帝王の時代

- IMPERIAL AGE -

■ 文明の特性を生かした戦い

帝王の時代まで来ると、細かい駆け引きよりも、これまでに築いてきた内政と軍隊の力が試される事になります。全てのユニットとテクノロジーが出揃い、勝敗を決める、本格的な総力戦が展開されるのです。

ゲーム序盤では、内政に関する文明特性が、大きなウェイトを持っていましたが、この時代では、軍事的な特徴が戦闘に大きな影響を与えるようになります。この時代での戦闘で勝利するには、それぞれの文明の得意な戦法を用いることが重要です。また、相手の得意な戦法を封じるような戦い方をすることも重要です。AoCでは、ユニークテクノロジーが追加され、AoKよりも各文明の特徴が顕著に現れるようになりました。自分が用いる文明の特徴を理解することは当然ですが、相手の用いる文明の特徴も理解しておき、相手の文明特性を封じ、自分の文明特性を生かしていくような戦いを心掛けましょう。

■ 徴用の研究

帝王の時代での戦闘は、大規模な総力戦となってきますので、少しでも多くのユニットを作成しておきたいところです。そこで、ユニットの作成速度が飛躍的に上昇する徴用は、帝王の時代に入り次第、研究するべきです。代表的なユニットの作成速度の変化は以下のようになります。

代表的ユニットの作成時間
ユニット名通常徴用ユニット名通常徴用
剣士2116槍兵2217
射手3526散兵2217
斥候3023騎士3023
らくだ騎兵3023砲撃手3426

■ 遠投投石機が勝負を分ける

帝王の時代から、新たに遠投投石機が作成出来るようになり、戦術が大きく変化します。これまでの時代では、敵の建物を破壊する為には、敵の防衛範囲内に入る必要があり、攻撃側のリスクが大きなものでした。しかし、遠投投石機の登場で、敵の防衛範囲外からの攻撃が可能になり、敵の建物を破壊するときのリスクがほとんどなくなります。逆に、防御側は、遠投投石機を破壊するために、敵の待ち受けるところへ突撃するなどのリスクある行動を強いられることになります。突撃するリスクは、非常に大きいので、防御側も遠投投石機を保持しているときは、遠投投石機で応戦した方が被害が少なくてすむ場合があります。遠投投石機の撃ち合いで負けないためには、町の人を同行させて、ダメージを受け次第、補修するようにしましょう。また、学問所で包囲攻撃技術を研究すると、遠投投石機の能力が、射程+1と建物への攻撃力+20%になります。一度組み立てると、移動に時間がかかる遠投投石機では、射程1の違いが大きな影響を与えるので、遠投投石機を使う場合は、必ず包囲攻撃技術を研究するようにしましょう。

■ 射手系ユニットの戦法

射手系の編成をしている場合、敵の突撃を待ち伏せる状況を作ることは、特に重要です。なぜなら、射手系ユニットのメリットは、敵の突撃を待ち受け、それを一方的に攻撃できることにあるからです。待ち伏せる状況を作るのに、最も効果があるのが、遠投投石機で敵を攻撃することです。そうすることで、敵に突撃せざるを得ない状況を作れることができます。また、射手を使うにあたって、注意しなければならないのが、騎士などの突撃によって陣形を崩されないようにすることです。それを防ぐために、槍兵系ユニットなどを用意しておくとよいでしょう。また、遠距離攻撃からは、ほとんどダメージを受けなくなる破城槌に、どう対処するかも大きな問題になります。破城槌にユニットを乗せて近づかれると、射手系の利点を生かすことが出来なくなるからです。そこで、破城槌をくい止めるために、騎士系ユニットや投石機を補助に出す必要がでてきます。

■ 少しでも多くの金を確保する

帝王の時代にくると、高価なユニットを作成することが多くなり、多くの金が必要になります。そこで、市場で資源が値下がりする前に、早めに資源を売却してしまうと効果的です。また、金を増やすのに、交易も有効な手段のひとつです。ただ、荷馬車は無防備なので、十分な防御態勢を整えてから、交易を始めるようにしましょう。このとき、隊商を研究しておくこおとで、交易の効率が飛躍的に上昇します。また、聖なる箱を集めることで、大量の金を生み出してくれます。これらを有効に利用して、少しでも多くの金を集めることは、ゲーム勝つことに直接繋がってきます。

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