「星空を見よう」 in 郡山中学校 2003年8月24日

                                         レポート by高垣

 火星最接近も近づいた8月24日、郡山中学校で近隣の小中学生を対象として、火星観望会が実施されました。昼間の晴天とはうって変って、いじわるな雲が全天を覆ってしまいました。まず見えたのは天頂のベガだけ! 夏の大三角も見えん! そのうち、西の空にアークツールスが・・・! 見えたのはこの二つ星だけ! ありゃー、なんちゅー天気や! 天気予報は当たらん! 仕方がないから、望遠鏡の説明でもしよう! 「えー、これが反射式、前からのぞいたら、あんたの顔が大きく見えるでー!」行列がぞろぞろ・・・。説明する望遠鏡の回りにひとだかりでした。それでも、お天気はよくならない・・・。

 参加者120名のうち、2/3以上が帰ってしまったころ、東南の空に赤い点が! 「ほれ、みなはれ! 天体観察は辛抱と根気やいうたやろ!」「ほんまやー!」残り物に福ありでした。残った人たちはお得でしたね。

望遠鏡紹介その1
 
森下先生のレッドスター号です。ビクセンの10センチ反射輸出向け鏡筒です。日本ではおめにかからない色ですね!

*経緯台仕様で、バンドはなんと自作木製です!
望遠鏡紹介その2

 吉村先生のミザール15センチです。非常にきれいです。年代ものの望遠鏡ですが、お宝ですね。^^v

*この当時、15センチ反射をもっているということは大変なものだったんですよ!
 アップで見てみましょう! いやー、ごっついですね! この当時のモータードライブは高かったぁ!
望遠鏡紹介その3

 おお! 珍品だ! カートン4センチF20登場! お父さんが小学校の時に買ってもらったとのこと!

*覗いてみたら、見えん! あー! アイピースにはカビがごってり! 対物レンズにもカビだー! 接眼レンズはだめだろうけど、対物レンズは何とか救済できるかも!

*お父さん、掲示板に書き込んでください! 近くやしなんとかしてあげるで!
 アップでみていただきましょうか! オー! アンティーク!
望遠鏡紹介その4

 おなじみ、元祖きりんさん、20cm屈折です。観望会はこんな感じでした。「でかい望遠鏡やなー!」
望遠鏡紹介その5

 ビクセンの珍品、アスビット直視型です。一体何台作ったのかな。あまり見かけませんね。

*スタッフしていただいたのは山辺先生です!^^
望遠鏡紹介その6

 会場に望遠鏡持参で来てくれた大場君、ファインダーがずれていたので、修正してあげました。そのあとは自分で火星を見て楽しんでくれたようです。

*望遠鏡の仕様は5センチF600ミリでした。アイピースを代えると良く見えるようになるよ! 架台もきりん型にすれば、がっちりとすると思うが・・・・!

*お母さんから、メールいただきました。自分の望遠鏡で火星が見れてよかったですね。^^v

 このほかには、米田さんのNINJAが来ていたのですが、なにぶん忍者なので、暗くなってからは写りませんでした!^^; ほかには、8センチ屈折、12センチシュミットカセグレンなどでした。スタッフのみなさん、ご苦労様!