『匂い桜』という名だが、いい匂いはしなかった」というページもあり、
人の五感とは実に様々なのだと感じる。

アッサム匂い桜 の余談。*アッサム紅茶のおはなし*

アッサムを辞書で引けば・・・
『インド北東端部の州。ヒマラヤ山脈南東の丘陵地帯にあたり、
世界最多雨地帯のひとつ。州都ディスプール。
世界的な茶の産地。
とある。
紅茶の産地として地名は良く知っていても、どこにある地方なのかと問われれば、
その返答は甚だ心許ない。

紅茶の種類は多種多様で、銘柄(?)はもとより、茶葉を摘む季節によっても
味に違いが出るらしい。日本の緑茶だってそうなのだから、当然と言えば当然だ。
「アッサム」は濃く紅い水色(すいしょく、と読む)で、強い味わいの紅茶で
牛乳との相性がよく、ロイヤルミルクティーには最適。
ストレートで飲むよりもミルクティーが好きという向きにはお勧め。
タンニンを多く含むため、アイスティーにするとクリームダウンと呼ばれる現象が起きやすい。
タンニンとカフェインが温度変化で結合し白く濁る現象が起きるのだそうだ。
おいしく飲もうとしているそばで、濁ってしまった紅茶を前に
さてどうしたものか、と迷った経験は誰しもあるのでは?
見た目は悪く、ちょっと戸惑ってしまうけれど、身体に害はない。


美しいお花を愛でながら、美味しい紅茶をいただく…なんていう
とっても豊かな時間が毎日でもあるといいなぁ、と思う今日この頃だ。