かけっこ、EKIDEN
                    2002.6.2 東山裕一


小学校時代は、スポーツの得意な男子が女の子にもてるというのは今でもそうですか。  それとも最近ではカッコいい子、すなわち見栄えの方が大事なんでしょうか。

私は小さい時から体が小さく運動神経も鈍くて、運動会が近づくと憂鬱でした。 徒競走はいつもビリに近いからです。 反対に、兄貴は小柄ながらも運動大好き。 運動会当日、早起きして家の周りで足慣らししている様子は、私の理解を超えていました。

時を経て私も3人の子の親となり、今度は応援目的で小学校の運動会に何度となく通いました。 子供に聞けば、徒競走の事前練習で、ほぼ同じ速さの子どうしが同じ組になるようにグルーピングするらしいです。 家族への配慮、あるいは子供が卑屈にならないようにとの配慮かもしれませんが、これはやりすぎですね。 昔のほうが、自分は何が得意で、何がだめか、早い時期から自覚できて良かったと思います。
結局、子供の運動会で本気で楽しめるのはリレーだけでした。 クラス対抗や色別対抗の俊足ぞろいの競争で、結構エキサイトしました。 これを長距離にした「駅伝」は、今や世界的なスポーツになり、外国でも"EKIDEN"で通じます。 個人プレーでなく、完全なチーププレーでもない独特のスポーツですが、正月の箱根駅伝をはじめ根強い人気があります。 個人がそれぞれにいい仕事をし、その集合体として大きな成果を生む、というところが現実の社会生活に近いからかもしれません。

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