大谷山

 奥マキノ 大谷山  

メンバー L:藤田、竹内、小出、早川、大坪、岩田(徳)、水野

1/17

JR京都駅21:45発の電車でマキノ駅22:53に到着。毎年、勝手にお世話になる駅の駐輪場にテントを張る。ここの駐輪場は、立派な屋根付の広い建物でテントを張るには申し訳ないような快適なところだ。
 

1/18

〈 マキノスキー場7:40 尾根の取り付き8:25 大谷山取り付き9:25 主稜線12:10 大谷山頂上12:10 12:40  寒風13:20  マキノスキー場14:50 〉

マキノ駅前を7:15発のマキノ高原行き湖国バスに乗る。駐輪場にテントを張りこのバスに乗るのは、この数年間毎年繰り返しているパターンだ。マキノスキー場でどこから登れば一番いいのか尾根を観察するが、今ひとつよくわからない。第3ゲレンデの端を登り途中から林道に移る。尾根に取り付ける場所を探すが適当な所がなく、しばらく歩き小沢を登ることにする。つぼ足で登り始めるが、雪が深く早々にワカンを履く。一汗かいて尾根上に出た後に、下る場所を探しながらしばらく尾根上を歩く。地図上で大谷山の頂上につながる小尾根と目される対岸の尾根の末端を目指し、杉林の中を適当に下る。下ってみると取り付こうと思っていた尾根は、しばらく杉林の中を登ることになり、魅力的に見えなかったので、ひとつ上流の小尾根を登ることにする。この尾根も杉林から登ることになるが、早々に二次林へと変わってくる。藪がうるさい所が時折現れるが、登高をさえぎられる程の激しさではない。左上方に白い頂が見えた後に、藪がいっきになくなり、大谷山頂上のすぐ北側の主稜線にでる。視界がいっぺん開き、360°の展望となる。琵琶湖の全面が雲海の下となり、その向うに伊吹山の姿が現れている。足元に目をやれば、雪面に美しい風紋が描かれている。自然は偉大な芸術家だと大感動してしまう。大谷山の頂上でしばらく感動に浸りながら休憩をとり、下山することにする。主稜線を一度下り、緩い登りをしばらくこなせば寒風に至る。ここからは、トレースもしっかりと付いていて気楽な道だ。スキー場を目指して一気に下る。時間もたっぷりあるので、マキノ高原温泉「さらさ」で体を暖めて帰途に着いた。

主稜線にでる  雲海の向うに伊吹山  

頂上斜面の雲海   大谷山から寒風方面

主稜線を行く   寒風から赤坂山方面



OTANIYAMA CHIZU.GIF - 53,784BYTES