過去の戒め・未来への希望
第3話後編・強大な力の前で(ヤルノ視点)




アルエス「敵はかなりの力の持ち主です・・」
ヤルノ「俺に任せろ!!」
アルエス「え・・?;ヤルノ・・さん?」
きらら「ひとがかわったみたいなの〜」


・・・先手必勝か・・


ヤルノ「アクアセイバーっ!!!!」



ザシュッ


リース「当たった!?」

ヤルノ「・・・いや・・」


今・・避けられたか・・・


アピッド「おい、何処に向かって攻撃してんだよ」

ヤルノ「な・・・」

やつは俺の攻撃した反対方向にいた・・


アピッド「攻撃ってのはこういうのを言うんだよ!!」

やつが剣を振り下ろした・・

間合いは十分にある・・・筈だった・・。

ヤルノ「!!くっ・・・・・」

カンッ・・

俺の膝を剣がかすめ方膝をついてしまった
血が滲み出る・・


アピッド「お、何とか避けたか・・ま、実力は一応それなりのものらしいな・・」

キンッ!!

アルエス「っ・・・」

アピッド「それで隙をついたつもりか?」

!!・・アルエスの剣が止められただと!?

きらら「みんなみみふさぐの〜!!!」

アルエス「!!」

あわてて耳を塞ぐ

きらら「ようせいのこもりうた!」

アピッド「・・くっ・・眠らせようってか・・」

アルエス「虚空っ!!」

ザシュッ!!

怯んだ隙にタイミングよくアルエスが攻撃!
あたったみたいだ・・

アピッド「ぐ・・・」

アルエス「これで・・」
きらら「あるえすさんにげて〜!!」
アルエス「え?」

ざんっ

きららの声に反応してアルエスがぎりぎりの所でよけた

アピッド「これくらいで倒した気になられちゃ、たまんねぇな」
アルエス「たしかに当たったのに・・・」
きらら「きららのようせいのこもりうたでねむらなかったひとははじめてなの〜」

やはり一筋縄ではいかないか・・俺も加勢して・・・

ヤルノ「っ・・・・」

さっきの傷が・・・

リース「ヤルノ、今のうちに手当てを・・」
ヤルノ「あ、ああ・・」
リース「星達の歌声・・」

ぱぁぁぁ・・

ヤルノ「傷が癒えていく・・」

さっきまで血が流れていたのに・・

リース「はい☆これでかんりょ・・・・っ!?」

どさっ

ヤルノ「リースっ!!」

アピッド「ちっ・・癒しの力を持つ奴は面倒だから先に始末しないとな・・」

きらら「りーすさんっ」
アルエス「・・何とか致命傷にはならなかったみたいですが・・」
ヤルノ「リース、お前らが見とけ。」
アルエス「ヤルノさんっ!?」

アピッド「無駄だと解っててもまだくるのか?」
ヤルノ「黙れ!」
アピッド「じゃ、望み通り殺してやろうか・・・」

ヤルノ「フレアストライク!!」

バシバシバシッ!!

奴との実力の差は明らかだった・・
わかってた・・
だけど・・

ここで引ける筈が無かった・・

アピッド「っ・・・なかなかやるな・・しかし・・・」

ザシュッ

アピッド「相手が俺だったのが不運だったな・・」

ヤルノ「くっ・・・・・」

アルエス「ヤルノさんっ!!」
きらら「酷い傷なの〜!!」

悔しい・・
自分の無力さに腹が立ってくる・・・
・・・駄目だ・・もう何も考えらんね・・
視界ぼやけてきた・・

アルエスときららが駆け寄って・・
馬鹿・・巻き込まれるっての・・・

アピッド「死ね!!」


・・・・・・これで・・終わるのか・・・


『貴方の力はそんなものでは無い筈です!!』


・・・声・・?エレ・・・ン・・・・


目の前が真っ白になって・・
その声だけが頭に響いてた・・・





関谷いくみ
2001/08/22(水)12:57:34 公開
http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Brush/1294/
■この作品の著作権は関谷いくみさんにあります。


■あとがき
雨がザーザー言ってます・・
今日はハレ○ゥの発売日なのに・・(関係ないし)
えっとえっと前回の質問ってのはあらすじに書いた
挿絵についての話なのです・・
あと容姿でもっと付け足すところがあれば・・と。
戦闘シーンへたれです・・;文才がほしい・・
というかシリアスだな〜・・と・・
もっとコミカルにいきたいのに・・
両立できる才能がない・・(死)
まぁ、仲間全員集まったらワイワイがやがやになると思いますが・・


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