Sin, Cos何になる?
                    2004.10.24 東山裕一


♪「一夜一夜にひと見頃(√2)、富士山麓にオウム鳴く(√3)、サイン・コサイン何になる...」という"受験生ブルース"が37年前にはやりました。 今でいう"団塊の世代"が大学の受験地獄を経験していた頃の話です。 当時は一種の自虐的ジョークとして流行したように思うのですが、その後の少子化で競争意識が減少し、本気でそう思う子供が多いような気がします。 理系離れが進んだ遠因かもしれません。 最近になって、理系離れに歯止めをかける方策が議論されだしたことはせめてもの救いです。

日本は小さくて鉱工業資源もなく、あるのは人的資源だけなのに...。 教育(家庭教育、学校教育)を根本的に見直さなければ日本は滅ぶのではないかという妄想も沸いてきます。

ところで、日本人なら誰もが小学校で九九を覚えるのに苦労したと思います。 これが一生役に立つことには異論はないでしょう。 しかしインドでは2桁の掛け算を暗記しています。 何年生でどの桁を覚えるのかまでは知りませんが、最終的には22×20まで覚えるようです。 さすが「ゼロ」を発見したインドらしく、また世界の商人(華僑に対する印僑)たるゆえんかもしれません。

いくら記憶していても発想力がなければ新しいものは生まれない、ということも事実ですが、発想のベースには必ず知識が必要です。 日本の子供たちも、構える必要はありませんが、決して怠けることなく自然体の努力を続ければ、未来は必ず輝くと確信しています。
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