鈴鹿峠から那須ヶ原山、油岳

鈴鹿峠〜高畑山〜那須ケ原山〜油日岳




メンバー L:TAKA、北岡、斉藤、飯田、竹内、井岡、市川、山田、岡本、十川、藤原


10/11

郡山三の丸会館7:00  鈴鹿峠駐車場8:20

鈴鹿峠駐車場8:35  ナイフリッジ9:25 高畑山9:55  溝干山10:35  坂下峠10:50 | 11:00  唐木山11:45  那須ヶ原山12:40 | 13:15  三国岳14:25 油日岳15:10  林道終点15:40

林道終点15:50  花風香の湯16:10 | 17:00  奈良19:20

   台風の所為で谷川岳と巻機山への山行が中止になったが、台風一過の晴天を当てこんで、急遽鈴鹿最南部縦走を計画。11名ということで、北岡さんが手際よくマイクロバスをチャーターしてくださった。
名阪から1号線に入り、三重・滋賀県境の鈴鹿峠、万人講常夜灯のある駐車場で下車。ここにはトイレもあり、身支度後スタート。バスの運転手さんには、2:30に参詣橋へ出迎えをお願いした。

   周囲は茶畑など田園風景が広がるが、すぐ登山口の道標に従い山道に入る。田村神社旧跡(標識だけで何も無い)から左へ少し行った鏡岩に立ち寄ったあと、再び登山道を高畑山目指す。急登を行くと、ナイフリッジと呼ばれる場所に出る。細い道の両側の笹が早朝に降ったらしい雨で濡れていて、下半身がびしょぬれになってスパッツを付けた。このあたりから先は、時にボロボロくずれやすい地質の痩せ尾根があらわれ、小さなキレットを幾つも越えるたび結構緊張するし、急登を登り切ったと思ったら、今度は滑り台のような下りの繰り返しで、7〜800mの山にしてはとても歩き応えがある。

   高畑山頂や縦走路からは、北東に御在所岳や鎌ヶ岳、北西に琵琶湖、南は関の街を望める。シロヤシオやシャクナゲ、リョウブなどの自然林が多く、紅葉には早いが、紅葉時や春の花の時期はさぞ素晴らしいだろうと思われる。

   当初は、鈴鹿峠から那須ケ原山まで縦走し、そこから参詣橋に下山する計画だったが、渋滞にもあわず朝8時20分には鈴鹿峠に着けたこと、那須ケ原山頂に、12:40に着いて時間の余裕もあり、お天気も良かったので、幸い携帯電話で運転手さんに下山路変更の連絡もつき、油日岳まで足を伸ばすことに。

   結局、この後半の縦走路のほうが厳しかったのだが、変化と緊張感のあるコースと好天のためか、時間的な長さも気にならなかったようだ。油日岳からの下山路もズルズル滑りやすい急下降で、ロープにつかまったりしながらあっという間に「最後の水場」も通り過ぎ、沢に真新しい堰堤のある場所に出る。この前来た時にはなかったのにと表示を見ると平成13年とあり、時の経つのは早いなとつくづく思う。そのあたりまで林道が来ていて、マイクロバスがチャンと待っていてくれた。

   帰りは油日の近くの「花風香の湯」、温泉ではなくハーブ湯だが、新しくゆったりしたお風呂で汗も流し、ビール一缶飲んで、おまけに宣伝販売の足揉み機で足まで揉んでもらって極楽極楽。

          

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痩せ尾根の縦走が続く

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唐木山への登り


那須ヶ原山頂上で、記念撮影