その3(コネタの製作:2003年!とにかくなんか作るぞ−!Part2)


    3月9日(日)森下先生からレッドスターの画像がきました!

 ネットで反射鏡筒を手に入れられた森下先生から画像が来ました! とりあえず、カメラ三脚に取り付く鏡筒バンドを合板で作ってあげたのですが、きれいにニス塗りされてます! これをドブタイプにまとめるか、オフセットきりん型にするか、ちょっと楽しみです。名前はレッドスターとなったそうです。
 鏡筒の赤は深みがあるいい色です。国内ではみかけませんねぇ! アメリカ向け輸出仕様の由

    4月3日(木)チタン鏡筒の20cm屈折にびっくりだ!

 ネット上でお友達になった加藤さんからチタン鏡筒の20cm赤道儀の画像をいただきました。いやー、すごい望遠鏡です。レンズはアクロマートだそうです。なんか、きりんさんの親戚みたいでうれしいです。
 おお! この圧倒的存在感! 鏡筒は分割できそう! さては、加藤さん、移動する気ですな? どっかの観望会でお会いしましょうね!

    4月27日(日)こんな本が出てきたよ!

 連休突入にあたって、2階の「恐怖の望遠鏡部屋」を片付けることに! 実は、次女から「自分の部屋が欲しい!」という要求が出はじめたのだ。「う〜む、地上げやで、これは!」とりあえず、ジャンクパーツの山を整理して1Fの和室に移すことにした! 出るわ出るわ、レンズやら赤道儀のギアやら、三脚やら、フレキシブルに、ネジ類・・・・。てんやわんやで整理して、あ〜あ、ようやく部屋の3分の1が片付いただけ!

 ところで、こんな本が出てきたよ!
 天体望遠鏡を持とう(岩波書店;絶版)
 冨田弘一郎先生著、1984年第1刷 1600円

        
 いや〜懐かしい! 古本屋で買ったのが’88年位かな? この本で天体への情熱が再燃した記念すべき本だ!
 木工で作る架台というのがあった! きりんさんシリーズと似ていますねぇ。オフセットのフォークマウントということは注目!

 しかし、耳軸はボルトだし、鏡筒からオフセットしているし、操作性はよくないでしょうね! ほんの少しの工夫とバランスの確保でずいぶん使いやすくなると思いますよ!

    5月5日(月)きりんさんを出してみました!

 今日は連休最終日! 明日からは仕事ぉ! なんだか憂鬱ぅ! そうだ! 天気もいいし、ひさしぶりにきりんさんを出そう! 来週は「大江山で星を観る会・春」! 試運転もかねて、がんばってみようか!

 まずは車庫のうしろから、」三脚に巻いたブルーシートをはずし、うんこらしょっと!さて、国際光器のご依頼で、これを作った時には勢いもあって、ちっとも苦痛ではなかったが、どうも体力の低下著しい! 三脚までは自分で組むことができるが、鏡筒を乗せるのは長女に手伝ってもらった。きっつ〜! 個人の所有物としては限界の大きさでんな〜!

 夕方の細い月を顕微鏡改造の双眼装置で眺めて見る! う〜ん、すばらしい! さすがは20センチじゃぁ! 引き続き、中古で手に入れたツアイスの味見・・・! う〜ん、ええのぉ! ついでに、性能の読みきれていないクロマコアもつけてみよう! おおおお! 色収差が少ない! 木星の周りにまとわりつく青〜紫のハローがほとんどなくなってしまうではないか! すんごい! でも少し残っているので、位置の調整は必要かな?
 三女木星を見るの図、さすが、元祖きりんさんはでかくて迫力満点だ! でも、彼女は自在にこれを操ります。きりんさんのメリットはだれでも操作簡単ということかな!

    7月26日(土)大淀町子供サークル観望会!火星を見るぞぉ!

 今日は大淀町子供サークルの観望会! 春、桜のきれいなころに観望会の計画だったのですが、せっかく現地に行ったのに、お天気が悪いし、挙句の果てに天気予報に反して、雨まで降り出す始末! 高橋さんや四方さんが持って来てくれた天体写真をネタに、大じゃんけんポン大会をやったのは懐かしい思い出です。今日はそのリベンジです!

 現地には夕方4時前にとうちゃくしました。機材はメインのきりんさん、そして、5センチコルキットのひまごきりんでした。高橋さんは宮内10センチ双眼鏡、森下先生はレッドスターこと、10センチ反射での布陣でした。心配したお天気の雲があったのの、かなり色々見ることができました。

 望遠鏡や双眼鏡で見た天体は、こと座のベガ、M57リング状星雲、白鳥座のアルビレオ、牛飼い座のアークルールス、さそり座のアンタレス、M4球状星団、いて座の球状星団M22、M8干潟星雲、ヘラクレス座の球状星団M13、北極星とその伴星、大熊座のミザール(北斗七星)、アンドロメダ座M31、ペルセウス座二重星団(h−χ)、おうし座のM45(すばる)、M7、M6の散開星団いやー、今年になってはじめてのリッチな観望会でした。大淀町の空もよかったです。

 子供たちの楽しそうな顔をみてやってください。役員さんたちのメンドー見がいいのにもおどろきました!
 大淀町の空はすばらしかった! 今年初めて天の川を見ました。

                  
(画像提供:星くらぶM57 高橋氏)
*ファインダーを忘れるは、脚立を忘れるはで、一時はどうなるかとおもったのでしたが、事なきを
 えました。協力いた だきました高橋さん、森下さん、そして、北野子供サークルの皆さんに感謝
 です。

*20cm屈折で見た火星はすばらしいものでした! 超大接近、これからが楽しみです。

    8月22日(金)アポダイジングスクリーンを作ったぞ〜!^^v

 明日は、加茂町プラネタリウムで昼間は望遠鏡製作教室、夜は夜中まで観望会! あさっても郡山中学校で火星観望会! 夏休みはハードです! さて、今夜は泥縄で20cmきりんさん用のアポダイジングスクリーンをつくりました。
 倉庫にあった網戸の残材と娘からもらったファイルを材料にして作りました。製作時間は約30分! さて、性能確認は火星を見てから!

    8月24日(日)郡山中学校で火星観望会だぁ!^^v

 昨夜のつかれもそこそこに、夕方から郡山中学校で観望会でした。今日の助っ人は森下さん、山辺さん、村上さん、吉村さん、他1名でした。(お名前確認しておけばよかった!)

 夕方から急激に天気が悪化して、一面の雲!見えるのはベガだけという状況になり、だいぶ待ったのですが、参加者約100名のうち、大体2/3以上が帰ってしまったあとに火星が見えました。残り物に福がありますねぇ。帰った方は残念なことでした。

 「わー、なんやこれ! このでかい望遠鏡、見せて
くれんのん?」
 「そやで!これでみるんやで。」
 きりんさん望遠鏡は子供たちに大人気でした!
 山辺先生、双眼望遠鏡で活躍中の図
 「火星、丸くみえるやろ?」
 「うん、でも、ちっこいで!」

*いやー、すみません。焦点800ミリに25ミリのアイピースで、倍率は32倍、ちょっと小さすぎたかな?
スタッフ、ご苦労様でしたぁ!

    8月25日(月)あしびが丘子ども会火星観望会

 一昨日の加茂町での望遠鏡製作教室と夜の火星大観望会、昨日の郡山中学校観望会、そして、今夜は地域の子供会での火星観望会と連続であります! でも、せっかくの機会、子供たちにも、お母さん方にも喜んでもらえましたよ!
 「わー、すごい! この望遠鏡でみるの?」
 
 「そやで、きりんさんという名前あるねんでぇ」

 やっぱり、きりんさんは子供たちの人気物です。
 「はい、脚立から落ちんといてやー!」
 
 「わー、すごいー! 火星が見えるで!」
 「次はボクやでー、はよ、みせてぇな!」

 「わかったるがなぁ、まっとけよー」

 きりんさんと、このひまごきりんを持っていったのですが、小さな子供たちには自分でも扱えるこのひまごきりんも人気でした。